受付時間 9:00-19:00(日祝除く)
ファクタリングコラム
2024年12月23日
目次
本記事は、ファクタリングをweb完結で契約したい方に向け、web完結で契約できるファクタリングのメリット・デメリットを解説していきたいと思います。
・早期に資金調達したい
・出掛け先でファクタリングの申込みをしたい
・手数料をなるべく安くしたい
などの方はぜひ最後まで本記事をお読みください。
最近では、Web完結できるファクタリングを見かけるようになりました。
従来のようにファクタリング会社の店舗に足を運ぶ、あるいは担当者に会社へきてもらって契約するという方式でなくても資金調達ができるのです。
しかし、問題なのは自社にWeb完結型のファクタリングが合っているかどうかではないでしょうか。
そこで今回は、Web完結で契約できるファクタリングのメリット・デメリットについて解説します。
本記事を読めば、自社にWeb完結で契約できるファクタリングが最適なのかがわかるようになるはずですので、ぜひ参考にしてください。
Web完結できるファクタリングは、オンラインファクタリングと呼ばれています。
IT技術の発展に伴って、ファクタリングの手続きがインターネット上でできるようになり、導入している企業も増えています。
必要書類はデータ化して、ファクタリング会社へ送信・アップロードし、あとはAIのスコア評価によって審査、問題なければ入金手続きという流れです。
現在においては、必ずしも対面で面談や契約手続きの説明をする必要がなくなり、ファクタリングは多様性が生まれています。
Web完結=オンラインファクタリングと説明しましたが、中にはWeb完結ではない場合もあります。
審査や必要書類の提出など、一部オンライン上で手続きするだけでもオンラインファクタリングと呼べてしまうのです。
オンラインファクタリング可能という文言が記載されていても、完結できるかはわからないので、忘れずに確認しておきましょう。
Web完結型のファクタリングには、以下のようなメリットがあります。
・審査から入金までが簡単でスピーディー
・手数料が低くなりやすい
・場所を問わず申し込める
・スマホで手続きできる
・個人事業主・フリーランス向けもある
それでは、それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
Web完結型のファクタリングは、審査から入金まで簡単かつスピーディーな点がメリットです。
従来では、必要書類を郵送し、ファクタリング会社の社員が書類を見て審査の合否を行っていました。
しかし、Web完結型はAIが審査を行ってくれるので、時間をかけずに結果が出せます。
入金についても、最短即日可能なファクタリング会社も多く、緊急的な資金調達としての活用も可能です。
Web完結型ファクタリングは、手数料が低くなりやすいのもメリットの1つです。
ファクタリングの手数料は、回収リスクと人件費が大半を占めていました。
Web上での手続きやAIによる審査によって、人件費が大きく削減されるので、その分利用者へと還元している企業も多いです。
通常、2社間ファクタリングは手数料が10%〜30%が相場ですが、Web完結型では1%〜10%程度で取引できる企業もあります。
利用側としては得られるキャッシュが増えるのは、大きなメリットとなるでしょう。
周辺にファクタリング会社がない企業にとっては、場所を問わず申し込めるのは魅力的です。
従来の契約方式では、市外・県外まで出張してファクタリングの手続きをしなければなりませんでした。
そうなると、出張費・交通費がかさんでしまい、得られる現金が少なくなってしまうのがデメリットとなるでしょう。
しかし、Web完結型では足を運ぶ必要がないので、周辺にファクタリング会社があるかどうかは関係ありません。
出張費・交通費も浮くため、利便性・コスパとしてもメリットといえます。
Web完結型のファクタリングなら、スマホでも手続きできるため、より便利に資金調達が可能です。
ファクタリングに必要な書類をスマホに入れておく必要はあるものの、外出先や移動中でも申し込みができます。
もちろんパソコンでも申し込みができるので、インターネットに接続できるデバイスがあれば、ファクタリングを利用できると考えていいでしょう。
個人事業主やフリーランス向けにサービスを展開しているWeb完結型ファクタリングもあります。
特徴としては、小額債権でも取引でき、法人でも利用可能な場合も多いです。
Web完結型ファクタリングはメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。
・審査の柔軟性に欠ける
・3社間ファクタリングには対応していない会社がほとんど
デメリットを理解して、自社に最適かを見極めていきましょう。
審査にAIを導入している場合、柔軟性に欠けてしまうのがWeb完結型ファクタリングのデメリットです。
人的な審査を行っていた場合、基準としては落ちてしまうものの、運営状況や人柄で問題なければ取引可能と判断してくれる可能性があります。
しかし、AIによる審査は基準から落ちたら絶対に通ることはありません。
そもそも、審査に落ちてしまうのなら売掛債権などの見直しが必要ではありますが、Web完結型は特に厳しいと認識しておきましょう。
3社間ファクタリングは対面契約が必要になるので、基本的には2社間ファクタリングで手続きをしなくてはいけない点もデメリットです。
仮に3社間で話を進める場合は、Web完結ではなくなるため、企業・事業者によってはデメリットに感じるでしょう。
ファクタリング業者を選ぶ際には、気をつけたいポイントがいくつかあります。自社の状態に合わせて、最適なファクタリング業者を選ぶと効率的です。
ファクタリング業者には、次のような3つのタイプがあります。
・法人としか取引しない
・法人でも個人事業主でも取引する
・個人事業主がメイン
法人しか相手をしないファクタリング業者は、少なくありません。これには前の項目で紹介した、債権譲渡登記が関わっています。債権譲渡登記を必須条件としてリスクを排除しているファクタリング業者は、法人としか契約しないのです。
しかし逆にリスクをおそれずに、ライバルが少ない個人事業主を対象にしているファクタリング業者も存在します。そのため、個人事業主であっても、適したファクタリング業者を選べば問題ありません。
ただし、個人事業主相手だと極端に「手数料」を釣り上げるファクタリング業者も存在するため、手数料の割合には注意してください。何社かに見積もりを出してもらうと損をしないですみます。
ファクタリングは、日本で利用されるようになってから、まだ日の浅いシステムです。そのため、利用料金の相場も固まりきっていません。業者ごとにファクタリングの利用料金が大きく違うため、なるべく利用料金が安いファクタリング業者を使うのが大切です。
1回ファクタリングを使うだけなら、利用料金の差の重要度は高くありません。しかし、ファクタリングは会社の資金調達方法の1つとして、何度も利用する性質のものです。そのため、手数料が0.1%違うだけでも、後々大きな差になってしまう可能性があります。
ただし手数料が安いからといって、安易に3社間ファクタリングを選ぶのは問題です。3社間ファクタリングには、取引先企業にバレてしまう、手続きが遅くなる、といったデメリットもあります。慎重に検討する必要があるでしょう。
ファクタリング業者を選ぶための重要な要素が入金スピード。申込みから入金までの時間が短いファクタリング業者の方が、なにかと使いやすく便利です。 たとえば、急に多額の支払いをしなければならなくなったとしても、入金速度が早いファクタリング即日の業者がいれば、無理なく対応できます。
問題が起こってから、入金が早いファクタリング業者を探すのは困難です。焦って、法律を無視して取引をしている違法業者に引っかかってしまう危険性も高まります。そのため、手元資金にある程度は余裕がある状態で、入金速度が早いファクタリング業者を見定めておくのが大切です。
ファクタリング契約には「償還請求権」が付かないのが普通。償還請求権とは、債務を負っている企業から債権の回収が困難になった場合に、債権を譲渡した企業に債務の履行を要求できるものです。 償還請求権があるとどうなるかと言うと、ファクタリング契約をした後で、売掛債権を出している取引先企業が「倒産」したら、自社がファクタリング業者に売掛債権の支払いをしないといけなくなります。
つまり、100万円の売掛債権をファクタリングして、95万円(手数料5万円)を得ていたとしても、取引先企業が潰れたら100万円をファクタリング業者に払わなくてはいけないということです。結局、100万円の売掛債権を失った上で、手数料の5万円まで取られる大損となります。
逆に償還請求権がなければ、取引先企業が倒産しても、その損失はファクタリング業者にしかいきません。手元には95万円が丸々残ります。むしろ取引先企業の倒産で失われるはずだった、100万円分の売掛債権が失われず大きな得です。以上のような理由があるため、償還請求権があるファクタリングの利用はおすすめできません。
これまでの特徴やメリット・デメリットを踏まえて、Web完結型ファクタリングがおすすめな人についてまとめました。
では、それぞれのおすすめな人について詳しく見ていきましょう。
地方に拠点・事業を展開している場合、周辺にファクタリング会社がない可能性が高いです。
Web完結であれば場所を問わず申し込みができ、審査に通れば現金を得られるため、資金繰りに困窮している地方企業にこそ大きなメリットになるでしょう。
Web完結型のファクタリングを展開している会社も増えてきているので、自社に最適なサービスを選びやすくなっています。
事業成長のための資金調達は、地方でも問題なくできる時代になったといえるでしょう。
急な設備故障や車両破損、あるいは資金不足による給与未払いの危機など、緊急で資金が必要な方にもWeb完結型ファクタリングはおすすめです。
最短即日で現金化ができるので、差し迫って資金が必要な場合にも対応できるでしょう。
融資や借入などの資金調達を行う場合には、最低でも数週間かかってしまうケースも珍しくありません。
その点、ファクタリングのスピーディーさは、他の資金調達手段よりも優れています。
Web完結型は、日頃業務で忙しく、ファクタリング会社の店舗に足を運べない方にもおすすめです。
Web上でファクタリングの審査・入金手続きをしてもらえるので、業務中のスキマ時間に手続きを進められます。
店舗に足を運んでしまうと、どうしても割かなくてはいけない時間が多くなってしまい、人によっては利用できない場合もあるでしょう。
そう考えると、Web完結型のファクタリングは利便性の高さも魅力です。
ここでは、Web完結ファクタリングについてよくある質問をまとめました。
Web完結型ファクタリングの審査自体は、人の手によって行われるものと変わりません。
どちらかというと、人的な審査では基準に満たない場合でも、総合的に判断して通過させているだけで、難易度については緩くしているわけではないです。
審査通過率という点ではWeb完結型のほうが厳しくなるものの、審査基準については変わらないものと認識しておきましょう。
必要書類の提出までなら深夜に限らずどの時間帯でも可能です。
ただし、審査や入金手続きになると、人的な操作が必要になるため、営業時間内での対応になります。
Web完結型といえど、24時間いつでも入金してもらえるわけではない点に注意しておきましょう。
今回は、Web完結型ファクタリングのメリット・デメリットについて解説しました。
Web完結型のファクタリングは、場所を問わず申し込みができ、手数料も低くよりスピーディーな傾向にある点を理解してもらえたはずです。
Web完結型ファクタリングのメリット
・審査から入金までが簡単でスピーディー
・手数料が低くなりやすい
・場所を問わず申し込める
・スマホで手続きできる
・個人事業主・フリーランス向けもある
Web完結型ファクタリングのデメリット
・審査の柔軟性に欠ける
・3社間ファクタリングには対応していない会社がある
Web完結型ファクタリングがおすすめな人
・地方に拠点・事業を展開している方
・緊急で資金が必要な方
・多忙で店舗に足を運べない方
web完結のファクタリングを利用される方は、上記のポイントを確認することをおすすめします
今回おすすめした人に該当しなくても、全ての方にWeb完結型ファクタリングは推奨できるため、ぜひ気になる方は検討してみてください。
2024.12.24
ファクタリング
銀行融資だけじゃない!2社間ファクタリングを活用した資金調達方法
目次銀行からの融資銀行の審査が厳しいファクタリングという資金調達方法2社間での取引2社間での取引のメリット3社間ファクタリングファクタリングの手数料2社間ファクタリングの活用 […]
2024.12.23
ファクタリング
インボイス制度導入にあたりファクタリングを利用すべきタイミング
目次インボイス制度とはインボイス制度導入で起こりうるリスクインボイス制度のファクタリングへの影響ファクタリングは非課税のため直接影響はない手数料も基本的に影響を気にする必要は […]
2024.12.23
ファクタリング
ファクタリングはLINE契約できる?メリット・デメリットや必要性について
目次ファクタリングがLINE契約できるって本当?オンラインファクタリングとは?LINE契約利用が向いているケース近くにファクタリング会社がない手続きをスムーズに済ませたいコス […]
2024.12.22
ファクタリング
ファクタリングが製造業の資金繰りにおすすめの理由(メリット)と注意点
目次ファクタリングは資金繰りに厳しい製造業の救世主資金繰りに厳しい製造業製造業は売掛金の回収サイトが長い【救世主】ファクタリングとは?ファクタリングが製造業の資金繰りにおすす […]
2024.12.22
ファクタリング
ファクタリング会社選びの決め手4選!悪質業者の見抜き方も徹底解説
目次ファクタリング会社選びは大変な理由とは?決め手が重要な理由!ファクタリング会社選びの決め手4選償還請求権の有無手数料の低さ即日現金化の可否信頼性の高さ悪質なファクタリング […]