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ファクタリングコラム
2024年1月17日
目次
東京や大阪などの主要都市では、ファクタリングによる資金調達が盛んに行われています。
しかし、東北地方になると、融資や資金調達サービスを提供している店舗数は少なく、資金繰りの悪化に悩む中小企業・事業者も少なくありません。
そこで本記事では、東北地方の中でも岩手にエリアを絞って、ファクタリングが可能なのか、会社選びのコツや注意点について解説します。
ぜひ、本記事を参考にして、キャッシュフローの改善を図ってみてください。
そもそも、ファクタリングは主要都市のみ扱っている資金調達サービスであり、岩手県では取り扱っていないのでは、と感じる方もいるのではないでしょうか。
結論をいうと、岩手でもファクタリングを利用することは可能です。
特に地方には中小企業が多く存在するため、資金繰りやキャッシュフローの改善のためにファクタリングを積極的に活用すべきでしょう。
ただし、主要都市よりはファクタリング会社が限られてしまう点は注意してください。
ファクタリングはサービス提供会社から資金を得られる仕組みのため、融資として考える方もいるでしょう。
しかし、ファクタリングは資産売却に該当するので、銀行融資が断られた企業でも利用できる特徴があります。
資金繰りが困窮していると返済能力が乏しいからという理由で、銀行融資を断られてしまった企業・事業者には最適です。
融資を断られて困っている岩手の企業・事業者こそ、ファクタリングを前向きに検討してみてください。
従来のファクタリングは、法人向けのサービスが一般的で、個人事業主やフリーランスの利用は不可でした。
現在では、個人事業主・フリーランス専用のファクタリング会社も登場しており、資金調達が可能な事業者が増えています。
個人事業主やフリーランス向けのファクタリング会社では、小規模な売掛債権を買い取ってもらえるので、場合によっては法人が利用するケースもあるでしょう。
利用する対象が広がっているファクタリングは、より一層活用シーンが多彩になっていると考えておきましょう。
岩手では、どのようなファクタリング会社を選ぶのが最適なのか、特に初めて利用する企業・事業者の場合には悩むはずです。
コツとしては、以下の項目を意識するといいでしょう。
・おすすめはオンラインファクタリング
・審査難易度をチェックしておく
・審査スピードは会社によって異なる
・売掛債権買取額に注意
・口コミ・評判で信頼度を調査
では、それぞれの選び方のコツについて、詳しく解説します。
岩手でファクタリングをする場合におすすめなのがオンラインファクタリングです。
オンラインファクタリングは、Web上で取引ができるので、店舗に足を運ぶあるいは担当者に来社してもらう必要がありません。
また、通常のファクタリングに比べて、以下のようなメリットを受けられる可能性が高いです。
・手数料が安い
・審査が早い
・取引先に通知がいかない
ファクタリングで発生する手数料には、人件費や事務手数料も含まれていますが、オンライン上での手続きなら削減ができます。
そのため、手数料が安い傾向にあり、得られる現金も多くなるでしょう。
また、審査をAIに任せている会社も多く、審査から入金までが早い点も特徴です。
さらに、オンラインファクタリングは2社間契約が基本なので、取引先に通知されずに取引ができるのもおすすめする理由です。
もちろん強制ではないので、自社の活用シーンに合わせて選びわけてみてください。
ファクタリングは、サービス提供会社それぞれで独自の審査基準を設けています。
ただし、審査基準の多くは売掛債権の信用力で、売掛先の経営状態によるところが大きいです。
そのため、売掛債権の信用力によって審査難易度が緩いか厳しいかを選んでおくのもいいでしょう。
なぜ審査難易度をチェックするのかは、手数料に大きく影響する点があるからです。
審査難易度が高いファクタリング会社は、支払いリスクが低い売掛債権を買い取る傾向にあるので、手数料は低く設定されています。
一方、審査難易度の低いファクタリング会社は、支払いリスクをふまえて売掛債権を買い取るので、手数料が高い傾向にあります。
ただし、融資よりも審査は厳しくないのがファクタリングなので、あくまで傾向として捉えておくといいでしょう。
いつまでに資金が必要なのかに合わせて、ファクタリング会社を選ぶのも考えておかなくてはいけません。
なぜなら、審査スピードはファクタリング会社によって異なるからです。
直近で資金調達しなくてはいけない場合には、審査スピードが早く、最短即日で入金してもらえるファクタリング会社を選びましょう。
ある程度期間に余裕があるなら、手数料が低くなりやすい3社間ファクタリングを提供している会社を選ぶなど、選択の幅は広がるはずです。
ファクタリング会社によって、買い取ってもらえる売掛債権額の上限・下限が異なります。
数千万円〜数億円の売掛債権の売却を考えている場合、銀行系のファクタリングサービスを利用するのが最適です。
数万円〜数十万円なら、個人事業主やフリーランスでも利用できるファクタリング会社だと取引できる可能性が高まります。
売掛債権の金額の規模によって、利用可能なファクタリング会社が異なる点は覚えておきましょう。
検討しているファクタリング会社が違法業者ではないかどうかは、口コミ・評判を調べるとわかります。
応対品質や審査基準についても、口コミ・評判からおおよそ判断できるため、参考にしてみましょう。
岩手でファクタリングを利用するのは、以下のようなメリットがあります。
・資金繰りの改善ができる
・緊急的な資金調達ができる
・赤字・債務超過・税金滞納があっても利用できる
・信用情報に記録されない
・バランスシートのスリム化が可能
では、それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
ファクタリングを利用すると、手元資金を増やせるため、資金繰りの改善に役立たせることができます。
事業によっては、売上が上がっているのに入金されるまでに資金が枯渇する、いわゆる黒字倒産が起こるケースも珍しくありません。
そこで、ファクタリングを活用して手元資金を得ることができれば、仕入れや人件費の補填が可能となり、事業をスムーズに進められるはずです。
ファクタリングは入金までが早いので、突然の設備故障や給料の支払いに資金が足りていない状態などの緊急的なシーンに活用できます。
例えば、銀行からの融資を受ける場合には最低でも数週間はかかってしまうでしょう。
しかし、ファクタリングなら最短即日で現金を得られるため、即座に不足した部分へ補填が可能です。
融通の効きやすい資金調達法として、ファクタリングは有力候補としてあげられるでしょう。
ファクタリングの審査では、売掛先・売掛債権の信用力が重視されるので、自社の経営状態はさほど加味されない点もメリットです。
企業によっては赤字決算や債務超過、税金滞納をしているため、追加融資を断られているケースもあります。
その際、ファクタリングでは売掛先・売掛債権の信用力が証明できれば、自社が経営不振でも審査に通過する可能性があります。
資金枯渇に苦しむ企業の救済手段として利用できるのが、ファクタリングの最大の魅力といえるでしょう。
ファクタリングは借入ではないので、信用情報に記録されません。
もし借入を行う場合には、信用情報に記録され、追加融資の際に評価されてしまいます。
一方、ファクタリングでは記載されないので、融資を受ける際に有利にことを進められるでしょう。
ファクタリングは、借入ではなく資産の売却とみなされる点を理解しておいてください。
ファクタリングはバランスシートをスリムにさせられるので、健全経営の状態をアピールできます。
バランスシートは、融資や支援を受ける際にもチェックされる項目です。
資金調達を実現しながら、経営状態の良好さをアピールできるため、企業によってはスリム化ができるメリットを感じられるでしょう。
岩手でファクタリングをする際は、以下の点に注意しましょう。
・売掛債権額以上の資金調達は不可能
・手数料を把握しておく
・店舗で契約するかどうかを必ず確認する
では、それぞれの注意点について詳しく解説します。
ファクタリングは売掛債権から手数料が引かれた分の現金を得られる資金調達法です。
そのため、売掛債権額以上の資金調達はできないのがデメリットです。
もし、売掛債権額以上の資金を調達したいと考えた場合には、融資や支援を受ける選択肢に限られてしまうでしょう。
ファクタリングを利用する際は、必要資金が売掛債権内で済むのかどうかで判断してください。
ファクタリング会社によって定められている手数料率は異なるので、どのくらい引かれるのかを把握しておく必要があります。
例えば、100万円の資金が必要だからといって、100万円の売掛債権を売却しても手数料分が不足するはずです。
そのため、手数料が10%なら、110万円以上の売掛債権を売却しなくてはいけません。
必ず手数料を差し引いても、目標の金額まで調達できているかを確認してファクタリングを利用しましょう。
店舗で契約が必要なのかは、必ずチェックしておくべきです。
オンラインファクタリングの中でも、簡単な手続き・審査はWeb上で契約は店舗で、という会社もあります。
よく確認せずに取引を行い、契約時には東京に足を運ばなくてはいけなくなった、という事態にならないよう注意しましょう。
ここでは、岩手のファクタリングに関するよくある質問についてまとめました。
ファクタリングはノンリコース契約が基本なので、売掛債権を売却したあとに売掛先が倒産しても自社に支払い責任はありません。
ただし、リコース契約をした場合には、支払い責任が自社にあります。
基本的にリコース契約をされる場合はありませんが、念のため取引時に確認しておくといいでしょう。
岩手銀行ではファクタリングの契約はできません。
電子記録債権買取サービスを展開しているABL(動産担保融資)は可能ではあるものの、ファクタリングではない点を理解しておいてください。
今回は、岩手でファクタリングができるのか、メリットや注意点、会社選びのコツについて解説しました。
岩手だからといってファクタリングができない訳ではなく、オンラインファクタリングなどを駆使すれば、早期資金調達は実現可能です。
ぜひ、ファクタリングを活用して、自社の資金繰りの改善を図り、さらなる事業成長を目指していきましょう。
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