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ファクタリングコラム
目次
ファクタリングには、2社間・3社間の契約方式があり、それぞれで審査難易度が異なります。
一般的には、3社間ファクタリングのほうが審査通過率が高く、資金化しやすい点がメリットです。
しかし、具体的にどのくらいの審査通過率を誇っているのか、わからないと依頼するまで踏み出せない企業・事業者もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、3社間ファクタリングの審査通過率について、おすすめな企業のタイプとあわせて解説します。
残念ながら、自社および他社の調査データにも3社間ファクタリングのみの審査通過率を公表しているデータはありませんでした。
そのため、審査通過率だけで2社間・3社間のどちらを選ぶかはできず、他の方法で比較をすることになるでしょう。
2社間・3社間を含めたファクタリング全体の審査通過率であれば、一般的に70%前後といわれています。
銀行や消費者金融からの融資の審査通過率は60%前後とされているため、資金化のしやすさでいえばファクタリングに軍配があがりそうです。
特にファクタリングは、融資のように信用情報を共有するわけではないため、会社によって審査通過率が大きく異なります。
その中でも3社間ファクタリングは、特に審査に通りやすい特徴を持っているので、依頼の準備ができているなら、資金化の成功率は高いといえるでしょう。
審査が通りやすい3社間ファクタリングですが、利用率を見てみるとあまり高くはありません。
理由としては、主に以下の2点です。
・取引先に承諾を得る必要がある
・取引先にファクタリングをしていることが知られてしまう
3社間ファクタリングを行う際、取引先には債権譲渡通知が送られます。
この債権譲渡通知に承諾をしてもらって、初めて3社間ファクタリングの手続きが進むのです。
そのため、ファクタリングの承諾と通知が行われる点から、利用へのハードルが高く、魅力的なメリットはあるものの利用率はそこまで伸びていないのです。
以下の2タイプは、3社間契約がおすすめです。
・取引先からファクタリング利用の承諾を得られる企業
・手数料をなるべく抑えたい企業
では、それぞれのタイプについて詳しくみていきましょう。
取引先から承諾を得られるなら、手数料が低いメリットを享受できる3社間ファクタリングがおすすめです。
実際の事例でいうと、取引先もファクタリングを利用した経歴がある場合、承諾を得られるパターンが多く見受けられます。
ただし、企業・事業者によっては、ファクタリングはマイナスな評価を与えてしまうので注意が必要です。
手数料をなるべく抑えたい企業も3社間での契約を検討すべきです。
3社間契約の手数料相場は1%〜10%となっており、2社間契約の10%〜20%と差があります。
例えば、300万円の売掛債権を買い取ってもらう場合、得られる資金は以下のとおりです。
・3社間ファクタリング:297万円〜270万円(手数料1%〜10%)
・2社間ファクタリング:270万円〜240万円(手数料10%〜20%)
大規模な売掛債権になるほど、契約方式による手数料の差が大きくなるため、なるべく低コストを目指すなら3社間ファクタリングが適切でしょう。
ここでは、3社間ファクタリングの審査通過率に関してよくある質問をまとめました。
3社間に限らず、ファクタリングの審査では必ず通ることはありません。
売掛債権の回収にリスクを感じるとファクタリング会社が判断した場合は、当然審査に通らない可能性があります。
審査をする前に売掛債権が支払われる証拠を揃えておく、あるいは取引先の財務状況をある程度把握しておくといいでしょう。
全く関係ないわけではありませんが、さほど影響はないでしょう。
ファクタリング会社の審査基準にもよりますが、大抵は取引先が滞りなく売掛債権を支払ってくれるかを重視します。
2社間ファクタリングにおいては、自社の口座が差し押さえられてしまうと売掛債権の回収ができなくなるので、ある程度加味するでしょう。
しかし、3社間契約は取引先から直接ファクタリング会社へ送金されるので、あまり影響がありません。
そのため、3社間で契約する分には、自社の財政状況はさほど影響しないと考えてください。
2社間契約と比較すると、3社間ファクタリングは安全に取引できるでしょう。
なぜなら、ファクタリング会社側の手間が多くなる分、悪徳業者は避けたがるからです。
また、取引先という第三者ともやりとりを進めるため、悪徳業者である可能性がバレるリスクも高くなります。
そのため、3社間ファクタリングは安全に取引しやすい契約方式だといえるでしょう。
今回は、3社間ファクタリングの審査通過率について、おすすめな企業とともに解説しました。
審査通過率については、2社間契約より高いものの、やりとりの手間が多い点で利用率は低いということがわかってもらえたはずです。
取引先から承諾を得られる、なおかつ手数料をできるだけ抑えたいのであれば、審査通過率の高い3社間ファクタリングを検討しましょう。
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