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ファクタリングコラム

建設業におけるファクタリング活用法とは?おすすめする理由も解説

ファクタリング

2023年11月24日

建設業は資金繰りに困窮する可能性の高い事業であり、つなぎ資金の確保にファクタリングを活用するケースが多いです。
自社でもファクタリングを利用しようと考えたとき、どのような活用法があるのか知っておくと、効率的かつ効果的な資金調達ができるでしょう。

そこで今回は、建設業におけるファクタリング活用法について解説します。
本記事を読めば、ファクタリングを有効活用できるようになるはずなので、ぜひ参考にしてください。

建設業でファクタリングが活用されている理由とは

建設業でファクタリングを活用する理由には、大きく4つあります。

・請負契約が基本のため
・契約から入金までが長い
・入金までに必要な費用は自社負担
・外注が多い

では、それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

請負契約が基本のため

建設業界では、完遂した仕事に対して報酬を支払う請負契約が基本として浸透しています。
例えば、戸建て住宅の建設を受注したとしましょう。
この場合、戸建て住宅が完成し、修正なく納品という形になった場合に、初めて報酬が発生します。

つまり、受注業務を完了しなければ報酬はもらえず、その間は自社の保有資金でやりくりをしなければなりません。
請負契約だからこそ資金繰りの問題を解決するため、ファクタリングが活用されます。

契約から入金までが長い

建設業では、契約から入金まで平均3ヶ月半と、入金まで長いため、ファクタリングの活用シーンが多くなります。
通常の事業では、入金サイトが30日〜60日、長くても90日が一般的です。

そう考えると、建設業の契約から入金までの期間は長く、資金繰りの調整が必要になります。

入金までに必要な費用は自社負担

建設業では、業務を行うにあたって必要な木材やその他備品は、基本的に自社負担で用意しなければならず、資金枯渇がしやすい業種の1つです。
例えば、入金まで完成が3ヶ月半後に設定された請負契約をしたとすると、それまでの間は資金が入ってきません。

それどころか、業務を行うために必要な備品などを自社の経費で一旦建て替えなければならず、一時的なマイナスが起こってしまいます。

外注が多い

建設業では、内装工事・電気工事といったさまざまな業種へ外注するケースも珍しくありません。
全て自社で賄えれば、コストを抑えられるとはいえ、専門外の業務を行うのは危険であり、クライアントからのクレームを招くでしょう。

品質を保つためには、外注を選択しなくてはいけない場合も多く、その分のコストも自社で対応しなくてはいけないのです。
コストを割かなくてはならない時に資金が不足している、といった状況を改善するためにも、ファクタリングが活用されます。

建設業におけるファクタリング活用法

建設業でファクタリングを活用する方法は、主に以下の4つです。

・前金の確保
・新規契約を結ぶ資金に充てる
・手元資金の確保
・倒産リスクの回避

では、それぞれの活用法について詳しく見ていきましょう。

前金の確保

工事に必要な機器や材料、あるいは外注費を賄うために、前金を現金化しておく活用法がファクタリングには可能です。
特に建設業は、発注者→元請け→下請けといったように、重層下請構造になっている場合も珍しくありません。

また、請負契約であれば、目的物の引き渡し後に報酬をもらうので、利益は担保されているものの、現状の手元資金ではスムーズな運用ができないケースも多いです。
上記のようなシーンにおいて、ファクタリングによって前金を確保しておけば、依頼された業務を滞りなく遂行できるようになります。

新規契約を結ぶ資金に充てる

ファクタリングを活用すれば、新規契約を結ぶための資金に充てることも可能です。
特に数千万〜数億円の規模の工事が発生する場合、自社のみで費用を立て替えておくのは難しいでしょう。

しかし、外注費用や備品は、目的物の完成後に支払ってもらう請負契約が基本のため、資金枯渇によって契約を断念するケースもあるかもしれません。
そこでファクタリングによって資金を確保できていれば、資金繰りを円滑にでき、安心して新規契約を結ぶこともできるはずです。

契約金の一部が前金として支払われる場合もありますが、なかった場合でもファクタリングを活用すれば資金調達ができる点を覚えておきましょう。

手元資金の確保

自社の手元資金に懸念がある場合、ファクタリングで問題解決できる点も活用すべき理由です。
建設業では、突発的な依頼や追加外注をしなくてはいけない場合もよくあります。

しかし、手元資金が潤沢ではないと、外注に充てられる費用や資材・備品の調達費用の捻出ができず、依頼を受注できないこともありえるでしょう。
そうなると、結果として自社の業績は不振に陥ってしまうため、ファクタリングを活用して手元資金の確保も検討すべきなのです。

ファクタリングは入金スピードも早いので、突発的な依頼や外注にも対応でき、機会損失を防ぐこともできます。

倒産リスクの回避

償還請求権なしで行われるファクタリングを利用すれば、売掛先の倒産リスクを回避することも可能です。
償還請求権とは、簡単にいうと売掛金の回収責任があるかどうかというもので、一般的なファクタリングでは償還請求権なし(ノンリコース)で交わされます。

ノンリコースで契約できると、たとえ依頼主が倒産し、売掛金の回収ができなくなったとしても、自社に責任はありません。
大手あるいは上場企業からの依頼であれば、心配する必要はないものの、中小企業からの依頼の場合、破綻・倒産によって回収できなくなる可能性はゼロではありません。

そう考えると、早期資金調達という点において、ファクタリングは有用な手段であり、自社の損失を少なくするリスクヘッジともいえるでしょう。

建設業にファクタリングがおすすめな理由

建設業にファクタリングがおすすめできる理由については、以下の4点があげられます。

・緊急的な資金回収が可能
・審査に通りやすい
・赤字や税金滞納でも利用可能
・企業としての評価を下げない

では、それぞれの理由を見ていきましょう。

緊急的な資金回収が可能

突発的な依頼や従業員の給与、設備故障の補填といった緊急的に必要な資金が不足してしまった際、ファクタリングならスピーディーな調達が可能です。
ファクタリング会社および契約方式によって異なりますが、即日〜10日程度で資金調達ができます。

新たなビジネスチャンスを掴む、あるいは従業員満足度を下げない点においては、ファクタリングは汎用性の高い資金調達手段といえるでしょう。

審査に通りやすい

融資とは比較すると、ファクタリングは審査に通りやすい特徴があります。
理由は、融資のように借入ではなく資産の売却に該当するからです。
また、審査の基準は売掛先および売掛債権の信用度であるため、自社の経営状態はあまり重要視されません。

そのため、資金繰りに困窮している企業でも審査に通りやすく、資金調達が実現できます。

赤字や税金滞納でも利用可能

ファクタリングは、自社が赤字や税金滞納でも利用できる資金調達法です。
たしかに自社の経営状態が不安定だと、審査の評価としてはマイナスになるでしょう。
しかし、重要なのは売掛先・売掛債権であるため、決して審査に通らないわけではありません。

建設業において赤字決算になると、新規契約や外注も制限されてしまうので、利益を追求できない可能性が高いです。
そこでファクタリングを利用すれば、事業の立て直しを図ることもできるでしょう。

企業としての評価を下げない

銀行融資を検討している方にとっては、企業としての評価を下げない点でもファクタリングは最適です。
ファクタリングは資産の売却にあたり、貸借対照表上の負債に該当しません。

オフバランス化が狙えるので、融資を受ける際には有利に進められます。

建設業のファクタリング活用法に関するQ&A

建設業のファクタリング活用法に関して、よくある質問をまとめました。

建設業のファクタリングに上限買取額はありますか?

建設業というよりも、ファクタリング会社によって上限買取額が定められています。
数千万円〜数億円規模の売掛債権を利用する際は、ファクタリング会社の上限額を確認してから申し込むようにしましょう。

また、金額によっては時間を要する場合もあるので、どのくらいの期間で入金できるかもチェックしてください。

ファクタリングは即日で入金してもらうことは可能ですか?

2社間ファクタリングなら即日入金できる業者が多いです。
ただし、申し込むタイミングや審査時間、債権額によって即日が厳しい場合もある点は理解しておきましょう。

建設業のファクタリングで注意すべき点はありますか?

建設業に限らず、ファクタリングは手数料が発生する点、契約方式によっては売掛先に通知される点に注意が必要です。
手数料は、ファクタリング会社や売掛債権の回収リスクによって異なるので、なるべく多く現金化したい場合は、業者選びを慎重に行いましょう。

建設業のファクタリング活用法まとめ

今回は、建設業のファクタリング活用法について解説しました。
建設業は請負契約が基本だからこそ、入金されるまでの間、資金繰りに問題が生じる可能性が高い業種です。

ファクタリングを活用すれば、円滑に資金調達ができ、新規契約や緊急的に資金が必要になっても対処できるでしょう。
ぜひ、ファクタリングを活用して、事業の成長を試みてください。

 

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