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ファクタリングコラム

財務体質の健全化に向けて!財務分析や財務指標をわかりやすく解説

ファクタリング

2023年8月4日

中小企業だと、資金繰りが悪化すると銀行融資による資金調達を検討する場合が多いのではないでしょうか。
しかし、借り入れをすると返済する必要があり、負債が増えるため、財務体質が悪化する恐れがあります。
財務体質の健全化には、自社のキャッシュフローを改善することが大切です。
この記事では、財務体質の健全化に向けて必要な財務分析や財務指標について解説します。
キャッシュフローの改善に役立つ資金調達方法も紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

財務諸表とは

経営者や経理担当者は、財務諸表の記載内容を正しく理解する必要があります。
財務体質の健全化をおこなうためにも、まずは財務諸表についてみていきましょう。

貸借対照表

貸借対照表はBalance Sheetsの訳で、B/Sと表記する場合があります。
貸借対照表とは、資産や負債、純資産の項目があり、決算時の金額を記載する書類です。
一般的には、表の左側に資産、右側に負債と純資産が記載してあります。
資産とは、商品や土地、建物といった売ればお金に変わるものや現金そのものです。
将来的に入ってくる受取手形や貸付金なども、資産に当てはまります。
負債とは、借り入れしているお金です。
未払いの商品代金や借入金などが、負債に当てはまります。
純資産とは、会社が保有するお金です。
株主が出資した資本金や利益剰余金など、会社の利益から最終的に残るお金が純資産となります。

損益計算書

損益計算書はProfit and Loss Statementの訳で、P/Lと表記する場合があります。
一般的には、事業年度の生じた一定期間の売上や経費が記載されます。
損益計算書を確認すれば、一定期間における企業の業績や利益を把握できます。
前年の経営状況と直接的な関係はありませんが、数年単位でみると、売上や経費の増減、利益の動向を確認することが可能です。

財務指標が必要な2つの理由

財務指標とは、会社の財務状態や業績を数字で評価する指標です。
財務指標を使用して、経営における欠点や競合との違いを確認することが財務分析となります。
財務体質の健全化を図るなかで、財務分析をおこなうことが重要で、財務指標は欠かせません。
それでは、財務指標を算出すべき理由を2つ解説します。

理由1.経営状態を正確に把握できる

財務指標を活用すると、昨年との業績を比較できるため、現在の経営状態を把握できます。
小規模な会社や個人事業では、経営状態を自分である程度把握できるでしょう。
しかし、従業員や取引先が増えたり、新規事業を立ち上げたりすると、現在の状態がわからなくなる場合も少なくありません。
そこで、財務指標をうまく活用すれば、業績が悪化している場合でも、素早く発見できるため、スピーディーに財務体質の健全化を行うことが可能です。

理由2.客観的に自社を見れる

経営を安定して続けるには、競合の動きを常に確認しておく必要があります。
商品だけでなく、営業力や開発力、生産性などが競合に劣っていると、いずれ業績が悪化するでしょう。
財務指標は、会社の規模が多少異なる場合でも同じような条件で比較できます。
つまり、商品力や生産性が競合に劣っていないかなどを客観的に数値として比較することが可能です。

財務体質の健全化をおこなう手順

財務体質の健全化をおこなうには、以下の手順が必要となります。

1. 財務分析を実施
2. 財務体質を改善
3. 財務管理体制の構築

それでは、各手順を解説します。

財務分析を実施

まずは、財務分析をおこないます。
財務分析とは、財務諸表などをもとに企業の経営状況を分析することです。
財務分析によって自社の財務状況を客観的に把握し、問題点を発見できます。
財務分析の種類は、成長性分析・収益性分析・生産性分析・安全性分析の4つです。
貸借対照表と損益計算書をもとに、企業の経営状況を分析します。

財務体質を改善

次に、財務改善をおこないます。
財務改善とは、財務分析によって把握した課題を改善し、財務体質をより強化する取り組みです。
財務体質を強化できれば、銀行から融資を受けやすくなり、安定した経営が続けられます。
金融機関から資金調達する際に重要なポイントは、必要な情報を伝え、しっかりとコミュニケーションを取ることです。
今後の経営方針や財務方針、融資を受ける理由を明確に伝えられれば、金融機関に自社の財務改善をサポートしてもらえるでしょう。

財務管理体制の構築

財務改善の実施後、さらなる財務体質の健全化に向けて財務管理体制の構築が必要となります。
具体的には、月次損益月次貸借・月次資金繰りの予実管理や、経理担当者の教育、財務状況の共有を構築しましょう。
これらをPDCAサイクルで回せば、企業の財務体質はますます強化できます。

財務体質の健全化にはファクタリングがおすすめ

財務体質の健全化方法として、ファクタリングがあります。
ファクタリングを利用すれば、支払いサイクルが短くなるため、負債を資産に変えるスピードが早くなり、財務体質の健全化ができるでしょう。
さらに、ファクタリングは融資のような借入ではないため負債が増えません。
金融機関から資金調達する際には、貸借対照表と損益計算書が重要な調査資料となります。
そこで、ファクタリングにより財務状況を改善できれば、将来的な資金調達へのメリットが大きいといえるでしょう。
ただし、ファクタリングを利用する際にはいくつかの注意点があります。
さらに、悪質業者も存在するため、利用するファクタリング会社選びも重要です。
それでは、ファクタリングの注意点と会社選びについて紹介します。

ファクタリングを利用する際の注意点

財務体質の健全化ができるファクタリングですが、利用する際には、手数料が高くなる可能性と悪徳業者の存在に注意する必要があります。

手数料が高くなる可能性がある

ファクタリングは、銀行融資に比べて手数料が割高です。
売掛先の信用度や利用するファクタリング会社によって異なりますが、1~30%ほどとなります。
特に、利用者とファクタリング会社で手続きする2社間ファクタリングは、3社間ファクタリングより手数料が高くなりがちです。
売掛先も加わる3社間ファクタリングに比べて2社間ファクタリングの場合、ファクタリング会社は貸倒リスクをともないます。
手数料の幅が大きいため、まずは自社で利用した場合の手数料をファクタリング会社に調べてもらいましょう。

悪徳業者も存在する

ファクタリングは借り入れではないため、貸金業法の対象にはなりません。
よって、法外な高い手数料を求めるなどの悪徳業者も存在します。
前述したとおり、貸金業法の対象とならないファクタリング業は、ほかの貸金業に比べて参入障壁が低いといえるでしょう。
現在では、優良なファクタリング会社がほとんどですが、一部では悪徳業者も存在するため、利用する際には会社選びが非常に重要といえます。

ファクタリング会社の選び方

ファクタリング会社を選ぶ際には、以下のポイントをおさえましょう。

• 手数料を比較する
• 資金調達できるまでの日数を確認する
• 対応可能な金額を確認する

ファクタリングを利用する際には、各会社の手数料を比較してみましょう。
一社に絞らず、複数のファクタリング会社から相見積もりを取れば、手数料の相場価格を把握できます。
資金調達できる早さも各会社によって異なるため、現金化までの日数も確認すべきポイントです。
なかには、即日での現金化に対応しているファクタリング会社もあるため、できるだけ早い会社を選ぶとよいでしょう。
ファクタリング会社によっては、対応している最低金額が100万円以上の場合もあります。
少額での取引に対応していない場合もあるため、自分が希望する金額でファクタリングを利用できる会社を選びましょう。

まとめ|財務体質の健全化に向けてファクタリングを検討しよう

この記事では、財務体質の健全化に向けて必要な財務分析や財務指標について解説しました。
経営者や経理担当者は、自社の財務諸表をもとに、現在の経営状況を正しく把握する必要があります。
財務体質の健全化をおこなう方法としておすすめするのが、ファクタリングです。
ファクタリングを利用すれば、支払期日前に売掛債権を現金化できるため、キャッシュフローが改善され、財務体質の健全化につながるでしょう。
買速は2007年に設立したファクタリング会社で、確かな実績と信頼があります。
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