ファクタリングコラム

未収入金とは?売掛金・未収収益との違いや仕訳例・資産計上の注意点などをわかりやすく解説

コラム

2026年3月24日


未収入金は、本業以外の取引で発生した代金を受け取る権利を指す勘定科目です。実務においては「売掛金や未収収益との違い」や「具体的な使い分けの判断」に迷う場面が多く見られます。

そこでこの記事では、未収入金とは何かを詳しく解説します。また、他科目との違いや具体的な仕訳例も併せて紹介します。

この記事を読めば、適切な会計処理を理解できるので、実務に不安がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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未収入金とは?

未収入金とは、営業活動以外で発生した未回収の代金を管理する勘定科目です。具体的には、社用車や備品などの固定資産を売却した際、代金の受け取りが後日になる場合に活用されます。

貸借対照表では「資産の部」に計上され、原則として決算日の翌日から1年以内に回収されるものが対象です。なお、会計ソフトによっては「未収金」と表記されますが、意味は同じです。正しく処理することで、企業の財務状態を正確に把握できます。

未収入金と他の勘定科目との違い

適切な決算書を作成するには、類似する科目との使い分けが重要です。ここでは、実務で混同されやすい売掛金や未収金、未収収益との定義の違いを整理します。

それぞれの特徴を正しく理解し、仕訳ミスを防ぎましょう。

売掛金との違い

売掛金との最大の違いは、取引が「本業(営業活動)」によるものかどうかです。売掛金は、商品やサービスの販売といった主目的の営業取引で発生した未収代金を指します。

一方で未収入金は、車両の売却や有価証券の譲渡など、本業以外の単発的な取引から生じた債権を指すのが特徴です。どちらも代金を後で受け取る権利である点は共通していますが、売掛金は営業循環プロセスに含まれるため、厳密な区分が必要となります。

未収金との違い

未収金と未収入金は、結論として同じ内容を指す科目と考えて差し支えありません。一般的に、企業の決算書や法人税の申告書など、正式な財務諸表では「未収入金」という名称が使われます。

一方で、実務上の仕訳や会計ソフトの登録名としては、短縮された「未収金」が用いられるケースが多く見られます。どちらの名称を使用しても会計ルール上の問題はありません。ただし、社内での運用ルールを統一し、帳簿の一貫性を持たせることが重要です。

未収収益との違い

未収収益は、時間の経過に応じて継続的に発生する対価のうち、まだ支払日が到来していないものを指します。具体例としては、受取利息や不動産の賃貸料などが挙げられます。

これに対し、未収入金は資産の売却など一度の取引で権利が確定した未回収金を指すため、発生の仕組みが異なります。未収収益は決算時の経過勘定として処理される性質が強いため、一過性の債権である未収入金とは発生理由で明確に区別しましょう。

未収入金が発生する主な具体例

未収入金は、日常的な商品の販売以外の場面で頻繁に登場します。どのようなシーンでこの科目が使われるのかを知ることで、仕訳の判断がスムーズになります。

代表的な3つの具体例を確認し、実務のイメージを掴みましょう。

固定資産や備品の売却

事業で使用していた車両や土地、パソコンなどの固定資産を売却した際、その代金を後日受け取る場合は未収入金で処理します。具体的には、古くなった社用車を中古車販売店に売却し、入金が翌月になるケースが該当します。

これらは会社の主目的である営業活動による売上ではないため、売掛金ではなく未収入金を用います。売却益や売却損が発生する場合も多いため、帳簿価額との差額を正しく計算して仕訳を行うことが重要です。

有価証券の譲渡

投資目的や他社との提携のために保有していた株式、債券などの有価証券を売却した場合も未収入金が発生します。証券会社を通じて売却の手続きを実行した際、実際に現金が口座に振り込まれるまでには数日のタイムラグが生じることが一般的です。

この引き渡しから入金までの期間は、代金を受け取る権利を保持している状態のため、未収入金として資産計上します。売買目的であっても、本業が証券業でない限りはこの科目を使います。

本業以外の家賃収入や補助金

不動産賃貸が本業ではない企業が、所有物件の一部を貸し出して賃料を得る場合、未回収分は未収入金です。また、国や地方自治体から受給する補助金や助成金も、支給決定通知が届いてから実際に入金されるまでの間は未収入金として計上します。

これらは営業外収益に該当する取引から生じる債権であるため、通常の売上債権とは分けて管理されます。未収収益と混同されやすいですが、受取額が確定している点がポイントです。

未収入金が流動資産に分類される理由

未収入金は、原則として「1年以内」に現金化されることが想定されるため、流動資産に分類されます。これは会計上のルールである「ワン・イヤー・ルール」に基づいています。

回収予定日が決算日の翌日から起算して1年を超える場合には、固定資産の区分である「長期未収入金」として計上しなければなりません。流動資産として扱うことで、企業の短期的な支払い能力を示す指標に影響を与えるため、回収期限の確認は必須です。

未収入金の仕訳と勘定科目の処理をパターン別に解説

未収入金の会計処理は、資産の売却時と入金時の2段階で正確に進める必要があります。実務でよくある固定資産の売却を例に、具体的な仕訳パターンを確認しましょう。

未収入金に使用する勘定科目の分類

未収入金は、貸借対照表の「資産の部」に分類される勘定科目です。通常は「流動資産」として計上されますが、回収が1年を超える場合は「固定資産」の区分にある長期未収入金を用います。

仕訳の際は、代金を受け取る権利(資産)が増えるため、左側の「借方」に未収入金を記入するのがルールです。本業の営業活動で生じる売掛金とは性質が異なるため、補助科目などを活用して発生源を明確に管理することが望ましいでしょう。

固定資産の売却など「未収入金」が発生した時の仕訳例

備品や車両などの固定資産を売却した際、代金が後日精算される場合は未収入金で計上します。例えば、帳簿価額10万円の備品を12万円で売却し、翌月入金されるケースでは、借方に未収入金12万円を記入します。

同時に貸方には備品10万円を記載し、差額の2万円を「固定資産売却益」として処理します。このように、取引が確定した時点で収益と資産を認識する発生主義の考え方に基づき、正確な金額を記載しましょう。

代金が振り込まれた「入金時」の仕訳と消込の流れ

後日、未収入金としていた代金が口座に振り込まれた際は、資産の減少として「消込」作業をします。借方に「普通預金」などの入金科目を記入し、貸方に「未収入金」を同額記載することで、計上されていた残高を相殺します。

この処理を怠ると、実際には入金が完了しているにもかかわらず、帳簿上では未回収の資産が残り続けるためです。通帳の入金明細と照らし合わせながら、一対一で対応する残高を消し込むのが手順です。

未収入金の計上時期と管理の手順

未収入金を正しく管理するには、計上のタイミングと残高確認のルールを定めることが不可欠です。税務調査などでも確認されるポイントのため、以下の2つの手順を確実に実施して、健全な財務管理体制を整えていきましょう。

ファクタリングの流れを詳しく知りたい方は以下の記事もおすすめです。
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発生主義に基づく計上タイミング

未収入金は「発生主義」の原則に従い、金銭を受け取る権利が確定した時点で計上します。現金の入金時ではなく、例えば車両の引き渡しが完了したり、補助金の交付決定通知が届いたりした日が基準となります。

このタイミングを誤ると、本来その期の利益として計上すべきものが翌期にまわるなどのミスに繋がります。取引に関する契約書や通知書類を基に、法的な権利が発生した日付を確認して仕訳を行うようにしましょう。

決算時における残高確認の方法

決算時には、帳簿上の未収入金残高と実際の未回収金額が一致しているか必ず確認します。取引先ごとの補助簿を作成している場合は、各社別の残高を合計し、試算表の数値と照合しましょう。

入金期日を過ぎても残っている残高がないか、滞留している原因は何かを精査することが重要です。万が一、不一致が見つかった場合は、過去の仕訳や消込の漏れを遡って調査し、決算日までに正しい資産状態へ修正する必要があります。

未収入金を適切に管理するための注意点

未収入金の管理では、単に仕訳をするだけでなく、消費税の扱いや回収不能リスクへの備えも重要です。ここでは、特に注意すべき以下の4つのポイントを詳しく解説します。

  • 取引内容に応じた「消費税区分」の正確な判定が必須
  • 長期滞留している残高への「貸倒引当金」の設定を徹底
  • 回収不能が確定した際の「貸倒損失処理」の要件確認に注意
  • 1年ルールに則った「長期未収入金」への振替が必要

それでは、それぞれ解説します。

また、ファクタリングの注意点を知りたい方は以下の記事もおすすめです。
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取引内容に応じた「消費税区分」の正確な判定が必須

未収入金の仕訳では、取引の内容によって消費税の区分が異なるため注意が必要です。固定資産の売却であれば「課税取引」となりますが、有価証券の譲渡は「非課税取引」、補助金の受け取りは「不課税取引」となります。

一律に消費税を計上すると、納税額に過不足が生じ、税務上のリスクを負うことになりかねません。相手科目や取引の性質を都度判断し、システムへの入力時に正しい消費税区分を選択することを徹底しましょう。

長期滞留している残高への「貸倒引当金」の設定を徹底

回収が滞っている未収入金がある場合は、将来の損失に備えて貸倒引当金を設定しなければなりません。決算時点で相手方の経営状態が悪化しており、全額の回収が危ぶまれる場合には、回収不能と見込まれる額を資産から差し引く形で計上します。

これにより、過大に資産が計上されるのを防ぎ、財務の健全性を守れます。回収の見込みについては、督促の状況や取引先の情報を定期的に収集し、適切に見積もりましょう。

回収不能が確定した際の「貸倒損失処理」の要件確認に注意

取引先の倒産などで未収入金が回収不能になった場合は、貸倒損失として損金処理を進めます。ただし、税務上で損失として認められるには、法的整理や消滅時効の成立など、厳格な要件を満たす必要があります。

単に、「連絡が取れないから」といった理由だけでは認められないケースが多いため、安易な処理は禁物です。客観的な証拠書類を揃え、貸倒れの事実を明確に証明できる状態で仕訳を進め、不適切な経費計上を指摘されないよう注意しましょう。

1年ルールに則った「長期未収入金」への振替が必要

決算日の翌日から回収予定日までが1年を超える未収入金は、固定資産に分類される「長期未収入金」へ振り替える必要があります。これは、流動資産と固定資産を区別するワン・イヤー・ルールに基づいた処理です。

分割払いで数年かけて回収する契約の場合、1年以内に回収される分は流動資産、それを超える分は固定資産に表示します。この区分を正しく実行することで、企業の短期的なキャッシュフローを分析する指標の正確性が担保されます。

未収入金の会計処理に関するよくある質問

実務で迷いやすい疑問点をQ&A形式でまとめました。売掛金との混同や特殊な入金時の処理など、よくある質問を紹介します。

未収入金と未収金はどちらを使えば良いですか?

基本的には「未収入金」を使用します。これは財務諸表規則で定められた正式な表記名称であるためです。

ただし、日々の帳簿付けや会計ソフト上では、入力効率を考慮して「未収金」という略称が一般的に使われています。どちらを使用しても間違いではありませんが、自社で一度決めた名称を継続して使い続けることが大切です。

還付金や助成金を受け取る際の勘定科目は何ですか?

還付金や助成金、補助金の受給が決まった時点では「未収入金」を用います。支給決定通知書などで金額が確定した際に仕訳を進め、収益を認識するのが一般的です。

相手勘定は「雑収入」などの営業外収益を使用します。実際の入金までは時間がかかるケースが多いため、通知が届いた期に正しく資産計上を忘れないようにしましょう。

未収入金の勘定科目は英語でどう表現しますか?

英語では「Accounts receivable – other」や「Other accounts receivable」と表現するのが一般的です。

営業取引で発生する売掛金(Accounts receivable – trade)と区別するために、「other(その他)」を付けることで、本業以外の未回収金であることを明確に示します。英文会計資料を作成する際には必須の表現です。

クレジットカード売上の未回収分は未収入金ですか?

飲食店や小売店などがクレジットカード決済を受けた場合、その未回収分は一般的に「未収入金」として処理されます。これは、顧客との取引は完了していますが、代金の回収先が信販会社(本業の顧客以外)になるためです。

ただし、カード決済が日常的な主業務の一部である場合は「売掛金」として管理する企業もあり、実態に合わせます。

個人事業主でも利用できるファクタリングを知りたい方は、以下記事もおすすめです。
個人事業主向けおすすめファクタリング会社比較25選!会社の選び方や注意点、ファクタリングの流れも解説

未収入金は貸倒引当金の対象となりますか?

はい、未収入金も貸倒引当金の対象となります。売掛金と同様に、金銭債権であるため回収不能のリスクが伴うからです。

決算時には期末残高を精査し、相手方の財政状態に応じて必要な金額を見積もって計上します。一般債権として一括で評価する場合もあれば、個別にリスクを評価する場合もあるため、税務上のルールを確認しましょう。

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対象事業者 法人、個人事業主
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まとめ

この記事では、未収入金の定義や売掛金・未収収益との違い、具体的な仕訳例を解説しました。未収入金は本業以外の取引で生じる債権であり、発生主義に基づいて正しく計上する必要があります。

また、他科目との使い分けや消費税区分の判定、長期未収入金への振替など、管理上の注意点も多く存在します。この記事を参考に、未収入金の適切な会計処理をマスターし、信頼性の高い正確な財務諸表を作成しましょう。

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