受付時間 9:00-19:00(日祝除く)
ファクタリングコラム
2023年5月31日
目次
我々の日常生活の様々な場面で「税金」の支払いが必要になります。
会社経営を行なう上でも避けては通れない税金ですが、ファクタリングを行なう場合でも必要になるのでしょうか?
手数料に消費税がかかるとなれば、思った以上の負担になることも考えられます。
知っておかないと損することにもなりかねない、ファクタリングと税金に関する情報をお伝えします。
序盤から結論をお伝えすると、「ファクタリング手数料に消費税はかからない」となります。
消費税が必要になってしまうと債権を売却しても期待したほどの資金調達ができないという危険性が高まってしまいますが、不要と分かれば安心して売掛債権の売却を行うことができるのではないでしょうか?
ファクタリング手数料は消費税がかからない「非課税取引」となるのですが、これは国税庁HPに掲載されている「金銭債権の買取り等に対する課税関係」の情報を見ることで取り扱いを確認することができます。
この中には「金銭債権の譲り受けの際に債権者から徴収する割引料、保険料又は手数料は、その名目の如何にかかわらず、金銭債権の譲受対価として非課税となります」と書かれており、ファクタリングによる金銭債権の譲渡時に発生する手数料も非課税であることが証明されているのです。
売掛債権の売却時に発生する手数料は非課税ですが、これは「売掛金は非課税」という意味ではありません。
実際に利用されている中で理解していただけているとは思いますが、売掛金が発生した際には消費税が10%かかっています。
消費税をファクタリング利用時に再度支払うことにならないのは確かですが、売掛金を使った取引が全て非課税ということではないことは理解しておきましょう。
債権を売却する側であり買い取ることのない利用者にとってはあまり関係のない情報ではあるのですが、買い取った債権を再度売却する「再ファクタリング」を行う際には課税売上割合として5%を非課税売上に計上する必要があります。
ちなみに再ファクタリングも手数料は非課税となり消費税はかかりません。
手数料に消費税がかからないことを知らずにファクタリングを利用した場合、請求されたとしても疑うことなく支払ってしまうかも知れません。
ですがすでに手数料は非課税であることを知っているみなさんに対して消費税が請求された場合は、どのように考え対応すべきでしょうか?
決して勢いに押されて支払うことはせず、落ち着いて対応することが大切です。
本来不要なはずの消費税を手数料に対して求めてくる目的は、「お金をだまし取ろうとしている」と考えるのが自然です。
売掛債権の買取のプロであるファクタリング会社が手数料が非課税であることを知らないはずはなく、もし何かの勘違いだとしても信頼できる場所とは言えないでしょう。
悪質なファクタリング会社だとすれば手数料以外にも様々な罠が仕掛けられているかも知れません。
安心して利用できる場所以外で債権を売却するべきではありませんので、契約を行わず他社への変更を検討してください。
手数料に関して消費税が不要なのは事実ですが、ファクタリングを利用する中で消費税が発生する可能性は実はあります。
消費税を請求してきたから悪質ファクタリング会社と即座に判断するのではなく、何に対して消費税がかかっているのかをまずは確認しましょう。
2社間ファクタリングを行う際には、債権の二重譲渡の防止などを目的として「債権譲渡登記」を求められることが多く、その際には司法書士へ手続きや書類作成などを依頼することになります。
そしてこの報酬に関しては消費税がかかります。
課税されていても間違いではありませんので、金額的に問題がないかを確認しましょう。
債権譲渡登記を行う際には登録免許税や印紙代なども請求される可能性があります。
しかし登録免許税も印紙代も非課税となりますので、消費税分が求められることはありません。
債権譲渡登記の費用に関して説明を受ける際には、課税されるものとされないものをしっかりと確認してください。
ファクタリング会社の中には買取を出張対応してくれる場所も存在しています。
遠方からでもファクタリング会社に出向かずに債権の売却が行えることで非常に便利ではありますが、交通費などを含めた出張費を請求される場合には消費税が課税されていても不思議はありません。
債権の売却が完了するまでに手数料以外の費用が発生した場合、その費用に消費税が加算されるかはその内容によって異なります。
本当に課税されるべきかが気になった時には、その費用に対しての説明を求め課税対象かの確認を行いましょう。
額の大小にかかわらず、疑問に感じた時には問い合わせを行って何ら問題はありません。
ファクタリングを行う際に消費税は絶対に発生しないと言い切ることはできませんが、「ファクタリング手数料」に関してはどんな時でも非課税となります。
悪質なファクタリング会社の多くは手数料に対して消費税を求めてきますので、そのような場面が訪れた際には毅然とした態度で支払いを拒否し、手数料以外の費用が一切不要な「買速」のような安心して利用できる場所をご利用ください。
2024.11.23
ファクタリング
山口の経営者におすすめのファクタリング活用方法
目次ファクタリングについてファクタリングの流れ2社間および3社間ファクタリングそれぞれのメリットファクタリングには審査がある山口での資金調達山口に店舗のあるファクタリング業者 […]
2024.11.23
ファクタリング
買掛金をファクタリングで資金化する方法と注意点
目次ファクタリングとは何かファクタリングの仕組みファクタリングの種類ファクタリングの利用目的ファクタリングのメリットとデメリットメリット①迅速な資金調達メリット②信用リスクの […]
2024.11.22
ファクタリング
広島の事業者が知っておきたいファクタリングの知識と活用方法
目次広島の事業者の経営状況広島の資金調達の主流は融資広島で融資を受けることが難しい場合にはファクタリング景気の波に対応できる経営状況の悪化に対応できるファクタリングの基礎知識 […]
2024.11.22
ファクタリング
和歌山の経営者なら知っておきたいファクタリングの基礎知識と活用方法
目次ファクタリングとはファクタリングは売掛金を支払期日前に受け取る方法ファクタリングは赤字決算や税金滞納状態でも利用できる可能性和歌山の経営者に最適なファクタリングファクタリ […]
2024.11.22
ファクタリング
愛媛県でファクタリングはできるのか?ファクタリング契約の注意点も解説
目次愛媛県の産業構造1.四国屈指の工業県2.地域で異なる産業特性3.紙やタオルの生産が盛んファクタリングと融資の違い1.審査に通りやすい2.入金までの時間が短い3.信用情報に […]