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ファクタリングコラム

会社の資金繰りがショートするとは?原因と対策をわかりやすく解説

ファクタリング

2023年3月9日

事業を存続・拡大するには、人件費や地代家賃、仕入れ費用などを支払える資金が必要となります。
それらの費用を支払えず、手元の現金が不足している状態が資金ショートです。
この記事では、会社の資金繰りがショートする原因や対策を解説します。
資金が不足すると、最悪の場合は倒産にもなりかねないため、事前に対策方法を把握しておきましょう。

会社の資金繰りがショートするとは?

会社経営において資金不足は、存続の危機といえます。
それでは、資金繰りがショートするとどうなるのか見ていきましょう。

資金ショートの意味

資金ショートとは、事業に必要な資金が不足している状態です。
英語でショート(short)は「短い」のほかに、「不足」という意味もあります。
手元の現金が不足し、支払うべきお金を支払えない状態が資金ショートです。
資金繰りがショートすると、会社の存続が困難になるため、経営者や財務担当者は素早い対処が必要となります。

会社の資金繰りがショートしたらどうなる?

会社を経営するうえでは、人件費や地代家賃、税金など毎月多くの費用が発生。
会社の資金繰りがショートしている状態は、支払うべき費用を支払えずにいることを意味します。
つまり、資金がショートすると、場合によっては会社が倒産する可能性もあるでしょう。
銀行から融資を受けて資金繰りのショートを防ぐことも可能ですが、すべての企業が審査に通るわけではありません。
さらに、手形の不渡りを数回おこなうと、銀行との取引が止められてしまいます。
したがって、銀行融資以外の資金調達も検討する必要があるでしょう。
なお、後ほど紹介するファクタリングは、銀行融資よりも審査が簡単で、経営状態が悪い場合でも利用できます。

会社の資金繰りがショートする原因

会社の資金繰りがショートする原因は、主に以下の3つです。

• キャッシュフローの悪化
• 売上の減少
• 予想外のトラブル

資金ショートを起こす原因を把握し、事前に対処できるように準備しておきましょう。

キャッシュフローの悪化

商品を仕入れ、販売しても売れなければ収入はありません。
よって、キャッシュフローがうまく回らなければ資金繰りショートを起こす可能性があります。
ほかには、取引先へ納品しても、現金を受け取るまで時間が長いと、資金繰りがショートする可能性があるでしょう。
売掛先の支払サイトが長ければ長いほど、経営を圧迫します。
なお、支払サイトは月末締め翌月末払いや月末締め翌々月末払いが一般的です。

売上の減少

売上が急激に下がると、資金繰りがショートする可能性があります。
会社の売上が減少する原因としては、以下が考えられるでしょう。

• 競合の商品が人気になった
• 商品や会社の評判が悪化した
• 会社が不正行為や個人情報保護のトラブルを起こし、社会的信用が低くなった

売上の減少は、外的要因だけでなく、自社内の出来事も大きく影響します。
特に、会社の信頼を損ねてしまうと、大幅に売上を下げてしまいかねないため、日頃から注意する必要があるでしょう。
会社としては、一時的な売上の減少にも対応できるように、資金を貯めておくことも大切です。

予想外のトラブル

予期せぬトラブルによって、資金繰りがショートする場合もあります。
地震や台風、津波といった自然災害による影響や新型コロナウイルス感染症の拡大など、事前に対処しづらいトラブルによって経営難になる会社もゼロではありません。
特に、飲食業や観光業は新型コロナウイルス感染症の拡大によって、営業利益が大幅に減少した会社もあるでしょう。
売上が下がっても、人件費や地代家賃といった固定費が発生し続けます。
その結果、手元の現金がなくなり、資金繰りのショートとなる場合も少なくありません。

会社の資金繰りショートの対処法

会社の資金繰りショートの対処法には、以下の4つがあります。

1. 個人資産や遊休資産の売却
2. 経営状況の分析
3. 業績が悪い事業の廃止
4. ファクタリングの利用

資金ショートは突如起こり得るものではないため、日頃から会社の資金繰りを把握することが大切です。
それでは、資金ショートに対処する方法を解説します。

個人資産や遊休資産を売却する

経営者の個人資産や会社の遊休資産を売却すれば、資金を調達できます。
投資用に購入した不動産や車、ゴルフ会員権やリゾート会員権などを所持している場合、資金繰りがショートしそうなら速やかに売却しましょう。
不動産を売却すれば、現金を得られるだけでなく、固定資産税の削減にもつながります。
とはいえ、自宅や自家用車、船など個人資産と会社の資産が明確にわかれていない場合もあるでしょう。
交通費に関しても、必要経費とプライベートが曖昧になりがちです。
資金ショートを防ぐためには、会社の継続に不要な資産をすべて売却する必要があります。

経営状況を分析する

資金ショートを防ぐには、日頃から会社の収支をしっかり把握することが大切です。
具体的な方法としては、資金繰り表の作成が有効といえます。
資金繰り表とは、会社の収支をまとめた表です。
一定期間の収入と支出を表にまとめて分類・集計すれば、現金の動きを一目で把握できます。
資金繰り表は、月単位での作成・利用が一般的です。
しかし、資金に余裕がない場合や、現金の動きが激しい場合には、週単位や日単位での作成もおこないます。
資金繰り表を作成し、会社の経営状況を常に把握しておけば、資金ショートを防げるでしょう。

業績が悪い事業を廃止する

業績が悪い事業を切り離すのも、経営においては重要な判断です。
利益を出さないどころか、余計な費用がかかる事業を放置していると、資金不足になる可能性が高くなります。
資金力に余裕がある会社は問題ありませんが、そうではない場合には速やかに中止もしくは廃止しましょう。
M&Aの事業譲渡を利用すれば、事業の一部のみ譲渡し、現金を得ることも可能です。
業績が悪い事業を譲渡し、資金を得られるM&Aも検討してみるとよいでしょう。

ファクタリングを利用する

ファクタリングとは、売掛金を売却し、現金化する方法です。
銀行融資よりも審査が緩いため、中小企業や個人事業主におすすめの資金調達方法といえます。
融資のような借入ではないため負債は増えず、最短で即日での資金調達が可能です。
ファクタリングには、自社とファクタリング会社で手続きする2社間ファクタリングと、自社・ファクタリング会社・売掛先で手続きする3社間ファクタリングがあります。
2社間ファクタリングは、3社間ファクタリングに比べて手数料が高いものの、売掛先の承認が必要ないため、スムーズに手続きを終わらすことが可能です。
なお、ファクタリングには基本的に手数料のみ発生します。
売掛金に手数料を差し引いた金額が、ファクタリング利用者に支払われる仕組みです。

会社の資金繰りがショートする前に対策しよう

この記事では、会社の資金繰りがショートする原因や対策を解説しました。
資金ショートを防ぐには、日頃から会社の資金繰りを把握する必要があります。
資金繰りが苦しい場合や、キャッシュフローを改善したい場合には、ファクタリングの利用がおすすめです。
買速は2007年に設立したファクタリング会社で、手数料以外の費用が一切かからず、最短で即日振込が可能です。
手続きをオンライン上で完結できるシステムを導入しているため、時間がない方でも気軽にファクタリングを利用できます。
ファクタリングの利用を検討している方は、お気軽にお問い合わせください。

 

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