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ファクタリングコラム

無借金経営のデメリットとは?借金によるメリットや海外企業との違いを解説

ファクタリング

2021年12月9日

日本人は、借金に対して悪いイメージを持ちがちで、借金のある企業より無借金経営をおこなっている企業の方が投資対象として好まれやすいです。
しかし、アメリカでは借金経営が一般的で、一概に借金が悪いとはいえません。
無借金経営でも、手元に資金がなければ倒産する可能性もあるでしょう。
この記事では、無借金経営のメリット・デメリットや銀行融資以外の資金調達方法を紹介します。

無借金経営とは

無借金経営とは、銀行などの金融機関から借入や融資を受けずに経営している状態を指します。
基本的に自己資金と剰余金だけで経営することを無借金経営といいますが、買掛金短気負債といった負債項目は貸借対照表に計上します。
したがって、負債がないという意味での無借金経営はほとんどありません。
株主やベンチャーキャピタルなどから出資を受けている場合、出資金を返済する必要がないなら無借金経営です。
ただし、返済の義務がない出資には返済以外の条件で契約する場合が多いため、出資を受けている場合も純粋な意味で無借金経営とはいえません。

無借金経営と借金経営の違い

無借金経営と借金経営は、言葉は似ていますが意味がまったく異なります。
借金経営は、手元にある程度の現金を持ちながら適度に融資を受ける経営の仕方です。
借りたお金を必要最小限しか使用しなければ、負債は増えるものの、事業がうまくいけば資産も増加します。
借金をしつつ、事業拡大や新規事業の立ち上げなど企業を成長させるスピードを加速させるのが借金経営の特徴です。
一方、無借金経営は、借金をしないため負債は増えないものの、手元にある資金だけで経営するため、資金力がない企業は成長スピードが借金経営より遅くなる可能性があります。

日本では無借金経営が好まれる

日本では中小企業だけでなく、トヨタ自動車やユニクロといった世界的に見ても大きな企業が無借金経営です。
日本で無借金経営をおこなっている企業の多くが、サービス業や建設業といえます。
無借金経営が日本で好まれる最大の理由は、借金のデメリットを重視する保守的な考え方が根強いためです。
借金があると、景気が急に変動したり、業績が悪化したりすると、利息の支払いが大きな負担となるため、倒産リスクが高まります。
中小企業の経営者が個人保証を求められると、会社の倒産によって経営者の私財がなくなるため、倒産リスクにつながる借金は避けたいと考えるでしょう。
一定の利益を安定して出せる事業があるなら、借金をしてまで事業を拡大せず、事業の存続を優先する経営者もいます。

アメリカでは借金経営が一般的

アメリカ企業では、企業が株主のために存在するという考え方が基本です。
したがって、株主還元施策のために借金により現金を調達する場合もあります。
株主は企業に対して、成長性と収益性を求め、資金調達して適度に投資するのは当然という考え方が一般的です。
最近では、ものいう株主(アクティビスト)の存在が問題となっており、株式を追加で発行して株主の議決権を強めるよりも、借金をした方が経営の規律を保てる場合があります。
このように、国によっては無借金経営より借金経営のほうが一般的である場合もあるため、一概に借金が悪いとはいえません。

無借金経営のメリット3つ

無借金経営のメリットは、以下の3つです。

1. 利息の支払いがない
2. 借金返済の負担がない
3. 会社を売却しやすい

それでは、無借金経営のメリットを見てみましょう。

メリット1.利息の支払いがない

無借金経営では借金をしないため、利息の支払いがありません。
近年では、低金利でお金を借りる方法もいくつか存在しますが、無借金経営なら利息を支払う必要がないため、手間や負担がない点は大きなメリットです。
借入額が大きい場合、低金利でも支払う利息は大きくなります。
事業拡大や新規事業の立ち上げに借金をする場合、借入額が大きくなる可能性があるでしょう。
事業がうまくいけば問題ありませんが、仮に失敗すると多額の利息を支払う必要があります。
一方、無借金経営なら事業がうまくいかなくても、借金経営に比べてリスクを抑えることが可能です。

メリット2.借金返済の負担がない

借金をしていると、当然ですが返済する義務が生じます。
事業がうまくいき売上がある場合は返済もしやすいですが、事業がうまくいっていない場合には借金返済が精神的な負担となるでしょう。
借金をしなければ、もしも事業が失敗しても、経営者が企業の借金を代わりに返済する必要がありません。
したがって、借金返済に悩む必要がない点も無借金経営の大きなメリットです。

メリット3.会社を売却しやすい

会社を売却する際、借金がなければ返済するお金も少ないため、手元に資金が多く残ります。
借金があると、その金額分だけ差し引かれて売却されるため、手元に残る売却益が減少。
廃業やM&Aの実施時には、清算が必要になるため、借金をしていると本来得られた資金より少ない金額しか受け取ることができません。

無借金経営のデメリット3つ

無借金経営のデメリットは、以下の3つです。

1. 金融機関から信用を得られない
2. 倒産リスクが高くなる
3. 企業が成長しにくい

日本では無借金経営が良いと考えがちですが、デメリットも存在します。
メリット・デメリットをしっかりと理解したうえで、借金の有無を判断しましょう。

デメリット1.金融機関から信用を得られない

銀行から借入がない場合、金融機関から信用を得られない可能性があります。
金融機関は、まったく借入がない人よりも借入はあるがしっかりと返済している人を高く評価しがちです。
会社を経営していくなかで、突如資金が必要になる場合もあるでしょう。
そんなとき、融資を受けようとしても、過去に借り入れがないと申し込みを断られる可能性があります。
無借金経営は裏を返すと、どの銀行とも信頼関係を築いていないといえるため、銀行は融資を出すか躊躇するはずです。
したがって、少額でも金融機関から定期的に借り入れし、きちんと返済している方が、金融機関との信頼関係が築けているため、比較的お金を借りやすいといえます。

デメリット2.倒産リスクが高くなる

十分な資金が手元にあれば問題ありませんが、ない場合は資金繰りに苦しむことになるでしょう。
資金が尽きてしまうと、会社は倒産してしまいます。
資金繰りが苦しいなか、無借金経営にこだわると資金ショートにより倒産する可能性もあるでしょう。
上場企業でない限り、会社が資金を得る方法は基本的に銀行融資となります。
無借金経営は銀行融資という資金調達方法を放棄するわけですから、想定外のトラブルが起こったときに倒産リスクが高くなりがちです。
売掛金や在庫の増加など、資金繰りが悪化し、予備資金がなくなると会社の経営は難しいといえます。
売上があっても、手元に資金がないため倒産する「黒字倒産」は、無借金経営にこだわり過ぎた場合に陥りやすいです。

デメリット3.企業が成長しにくい

事業拡大や新しい業界への参入など、企業が成長するには、お金が必要となります。
現在は従来に比べて変化するスピードが速く、企業が生き残るには時代に合った商品やサービスの提供が必要です。
手元に資金があれば、いつビジネスチャンスがきても素早く対応できますが、手元に資金がないと大きな機会損失をする可能性があります。
資金不足により商品開発や設備投資ができず、企業が成長するスピードは低下。
変化が激しい時代において、成長スピードの低下は会社経営において非常に大きなデメリットといえます。

借金をしても会社が倒産するわけではない

会社が倒産するかは、キャッシュの有無できまります。
黒字でもキャッシュがなければ倒産しますし、赤字でもキャッシュがあれば存続が可能です。
よって、借金をしても会社が倒産するわけではありません。
借金をしても、返済計画が明確で、その通りに返済しているなら何も問題はありません。
借金は悪と考え無借金経営にこだわるあまり、手元の資金がなくなり倒産するケースもあります。
とはいえ、過度な借金は経営の負担を大きくするだけです。
そこで、借金の目安を紹介します。

借金の目安

借金が多くなりすぎると、企業の支払い余力を超えてしまいます。
その結果、借入の資金調達コストが上がり、銀行からノンバンクへ、ノンバンクから闇金業者へと、高金利になってしまうでしょう。
借金にも一定の水準があり、その範囲内での借入が大切です。
借金の水準は、企業の規模によって異なりますが、銀行の新規融資の条件がひとつの目安といえます。

• 借入額が総資本の約60%
• 融資残高が平均月商の約6カ月分
• 債務償還年数が約10年

借金をする際には、企業の規模や事業の成長に合わせて借入額を決める必要があります。

無借金経営のデメリットを把握しよう

この記事では、無借金経営の意味やメリット・デメリットを解説しました。
無借金経営なら、利息の支払いや借金返済が不要で、会社の売却益も多くなります。
しかし、借入がないと金融機関から信用されにくく、企業の成長スピードも遅くなりがちです。
資金調達の方法はいくつかありますが、負債を増やさず、素早く現金を得たいならファクタリングをおすすめします。
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資金繰りが苦しく、銀行融資を受けられない方は、ぜひファクタリングの利用がおすすめです。

 

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