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ファクタリングコラム

ファクタリング手数料は高い?手数料を安くするためのポイントは?

ファクタリング

2021年8月9日

ファクタリングは最短即日で資金調達が可能であり、融資の審査に通過できなかった企業も利用できる可能性の十分ある、頼りになる資金調達方法です。ですがファクタリングを利用する際に必要となる手数料は、融資の際に支払う利息と比較すると非常に高額だと言われることがあります。この記事では「ファクタリング手数料は本当に高額なのか?」と「手数料を安くするにはどうすれば良いのか?」に焦点を当てて解説させていただきます。

ファクタリングの「手数料」とは?

ファクタリングは債権の譲渡契約であり融資ではないので、当然ですが利息が発生することはありません。しかし売掛先の信用力の高さや売掛金の条件を参考に審査によって決定される、「手数料」を支払わなくてはなりません。この手数料がファクタリング会社にとっての売上に直結しますので、「手数料無料」ということは現実的には考えられません。

手数料の相場は?

手数料は契約方法に大きく左右されます。ファクタリング自体の手数料相場は「1%から30%」と言われていますが、ファクタリング会社と債権者の間で契約を行なう2社間ファクタリングでは「10%から30%」、売掛先に債権譲渡の通知を行った上で契約を行なう3社間ファクタリングでは「1%から10%」と契約方法の違いで手数料の相場に大きな開きがあるのです。ただし売掛先の信用力などの条件次第では、手数料は相場以上にも以下にもなる可能性はありますので、あくまで参考であるとご理解ください。

ファクタリングの手数料は「高い」?

ファクタリングでは手数料が発生しますが、銀行からの借入など融資の場合は利息の支払いが必要となります。1度しか支払いを行わない手数料と、完済まで随時発生することになる利息とを比較すること自体に意味があるかは難しいところですが、「手数料を金利に換算」した結果、ファクタリング手数料は高いと言われているのです。

手数料が融資と比較して高いと言われる理由

ファクタリングの手数料は高額であると解説しているサイトの多くは、ファクタリング手数料を単純に12倍または6倍して金利と比較しています。これは支払期日まで1ヶ月残っている場合のファクタリング手数料は、月利(1ヶ月あたりの金利)と同様であり、期日まで2ヶ月であれば月利はファクタリング手数料の半分になるという考え方から立てられた理論です。

金利と「ファクタリング手数料×12」の比較は正しくない

融資を受ける際の金利は、基本的に1年あたりの金利である「年利」を指します。ですから10万円を10%の金利で借り入れした場合に必要な利息は1年で1万円となります。支払いの方法によっては残高と金利によって計算されることもありますので、支払いが進めば利息は減っていくことも考えられます。ですからこの計算通りになるとは限りませんが、支払いが長引けば利息が増えていくことは確かです。

しかしファクタリングは手数料を支払うのは1回のみです。ファクタリングの手数料も融資の金利も10%とし、ファクタリングは1回、融資は1年(12回)で支払うとすれば、どちらも年間で10%分を支払うことになります。このような計算から、「ファクタリング手数料を12倍(6倍)して計算する」比較方法は正しいとは言えないと考えられます。さらに金利と手数料が同じ数値でも、支払いが長引けば融資の方が支払うお金は多くなるということも十分にあり得るのです。

ファクタリング手数料が高くないと言えるその他の根拠

支払うお金の額を比較しても、ファクタリング手数料が融資より負担が大きくなるとは言い切れません。またファクタリング手数料の方が額の面での負担が大きくなるとしても、融資よりその他の条件面で優れているとすれば、「手数料は高くない」と言うことができるのではないでしょうか?それだけの価値を感じるメリットがファクタリングにはあります。

償還請求権がない(ノンリコース)

中小企業は審査通過が難しいと言われる銀行融資ですが、担保が用意できれば審査通過できる確率は高まります。しかし担保に設定するということは、支払いが滞った場合には担保を失うことになりかねません。しかしファクタリングは中小企業も審査通過が難しくないだけでなく、売掛先が支払い能力を失ったとしても原則的に弁済義務はありません。もし売掛先が倒産しても債権の買戻しを求められないのは、大きな安心感に繋がります。

保証人も不要

債権の譲渡契約であるファクタリングでは、「保証人」も当然ですが不要です。例え信頼できる関係であったとしても、保証人になってもらうことで人間関係にヒビが入る恐れは小さくはありません。ファクタリングが保証人が不要で利用できるのは、経営者様にとっての精神的な負担を減らしてくれるはずです。

ファクタリング手数料を安くするには?

ファクタリングの手数料が一概に高いとは言えないとしても、期待していたよりも手数料が高額になる可能性はないとは言えません。手数料を少しでも安くしたいとお考えであれば、できる限りの対応をしてみることをおすすめします。まず手数料がどのように決定されるのかを知り、その対応策を考えてみましょう。

手数料を決定する4つの要因

手数料には契約方法など4つの要因が大きく影響します。この要因を知ることで、手数料を低くするために行なうべきことが見えてくるはずです。

契約方法(2社間or3社間)

手数料の相場が2社間ファクタリング(10%から30%)と3社間ファクタリング(1%から10%)で大きな差があることからも、契約方法が手数料に大きく影響していることがわかります。2社間の場合はさらに債権譲渡登記の費用なども必要になる可能性が高く、諸費用も含めれば差はさらに大きくなるかも知れません。売掛先が協力的であったり、ファクタリングに対して理解があるのであれば、3社間ファクタリングの利用を検討してみてはいかがでしょうか?

売掛先の信用力の高さ

ファクタリングの手数料は売掛先の信用力にも左右されます。この場合の信用力とは「債権の決済日に支払いが実行できる確率」とも言えます。経営状況やこれまでの取引実績、信用情報機関が収集している情報などから信用力は判断されますので、長く付き合いがあり支払いに関するトラブルを起こしたことがない企業の債権を選ぶだけでも、手数料は低くなることが期待できます。

債権の金額・決済期日までの残り日数

債権の額が高額になればなるほど、ファクタリング会社はリスクを背負うことになります。これは売掛先が倒産した場合も弁済義務が原則ないファクタリングならではなのですが、そのリスクは手数料に反映されることになります。決済日までの残り日数も、長くなればリスクは高くなると考えられます。2ヶ月以内であれば影響はあまりないはずですが、期日までが長期の債権はファクタリング会社は好まないということは理解しておきましょう。

ファクタリング利用回数

実は同じファクタリング会社を複数回利用することで、手数料は引き下げが期待できます。利用実績を積むほどにファクタリング会社からの信用が高まるのがその理由ですが、他社に乗り換える明確な理由がない限りは、同じ場所を利用し続けることをおすすめします。

ファクタリング手数料を安くするコツ

・3社間ファクタリングを選択する
・信用力が高い、付き合いの長い売掛先の債権を用意する
・買取可能額を確認し、その範囲内に収まるようにする
・決済日まで2ヶ月以内であることを目安とする
・特に理由がなければ同じファクタリング会社を利用する

上記したポイントを抑えることで、安いファクタリング手数料が設定される期待が高まります。どれほどの効果が得られるかは申込先次第とも言えますが、無作為に債権を選択するのと比較すれば、資金調達後に手元に残る額に大きな差が現れるかも知れません。

手数料至上主義は要注意

ファクタリングにおいて手数料が非常に重要なポイントとなるのは確かですが、手数料だけに拘ってファクタリング会社を選ぶのは良い選択肢だとは言えません。売掛先との関係を考えずに3社間ファクタリングを選んだ結果、企業間の信頼関係にヒビが入ってしまっては問題です。また手数料は安くとも現金化に時間がかかってしまって必要なタイミングに間に合わなくては、本当の意味で資金調達に成功したとは言えないはずです。自社の状況などと照らし合わせながら、契約方法や申込み先を選ぶのも重要となります。

買速は業界最安水準の手数料

買速は「1%から10%」という業界最安水準の手数料での買取りを行っているファクタリング会社です。手数料が安いだけではなく、オンライン契約による「最短30分」での債権現金化や全国への出張対応も行っています。需要の高まりから買取業者の数は増加中ですが、実績の少ないファクタリング会社も少なくはありません。しかし買速は15年以上(2006年設立)で実績も十分にあり、安心して利用していただけます。

「結論」ファクタリング手数料は高くない

融資と比較した場合でも、ファクタリング手数料は決して高いとは言えません。さらに融資にはないメリットもあることから、手数料に見合った価値が得られやすい資金調達方法でもあります。ファクタリング手数料が10%なら年利にすれば120%などという言葉に惑われず、自社の利用を想定して、この資金調達方法を選ぶべきかを判断することが大切です。

 

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