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ファクタリングコラム
2024年6月14日
目次
資金繰りに厳しいからこそ、絶対に通るファクタリング会社を探している経営者や事業者の方もきっと多いことでしょう。結論から書いてしまいますが、絶対に通るファクタリング会社は存在しなく、売掛先の信用や取引状況などによっては審査で落とされてしまうケースも普通にあります。
そこでこの記事では、絶対に通るファクタリング会社はあるのか?また審査に通る大切なポイントなどについてまとめてみました。今すぐにファクタリングでの資金調達を成功させたい!審査で断られたくない!そんな経営者や事業者に向けて詳しく解説していきますので、是非参考にしてみてください。
残念ながら絶対に通るファクタリング会社はありません。ファクタリング会社もボランティアではなくビジネスとして売掛金の買取サービスを行っているため、必ず審査が行われます。
ファクタリング会社へ申込み後審査が行われ、審査が通れば最短30分で入金されます。給与支払いや生産ラインの購入などで今すぐお金が必要な時の救世主的存在と言っても過言ではありません。
それではもう少し詳しく、ファクタリングの審査概要と融資審査との違いについて解説します。
ファクタリングを利用する際には絶対に審査が行われます。本当に売掛金は存在するのか、売掛先との関係は良好で遅れることなく入金されているか、などを審査します。
当たり前のことですがファクタリングは売掛先の譲渡ではありますが、立て替え払いとも言えます。お金を立て替えたのに、それが戻ってこなければファクタリング会社としては大赤字です。
捏造の売掛先だったり、売掛先からの入金実績がなければ、審査で絶対に通るはずがありません。つまり絶対に通るファクタリング会社は存在しません。
絶対に通るファクタリング会社は存在しませんが、審査自体は融資よりも圧倒的に通りやすく、平均的な審査通過率は約70%ほどと言われています。
銀行の審査通過率は公表されていませんが、公庫融資は50%前後です。銀行は公庫よりも審査が厳しい傾向にあるため、概ね40%前後ということになります。
このようにファクタリングと融資の審査通過率を比較してみるとよくわかりますが、どれだけファクタリングの審査が通りやすいのか理解できるはずです。
中には80%や90%の水準を維持しているファクタリング会社もあります。絶対に通るとは限りませんが、融資へ申込みをするよりもファクタリングの方が緊急的な資金繰りにおすすめです。
金融機関の融資よりも通る確率が高いのがファクタリングの審査ですが、いくつかのポイントを押さえておくことにより、審査通過の可能性が高くなります。
もちろん絶対に通るとは限りませんが、何も気にせず申込みをするよりも通りやすくなること間違いありません。ここではファクタリングの審査通過に大切な5つのポイントについて、それぞれ詳しく解説していきますので、是非参考にしてみてください。
ファクタリングの審査で重要となる項目が、売掛先との取引期間です。売掛先と長い年月に渡って取引を続けていれば、ファクタリングの審査が有利になります。
最低でも年単位の取引がある売掛先でのファクタリングをおすすめします。特に決められた取引期間はありませんが、長ければ長いほど審査通過の可能性が高くなることに間違いありません。
ただし一度でも売掛先からの入金が遅れていると審査通過が難しくなりますのでご注意ください。
ファクタリングによる売掛金は、譲渡期間が短ければ短いほど審査に有利となります。つまり入金まで期間の短い売掛金で申込みをすると審査通過の可能性が高くなります。
日本の企業の場合、早くても末締め翌末の1ヶ月周期か翌々末が一般的です。しかし長いところだと3ヶ月待たされる企業もあるため、その分ファクタリング会社としては持ち出し期間が長くなります。
持ち出し期間が長ければリスクも高まるため、審査がより厳しくなりますし、手数料が高くなる場合もあります。できる限り入金までの期間の短い売掛金を用意しておきましょう。
ファクタリング会社によって多少の違いこそありますが、基本的な必要書類はほぼ同じです。例えば商業登記簿謄本、身分証明書、決算書または確定申告書、印鑑証明書、取引銀行口座の通帳、請求書・発注書など、売掛先との基本契約書、税金・社会保険などの書類が挙げられます。
確実にこれら全ての種類提出を求められるわけではありませんが、ファクタリング会社から求められた場合、スピーディーに提出することで信頼性が高まります。その結果、審査に通過しやすくなるかもしれません。
用意して有利になることはあっても損や無駄になることはありません。誠実さをアピールするためにも必要そうな書類は全て準備しておきましょう。
ファクタリングへ申込みする際には、氏名や住所、売掛金額など様々な項目を記入(入力)して提出する必要があります。この時、嘘偽りなく正確な情報を伝えるようにしてください。
例えば会社としての実績を良く見せようと会社の設立年月日に少し手を加えたとします。書類の提出で設立年月日に相違点が見つかった場合、他の審査項目に問題なかったとしても、それだけで審査落ちする可能性が高くなります。
大切なのは全てにおいて正直に答え、嘘偽りなくファクタリング会社へ伝えることです。これはファクタリングに限らず、全ての融資や貸付でも同じです。
誠実な人こそファクタリングの審査通過率が高くなりますし、申込みから現金化までのスピードも早くなります。
自社とファクタリング会社のみで契約する2社間ファクタリングよりも、売掛先を交えた3社間ファクタリングの方が審査通過率は高くなります。
3社間ファクタリングの場合、売掛先から承諾を得られますし、期日になったら直接売掛先から入金されるため、ファクタリング会社としてはリスクがほとんどありません。
そのため審査が通る確率が上がるだけでなく、ファクタリングの手数料も2社間より圧倒的に低くなります。
また3社間ファクタリングは申込みから現金化までがとってもスピーディーです。もし売掛先から許可を得られそうであれば、一度3社間ファクタリングの相談をしてみてください。
2社間ファクタリングよりもスムーズで負担の少ない資金調達が可能になります。
ここまで絶対に通るファクタリングはないと解説してきましたが、実際には審査ほぼなしでファクタリングが可能な業者は存在します。しかし審査なしを謳うファクタリング業者の実態は闇金です。
ご存知の通り闇金は許可を得ずに貸金業を営む業者のことで、法外な利息や暴力的とも言える取り立てを平然と行います。審査なしだからと言って一度闇金に手を出してしまうと資金繰りがより一層厳しくなり、事業閉鎖という最悪の事態を招きかねません。
絶対に通したい気持ちはよく理解できますが、相手が闇金では何の意味もありません。最近では偽装ファクタリングが横行していますし、給与ファクタリングも危険です。
最後にもう少し詳しく絶対に通るファクタリング業者の実態について解説します。
ここ最近になって中小企業の経営者や事業者からファクタリングが注目を集めるようになり、それを逆手に取った偽装ファクタリングの被害が横行しています。
偽装ファクタリングとは償還請求権のあるファクタリングのことで、そもそも売掛金を譲渡するファクタリングとは意味合いが全く異なります。ファクタリングは売掛金を完全に譲渡するため、万が一期日になっても入金されない場合には、ファクタリング会社から売掛先へ請求がいきます。
しかし偽装ファクタリングの場合、償還請求権がそのまま残るため、期日超過で売掛金の買い戻しを請求されます。つまり譲渡の契約が無効となり、手数料を含めた金額の返済を求められるわけです。
このような偽装ファクタリングは売掛債権担保融資と同じで、貸金業の許可が必要です。ただファクタリングを装う業者のほとんどは無許可の闇金です。
審査なしで絶対に通るかもしれませんが、期日超過で恐ろしい取り立てが待っています。審査の有無で選ぶのではなく、口コミ評判が良く信頼性の高いファクタリング会社を利用しましょう。
給与ファクタリングとは、給料日の一括返済を前提として給与の前払いが可能な取引です。一定額の手数料を支払うことで給料日が来る前にまとまった資金調達が可能になります。
言うならば給与を担保としてお金を借りるわけですから、給与ファクタリングは貸金業に該当します。つまり貸金業の届け出をしていないファクタリング会社が給与ファクタリングを行う行為は完全に違法です。
そもそも給与ファクタリング自体、法律で認められていない取引であり、明確に違法とは提言していませんが、金融庁から注意喚起されています。
給与ファクタリングは闇金に多い貸付の手口です。中には担保としてキャッシュカードの提出を求めてくる闇金もありますのでご注意ください。
以上のことから給与ファクタリングを謳うファクタリング会社は非常に危険な存在です。どれだけ資金繰りに困ったとしても、絶対に利用してはいけません。
今回は、絶対に通るファクタリング会社はあるのか?そして審査通過に大切なポイントについてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?ファクタリング会社もビジネスとして売掛金の買取を行っているため、審査は必ず行われます。
残念ながら絶対に通るわけではありませんが、金融機関の融資と比べれば圧倒的に通る確率が上がるのがファクタリングです。大切なのは売掛金の信頼性と嘘偽りのない申込みであり、余程のことがない限り問題なく審査に通過できます。
審査がほぼなく絶対に通るファクタリングは闇金だけです。ファクタリングの需要が増してきている現在、偽装ファクタリングとして悪質なサービスを提供する闇金が増えていますので十分にご注意ください。
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