フリーダイヤル フリーダイヤル0120-160-128

受付時間 9:00-19:00(日祝除く)

email オンライン査定 >

ファクタリングコラム

クレジットカード債権はファクタリングに活用できる?特徴をわかりやすく解説

ファクタリング

2023年7月6日

キャッシュフローが悪く経営が苦しい方やクレジットカード会社の入金サイトが長くて困っている方はいませんか?
入金日程をクレジットカード会社と交渉しても、希望通りになるとは限りません。
そこでおすすめなのが、決済代行会社に請求する債権を利用したファクタリングです。
この記事では、クレジットカードの債権を早く現金化する方法や、ファクタリングに活用するメリット・デメリットを解説します。
今すぐに現金が必要な方は、ぜひ参考にしてみてください。

クレジットカード債権によるファクタリングとは?

そもそもファクタリングとは、売掛金をファクタリング会社に売却して現金化する方法です。
売掛金の買取は建設業などBtoBで利用されるケースがほとんどですが、飲食業などのBtoCでもファクタリングを利用できる債権がクレジットカード債権となります。
BtoCでも、クレジット決済会社に請求する債権であるクレジットカード債権を活用すれば、ファクタリングの利用が可能です。
それでは、クレジットカード債権を活用したファクタリングの特徴やファクタリングの利用が向いている職種を紹介します。

クレジットカード債権を利用したファクタリングの特徴

クレジットカード債権のファクタリングの特徴は、信用度が高い点といえます。
理由としては、クレジットカード決済会社の倒産率が低く、売掛金の貸倒の危険性が低いためです。
つまり、クレジットカード債権を利用したファクタリングは債権を回収しやすく、未回収リスクが比較的低いといえます。

ファクタリング利用が向いている職種

ファクタリング利用が向いている職種として、オンラインショッピングサイトが挙げられます。
なぜなら、多くの決済をクレジットカードに頼っているためです。
クレジットカードの売掛金の現金化は遅いため、キャッシュが必要な場合にはファクタリングは有効な手段といえます。
飲食店もクレジットカードの利用が多いため、クレジットカード債権を活用したファクタリングの利用が向いている職種のひとつです。
最近では、現金決済から電子決済やクレジットカード決済が増えているため、ますますクレジットカード債権によるファクタリングが活躍する可能性が高いといえます。

ファクタリングと銀行融資の違い

ファクタリングと銀行融資はどちらも資金調達方法のひとつですが、以下のような違いがあります。

<ファクタリングの場合>
・即日での資金調達が可能
・売掛債権を発行した相手から信用力を審査
・担保や保証人は不要

<銀行融資の場合>
・資金調達までに数週間から数ヶ月かかる
・融資を申し込む会社信用力を審査
・担保や保証人が必要

それでは、ファクタリングと銀行融資の違いをみていきましょう。

資金調達にかかる日数が違う

ファクタリングと銀行融資では、資金調達にかかる日数が違います。
ファクタリングの場合は最短で即日に現金を受け取ることが可能です。
遅くても1週間以内に融資を受けられるため、素早く資金を調達できます。
一方で、銀行融資の場合は、最低でも資金を得るまでに1ヵ月弱から数ヶ月もかかるため、ファクタリングに比べて素早い資金調達ができません。

融資するための審査方法や基準が違う

ファクタリングと銀行融資では、審査方法や基準がまったく違います。
ファクタリングの場合、取引の相手の信用力をもとに審査。
たとえば、取引相手がクレジットカード決済会社のように大企業なら、資金力が高く支払い能力も高いとファクタリング会社は判断するためファクタリングの利用は比較的簡単です。
中小企業や無名の企業の場合であっても、売掛先の信用が高ければファクタリングを利用できる可能性は高いといえます。
一方で、銀行融資の場合、融資を申し込んだ会社が審査の対象です。
つまり、申し込んだ会社の資金力や借金など支払い能力があるかどうかを判断します。
資金が多く借金がない場合は、信用度が高く評価されるため、銀行融資を受けやすいです。
逆に借金が多かったり、支払いの延滞が記録されていたりすると、銀行から融資を受けにくくなります。

保証人や担保がファクタリングには不要

銀行融資と違って、ファクタリングでは保証人や担保が必要ありません
なぜなら、相手の取引先の信用度から融資を判断するためです。
そのため、保証人や担保の必要がなく、簡単に資金調達ができます。
一方で、銀行融資の場合は、保証人や契約書などの手続きをしなければなりません。
すべての項目を満足させて、資金を得るためにはファクタリングと比べて時間がかかります。

クレジットカード債権をファクタリングするメリット

クレジットカード債権のファクタリングのメリットとして以下が挙げられます。

• 現金化が早い
• 貸借対照表に影響を与えない

それでは、各メリットを解説します。

現金化が早い

ファクタリングのメリットの1つとして現金化が早い点です。
クレジットカードで取引をすると、お金が入金するまでに1ヵ月もしくは数ヶ月もかかります。
クレジットカードで売り上げがある場合、通常だと来月もしくは再来月に入金される仕組みです。
そこでファクタリングを利用すれば、数日程度で現金を得られるため、今すぐにその売り上げ金を使いたい場合に適したサービスといえます。

貸借対照表に影響を与えない

ファクタリングは、クレジットカード債権を早期現金化できるだけでなく、利用しても貸借対照表に影響を与えません。
影響を与えない理由として、ファクタリングは借入金として扱われないためです。
ファクタリングは売掛債権を現金化する行為であるため、貸借対照表に負債項目を書く必要はありません。
借入金の項目が貸借対照表に入ってしまうと、財務バランスが悪いと判断され、信用会社から受ける信用が落ちます。
資金を得たいが借入金として勘定したくない場合は、ファクタリングがおすすめです。

クレジットカード債権をファクタリングするデメリット

クレジットカード債権をファクタリングするデメリットとして以下があります。

• 債権の譲渡ができない場合がある
• ファクタリング会社へ手数料を払う必要がある
• 資金を売掛金以内でしか得られない

それでは、各デメリットをみていきましょう。

債権の譲渡ができない場合がある

必ずしもファクタリング会社がクレジットカード債権を買い取ってくれるとは限りません。
ファクタリングを利用する際に制約を設けてある場合があり、売掛金をファクタリング会社に渡すことができない可能性があります。
ファクタリングをおこなう場合は、債権譲渡禁止条項の確認が必要です。
債権譲渡禁止条項が設定してあると、3社間ファクタリングが利用できない可能性があります。
債権譲渡禁止条項を無視して売掛金を譲渡すると、クレジットカード決済会社から加盟店の契約を解除される可能性があるため注意が必要です。

ファクタリング会社へ手数料を払う必要がある

クレジットカード債権含めファクタリングを利用するには、ファクタリング会社に手数料を支払う必要があります。
売掛金を現金化する際は何%かの手数料が発生し、場合によっては、手数料が10%以上もかかるため注意が必要です。
たとえば、売掛金が10,000円だったとして、手数料が3%であった場合、300円引かれた金額額の9,700円がキャッシュとして入金されます。
ファクタリングを利用する場合は、各ファクタリング会社の手数料を比較することが重要です。

資金を売掛金額内でしか得られない

資金を売掛金額内でしか得られない点も、ファクタリングのデメリットといえます。
ファクタリングの仕組みとして、売掛金を現金化するのが目的なため、売掛金以上の現金化はできません
保有するクレジットカード債権の売掛金額が低く、売掛金以上の現金が必要な場合は、銀行融資を検討すべきです。

クレジットカード債権をファクタリングする際の注意点

クレジットカード債権のファクタリングに対応しているファクタリング会社が少ない点には注意が必要です。
売掛債権のファクタリングに対応していても、クレジットカード会社とトラブルを避けたいファクタリング会社が多いため、クレジットカード債権の扱いを避ける傾向にあります。
ファクタリングを利用する際は、各ファクタリング会社の比較が重要ですが、クレジットカード債権の場合は選べる会社が少ないため、あまり比較ができません。
したがって、利用したいファクタリング会社がなかなか見つからないケースもあるでしょう。
ファクタリング会社を比較する際は、手数料以外にもクレジットカード債権の取り扱いがあるか、実績や評判も確認しておくと安心です。

まとめ:クレジットカード債権はファクタリングに活用できる

クレジットカードの債権を早く現金化する方法や、ファクタリングに活用するメリット・デメリットを解説しました。
対応する会社は少ないものの、クレジットカード債権はファクタリングに活用でき、早い資金調達が可能です。
クレジットカード会社は貸し倒れリスクが低いため、ファクタリングを受け付けやすい特徴があります。
ただし、ファクタリングに頼ってしまうと、手数料の高さからキャッシュフローが悪化する可能性もあるでしょう。
したがって、必要なときだけファクタリングを利用した方が、財務バランス的に健全です。
飲食店やオンラインショッピングサイトなどクレジットカードの利用が多い会社は、ファクタリングを利用する前に債権譲渡が可能かどうかを必ず確認しましょう。

 

その他「ファクタリング」記事

 

 

 

to top