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ファクタリングコラム

ファクタリングにおける銀行系と独立系とは?違いと特徴も紹介

ファクタリング

2021年7月29日

売掛債権の売却先となる「ファクタリング会社」選びは、資金調達の成功を左右する重要なポイントとなります。そのファクタリング会社ですが「銀行系」や「ノンバンク系」、「独立系」という3つの分け方があるのはご存知でしょうか?その違いを正しく理解していないと、期待していたサービスが利用できない可能性があります。今回は、「銀行系・ノンバンク系・独立系」の違いと、中小企業が選ぶべきはどれかを解説させていただきます。

「銀行系・ノンバンク系・独立系」とは?

「銀行系ファクタリング」とは、その名の通り銀行または銀行の関係会社が行っているファクタリングサービスのことを指します。ノンバンクとは銀行以外の金融機関のことを呼び、「信販会社・消費者金融・クレジットカード会社」が代表的で存在です。それらノンバンク系の企業が関係している場合は、「ノンバンク系ファクタリング」となります。最後の「独立系ファクタリング」とは、銀行系にもノンバンク系にも属さないファクタリング会社となります。また独立系は貸金業登録を行っていないファクタリング会社と呼んでも良いかも知れません。売掛債権買取業務は債権の譲渡契約であることから貸金業への登録は不要ですので、独立系のファクタリング会社が行っている業務にも違法性はありません。

銀行系ファクタリング会社のメリット&デメリット

銀行は融資を受ける際の安心感や限度額の面で優れていると言われますが、審査に通過することが難しいという問題を抱えています。そしてファクタリングにおいても、銀行系は同様の特徴があります。まずはそんな銀行系ファクタリングのメリットとデメリットからご紹介させていただきます。

メリット・低い手数料が期待できる

融資の際と同様に、ファクタリングでも銀行系は低い手数料が期待できます。必ずではありませんが10%以下の手数料で買取が実行されることが多く、手数料の相場が「1%から30%」と言われる独立系よりも相場だけを見れば低く感じるはずです。しかしこれには審査の厳しさや2社間ファクタリングが利用不可であることなどが関係していますので、相場だけを見て飛びつくのはおすすめできません。

メリット・利用の際の安心感が高い

銀行系ファクタリングを利用する最大のメリットとなるのは、「安心感」かも知れません。大切な売掛金の売却先ですから、信用できる場所を選びたくなるのは当然のことです。その点で「銀行」はどこよりも安心できる場所です。また取引先にファクタリングの利用を伝える場合にも、銀行であれば理解が得やすいはずです。

メリット・保証ファクタリング・国際ファクタリングが利用可能

通常のファクタリングと言えば「売掛債権を売却して現金化する資金調達方法」のことを指します。しかし銀行系のファクタリング会社では、債権の譲渡契約ではなく、売掛先が倒産などして支払いが不可能になった場合の保険的な役割を果たす「保証ファクタリング」や、海外の企業との掛取引のサポート的な役割を担う「国際ファクタリング」に対応している場所も少なくはありません。それらのサービスを求めているのであれば銀行系は頼りになります。

デメリット・3社間契約のみに対応

ファクタリングには売掛先への通知が不要な「2社間ファクタリング」と、売掛先からの債権売却の承諾を受けて契約を行う「3社間ファクタリング」という選択肢があります。ですが銀行系ファクタリングでは、2社間ファクタリングに対応している場所はまず見つかりません。2社間での契約は3社間と比較して債権の回収リスクが高くなる傾向がありますので、リスクに過敏な銀行系では利用が難しいのです。

デメリット・資金調達に時間がかかる

最短即日での債権買取が可能であることも、ファクタリングのメリットとしてよく知られています。しかし銀行系のファクタリング会社の場合、債権の買取が実行されるまでに2週間以上かかることも珍しいことではありません。場合によっては1ヶ月以上という融資並みの期間が必要になることもあり、素早い資金調達に向いているとは言い難いのが実際です。

デメリット・審査が若干厳しい

融資の場合でも銀行は審査が厳しく中小企業の利用には向かないとよく言われますが、ファクタリングにおいても同様です。一般的にファクタリングの審査では売掛先の信用力が重要視されると言われていますが、銀行系の場合はその審査基準が厳しくなるだけでなく債権の売却を希望する企業の信用力も審査に含まれる傾向があります。このため、ファクタリングの大きなメリットにもなる「赤字経営・税金滞納中の企業でも利用可能」という特徴が感じられにくくなってしまっているのです。

デメリット・ウィズリコースでの契約になることがある

原則としてファクタリングは「ノンリコース(償還請求権なし)」で契約が行われます。これはファクタリングが債権の譲渡契約や売買契約であり融資ではないので、当然のことと考えられます。しかし銀行系ファクタリング会社は貸金業を営む許可を得ていますので、融資と考えられるサービス内容を提供していても違法性はありません。実際に銀行系のファクタリングでは「ウィズリコース(償還請求権あり)」で契約が行われることも珍しくはないのです。ウィズリコースの場合は、売掛先の倒産などによって債権の支払いが行われなくなった場合、ファクタリングを利用した企業に対して買取代金の返却や債権の買戻しが求められることになります。これが銀行系の手数料が低くなる一因でもありますので、よく理解しておく必要があります。

デメリット・融資が受けにくくなる危険性がある

「資金調達した現金が負債扱いにならない」のは、融資ではない資金調達方法であるファクタリングのメリットです。銀行系でも負債にならない資金調達は可能ですが、売掛債権を売却したことが銀行に知られてしまうことにはなります。状況にもよりますが銀行の考え方次第では、ファクタリング利用が融資を受ける際に悪影響を及ぼしてしまう可能性があるかも知れません。ですから銀行系ファクタリングを活用してバランスシートのスリム化などを行い財務状況を改善したとしても、融資が受けやすくなるとは言い切れないということにもなります。

ノンバンク系ファクタリングのメリット&デメリット

ノンバンク系のファクタリング会社は、手数料は銀行系より若干高めですが債権買取までのスピードは2週間程度と銀行系より早くなります。審査も銀行系よりは通過しやすいとは言われていますが、3社間契約のみしか選択できないことが多いなどの共通したデメリットも少なくありません。ノンバンク系は銀行系と独立系の間を取るような契約条件となることから、中途半端という印象を強く感じてしまう方が多いでしょう。

銀行系と独立系を比較

ノンバンク系は銀行系と独立系の間のような存在ですが、契約内容的にはかなり銀行系に寄っています。これは銀行系もノンバンク系も金融機関がサービスを行っていることが大きく影響していますが、残念ながらあえてノンバンク系を選ぶメリットはあまりありません。ここからは銀行系と独立系のファクタリングを様々な項目で比較させていただきます。

買取可能な債権の額

銀行系ファクタリング会社は1億を超えるような高額な債権の買取にも対応可能ですが、独立系では5000万円ほどが上限となることが少なくありません。しかし逆に少額債権の買取に関しては独立系のファクタリング会社の方が柔軟に対応できる傾向にあります。どちらかと言えば少額債権を取り扱う機会の多い中小企業にとっては、独立系のファクタリング会社の方が使い勝手が良いと考えられます。

審査通過率

銀行系のファクタリング会社の中には銀行融資並みの厳しい審査基準を設定している場所もあり、売掛先と債権の売却を希望する企業の両方を審査することから状況によっては融資以上に審査通過が難しくなることもあり得ます。しかし独立系の場合は審査対象として売掛先を圧倒的に重視しますので、赤字経営や税金滞納中という企業もファクタリングが利用できる可能性が高く、おのずと審査通過率にも大きな差が生じます。

債権現金化までに必要な時間

独立系では即日での債権現金化が期待できるだけでなく、オンラインファクタリングを活用すれば1時間以下という短時間での資金調達も可能です。しかし銀行系のファクタリングでその早さを期待するのは難しく、2週間から1ヶ月程度は余裕を見ておかないと危険です。ファクタリングを利用する最大のメリットにもなり得る「資金調達スピード」は、独立系ファクタリング会社の圧勝です。

資金調達後のリスク

「ウィズリコース(償還請求権あり)」での契約は、場合によっては売掛先に代わって債権の支払いを求められる可能性があり、資金調達後にもリスクが残っていることになります。銀行系のファクタリングではウィズリコースで契約が行われる可能性がありますので、償還請求権の有無には注意が必要です。対して独立系のファクタリング会社は償還請求権なし(ノンリコース)での契約が原則であり、売掛先の倒産リスクが回避できます。

契約方法

銀行系ファクタリング会社は3社間のみに対応してる場所がほとんどであり、2社間契約を希望されるのであれば選択肢に含むことはできません。2社間契約を選ぶことで即日債権買取や売掛先に対してファクタリング会社に債権譲渡を行ったことがバレにくくなるなどのメリットが得られます。それらのメリットを求めるのであれば、選択肢は独立系ファクタリング会社となります。

安心感

資金調達を行う場所としての安心感で銀行に勝る場所は中々見つかりません。ですので安心感を重要視するのであれば銀行系を選ぶのは間違いではありません。ただしファクタリング会社の中でも業歴が長い場所であれば安心感は高いレベルにあると判断できます。独立系を選ぶのであれば、信頼できるだけの実績がある場所を選びましょう。

中小企業には「独立系ファクタリング」がおすすめ!

銀行系と独立系のファクタリングを比較すると「資金調達スピード」や「審査通過」などで独立系の方が優れています。そしてそれらは、中小企業の経営者様が資金繰り先に求めている条件に含まれているのではないでしょうか?さらに売掛先が倒産した場合のリスク回避なども期待できることから、中小企業に向いているファクタリングは「独立系」であると断言することができます。

買速は銀行系に負けないサービスを提供

買速は独立系のファクタリング会社でありながら、銀行系にも負けないサービスを提供しています。手数料は「1%から10%」となっており、手数料が安いと言われている銀行系にも引けを取りません。そして2006年3月に設立され15年以上を超える運営歴を持っていますので、安心して利用していただけます。さらにはオンラインファクタリングも利用可能で最短30分での債権現金化も可能など、独立系の中でも最速クラスの資金調達スピードも誇ります。売掛債権を売却する際には、全国へ出張対応もさせていただいている買速へまずはお問い合わせください。

 

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