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ファクタリングコラム

ファクタリングに関する「よくある質問」!メリット・デメリットを含め疑問に回答

ファクタリング

2023年6月2日

中小企業を中心に「融資に頼らない資金調達方法」として利用する企業が増加中なのが「ファクタリング」です。
しかし未だ利用経験のない経営者様の多くは「売掛債権を買取業者に売却して現金化する」ということは理解していても、それ以上のことはよくわからないという方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は初めてファクタリングを利用する際に疑問に感じやすい、「よくある質問」を集め回答してみました。
この記事を通して少しでもファクタリングに関する疑問や不安を減らすことができれば幸いです。

「ファクタリングの仕組み」に関するよくある質問

融資とファクタリングは審査基準や契約内容など様々な点で大きな違いがあり、その違いが中小企業向けと言われる理由にも繋がっています。
この資金調達法の仕組みや特徴を正しく理解することができれば、より便利に不安なく利用できるようになるはずです。

よくある質問1.2社間ファクタリング・3社間ファクタリングの違いは?

ファクタリングには2つの契約方法があります。
売掛先への通知や売掛金の売却に関する承諾を得た上でファクタリング会社と契約を行うのが「3社間ファクタリング」であり、売掛先に通知などを行わずにファクタリング会社との間だけで売買契約を結ぶのが「2社間ファクタリング」となります。
この2つの契約方法のどちらを選ぶかによって、手数料などに多くの違いが現れます。

2社間ファクタリングのメリット・デメリット

「よくある質問」で最も多く寄せられるのが2社間と3社間、それぞれの特徴の違いについてです。

<メリット>
・素早い資金調達が期待できる
・売掛先からの承諾を得ずに済む
・売掛先への負担がない

<デメリット>
・手数料が低くなりにくい
・債権譲渡登記の必要性が高い
・個人事業主は利用できないことがある

2社間ファクタリングを利用する1番のメリットと言えるのは、「資金調達スピード」です。
ファクタリングは即日資金調達も可能と言われますが、その早さが実現可能な確率が高いのは2社間での契約の際です。
これは売掛先からの承諾を得る手間が省けるからこそであり、取引先へ通知などを行わないことで信用問題などのトラブルを避けやすいというメリットも得られます。

ただし手数料の相場が「10%から30%」と3社間での契約より高いことと、二重譲渡などのリスク回避のために「債権譲渡登記」を求められる可能性が高い点には注意が必要です。
また登記は法人しか行えないことから、一部のファクタリング会社では個人事業主様の2社間ファクタリングは利用できないことがあります。

3社間ファクタリングのメリット・デメリット

<メリット>
・手数料が低くなりやすい
・審査通過しやすい
・債権代金の支払いの手間がない

<デメリット>
・即日の資金調達は難しい
・売掛先の理解が必要
・支払いなどで売掛先に若干の負担がかかる

3社間ファクタリングの手数料相場は「1%から10%」であり、2社間の契約と比較して低い手数料で利用できる可能性が高くなります。
また売掛先から債権の売却に関する承諾を得て契約を行うことで支払いに関するトラブルが起きる確率が低くなると考えられることから、審査通過できる確率も高くなります。

しかし売掛先から承諾を得る際に発生する時間的な手間によって即日現金化が難しくなることは、急ぎの資金調達を行いたい場合にはデメリットとなり得ます。
ですが多くの場合で数日から一週間程度で買取が実行可能です。
また売掛先がファクタリングの利用に理解がない場合は企業間の信頼関係に影響が考えられ、ほかにも債権の支払いを直接ファクタリング会社に行ってもらう手間など、負担をかけてしまうかも知れない点にも考慮が必要です。

よくある質問2.利用条件は?

基本的には売掛債権が手元にあればファクタリングは利用可能です。
ただしファクタリング会社によっては創業して1年未満は利用不可などの制限を設けていることもあります。
売掛金が必須という性質上、創業資金の調達先としては向いているとは言えません

よくある質問3.銀行融資の審査に落ちていても利用できる?

ファクタリングの審査で重要視されるのは「売掛先の信用力」です。
売掛先の信用力とは、信用情報機関や信用調査会社の情報や過去の取引実績を参考にしながら、「債権代金の支払いを実行できる余力があるのか?」や「支払いをスムーズに行うことが期待できる信用できる企業か?」という点で判断されます。
債権の額や支払期日までの残り日数などの債権の条件も審査に影響することがありますが、ファクタリングを利用する企業の経営状況は審査への影響は小さくなります。
また赤字決算・税金滞納中でも利用できる可能性が高いことから、融資の審査に落ちていても審査に通過できるチャンスは十分にあります

よくある質問4.買取不可能な債権はある?

こちらもよくある質問です。
買取ができる売掛債権の種類は確定債権・将来債権がありますが、将来債権の買取に対応するファクタリング会社は少なく、ほとんどが確定債権のみの買取になります。
確定債権でも買取可能な額は各社で違いがあり、数万円程度の少額債権を歓迎する場所もあれば、下限を設定している場所もあります。
ただし支払期日の過ぎている不良債権は、ファクタリング会社で買取することは不可能です。
また、給与債権の売買は貸付による融資に該当しますので、売掛債権の売買であるファクタリングは行えない点にはご注意ください。

よくある質問5.「ノンリコース」とは?

「ノンリコース」とは「償還請求権なし」で行う契約のことを指します。
ファクタリングにおける償還請求権とは、売掛先(債務者)が倒産などによって債権の支払いを実行することが不可能となった際に、債権を売却した企業に債務者を代行しての支払いを求められる権利となります。
ファクタリングは基本的に償還請求権なしでの契約となりますので、売掛先が倒産しても支払いを求められることはありませんが、トラブルを避けるためにも契約時にはしっかりと「ノンリコース」での契約であることを確認をしておきましょう。

よくある質問6.個人事業主も利用できる?

個人事業主様やフリーランス様もファクタリングを利用していただくことは可能です。
しかし全てのファクタリング会社で可能とは限らず、「個人事業主利用可能」などと書かれている場所を選ぶことをおすすめします。
また2社間ファクタリングをご希望の場合は、問い合わせ段階で対応可能かを確認しておくと安心です。

「安全性」に関するよくある質問

ファクタリングを初めて利用する際の一番の不安点は、「安全性」かも知れません。
債権を売却するという少し特殊な資金調達方法に対して何となくの不安を感じているのであれば、これからご紹介する質問への回答がその不安を払拭する手助けとなるはずです。

よくある質問-安全性-1.ファクタリングに違法性は?

中小企業庁は「売掛債権の利用促進について」の中で、風評被害の防止として「売掛債権の利用促進は国の施策です。」とはっきりと記載しています。
また民法466条には債権の譲渡性として「債権は、譲り渡すことができる。」と書かれており、金融庁のサイト上では「一般に「ファクタリング」とは、事業者が保有している売掛債権等を期日前に一定の手数料を徴収して買取るサービス」と記載されており、法的には債権の売買(債権譲渡)契約であるとも書かれています。
これらのことから、ファクタリングが違法な行為ではないと言うことができます。

よくある質問-安全性-2.ファクタリングは貸金業?

一般的なファクタリングで行われているのは債権の買取であり、融資ではありません
ですから貸金業を行っているノンバンクのように貸金業への登録を必要とはしません。
ただし「償還請求権あり(ウィズリコース)」のファクタリングの場合は、貸金業への登録が必要となります。

よくある質問-安全性-3.違法なファクタリングとは?

金融庁のサイトには「ファクタリングに関する注意喚起」として、違法性の高いファクタリングに関する情報が掲載されています。
個人の持つ賃金債権を買取るが実質的には融資と判断される「給与ファクタリング」や、貸付と同様の機能を有しつつも貸金業への登録を行っていない「ヤミ金融」が関与している悪質ファクタリング業者の危険性を訴えかけており、危険な業者を利用しないよう充分に注意する必要があります。

よくある質問-安全性-4.悪質なファクタリング業者の特徴は?

・相場を遥かに超える高額な手数料
・非課税であるはずの手数料に消費税を求めてくる
・手数料の分割払いを推奨してくる
・用途不明な高額な諸費用
・担保など融資と考えられる契約内容

上記したようなことが手続き中に目についた場合は、悪質なファクタリング会社であることを疑いましょう。
手口として多いのはファクタリングと名乗りながら実質的に融資となる内容での契約を押し付け考えられないほどの高い手数料を求めてくるという方法です。
少しでも不安を感じた場合は説明を求め、危険に思った場合には他社に乗り換えましょう。

よくある質問-安全性-5.契約する際の注意点はある?

契約手続きを行う際には、書類をしっかりと読み込みましょう。
そしてその中で手数料を含めた契約条件が正しく記載されているかをチェックしてください。
償還請求権の有無や売買契約であることなど記載されるべき内容が抜けていないかを見ることも大切です。
また契約書が受け取れるかを確認した上で契約を行ってください。
契約書の控えが手元になくては契約内容を証明することが難しくなり、トラブルが起きた際の対応に困ることも考えられます。
契約書類を用意しなかったり渡さないファクタリング会社は信用できる場所とは言えません。

ファクタリングは「安心で安全な場所」で!

ファクタリング会社を選ぶ際には手数料の安さや債権の現金化に必要な時間が気になるポイントですが、もっとも重視すべきは安心で安全な場所であることです。
手数料や資金調達スピードは売掛先などの条件によって大きく変わりますので、妥当な手数料で必要なタイミングまでに現金化が期待できれば充分とも言えます。
そして実績充分の信用できるファクタリング会社であれば、そここそ選ぶべき場所となるはずです。

買速は安心・安全で手数料や早さも期待できます!

・15年以上の運営歴でファクタリング実績豊富
・業界最低水準の手数料(2%〜)
・即日現金化可能(最短30分)
・全国対応(全国出張&オンライン契約可能)

買速には、ファクタリング会社にとってもっと重要と言える「実績」が充分にあります。
15年以上多くの企業に利用していただけているのは、低い手数料や資金調達の早さだけでなく丁寧で的確なサポートを行うことができているからこそです。

ファクタリングに関する「よくある質問」!のまとめ

今回は弊社に寄せられるよくある質問から特に多い質問を抜粋して回答いたしました。
ファクタリングを初めて利用する際には様々な疑問点が出るのは当然のことです。
不安を感じたままで利用することも、契約内容の意味を理解せずに債権を売却するのも後々のトラブルに発展しかねません。
何か疑問があれば気軽に問い合わせを行いましょう。
真摯に対応してくれるかどうかも、「信頼できるファクタリング会社」かどうかの判断基準になります。

 

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