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ファクタリングコラム

ファクタリング審査の鍵を握る「信用力」とは?売掛先はどうやって調査する?

ファクタリング

2023年12月26日

ファクタリングの審査では売掛先の「信用力」の高さが審査通過の大きなポイントになると言われています。ですが信用力とは何であり、どのような方法でその高さを判断しているかはご存知でしょうか?評価方法を知ることにより、ファクタリングの審査通過の確率が高い「信用力の高い売掛先の債権」を見つけやすくなるはずです。

信用力とは?

「信用力」とは他者から信用されている度合いを意味します。ファクタリングにおいては「売掛債権の支払いをトラブルなく実行してくれる確率」というような意味合いになります。つまり債権の支払期日になれば問題なく支払いを実行してくれる売掛先だと判断される企業は、信用力が高いと言うことができます。

売掛先の信用力の調査方法

ファクタリング会社は売掛先の信用力を確認しますが、その際にはこれからご紹介するような方法で調査が行われています。売掛先の規模や業種など様々な条件によってどの方法を重視するかは変わりますが、しっかりと調査が行われているのは確かです。

信用情報機関への掲載情報

「JICC」や「CIC」などの信用情報機関では、過去の借入れに関する返済状況や債務整理・破産手続きなどの情報が確認できます。誰もが確認できるわけではなく、ファクタリング会社が各信用情報機関に加盟している必要がありますが、信用取引を行う際には有用な情報源となります。

信用調査会社の掲載情報

帝国データバンクや東京商工リサーチなどに代表される信用調査会社では、創業年・資本金・事業内容などの企業の基本情報が集められています。さらに損益などから導かれた信用評価を確認することも可能であり、信用力の判断に利用されることは少なくはありません。

会社規模・業種

信用情報機関や信用調査会社では多くの企業の情報が集められていますが、当然ですが全ての企業の情報が集まっているわけではありません。情報が少ない企業の場合は会社規模や業種も信用力の判断基準になります。ファクタリング会社次第ではあるのですが、一部の場所では風俗系など不安定になりやすい業種は審査で不利になるとも言われています。

信用情報会社の情報を重要視することが多い

信用力の調査方法にも色々な選択肢がありますが、詳細で正確な評価を得やすい信用情報会社の情報が重要視されることが多いようです。しかし実際に何を重視するかはファクタリング会社の判断に委ねられ、重視する項目次第で結果が変わることもありますので、ある場所で審査落ちしたからと諦めず他社に申し込みを行うことをおすすめします。

ファクタリング審査の「売掛先の信用力」以外のポイント

ファクタリングの審査では、売掛先の信用力が審査結果を左右する最重要ポイントとなるのは事実です。しかし売掛先の信用力が高ければ必ず審査に通過できるというわけではありません。その他にもどんなポイントがチェックされるかを知っておくことでも、審査通過率を高めることが可能となります。

売掛債権が実在する証拠

いくら売掛先の信用力が高くとも売掛債権が存在している事実を証明することができなくては、債権の買取を実行することはできません。請求書や契約書など、ファクタリング会社から提出を求められた書類を準備することで、その存在を証明することができます。審査のポイントというよりは、審査を受けるための条件という感じではありますが、非常に重要なポイントであることは確かです。

ファクタリングを申込んだ企業の信用力

ファクタリングの審査では、債権の売却を希望した側の企業の経営状況などは審査に大きく影響しないと言われています。しかし「大きく影響しない」であり「影響がない」ではないという点にご注意ください。2社間契約の場合は一旦、債権の代金を債権の売却を希望した企業が受け取りファクタリング会社に支払うことになりますが、信用力が低い場合はスムーズな支払いが行われるかを疑われる危険性があります。また著しく経営状況が悪く、短期間の間に倒産も考えられる場合も債権売却の手続き中にトラブルが起きる可能性を危惧されることになり、審査に悪影響があるかも知れません。

売掛債権の条件

売掛債権の額や支払期日までの残り日数も審査に影響を及ぼす可能性があります。少額債権は手間の割に儲けに繋がりにくいと考えられる可能性があり、高額債権は慎重に回収リスクを判断されます。また支払期日までの残り日数が長いほどに、回収リスクは高くなると判断されやすくなります。目安としては2ヶ月が基準とも言われますが、あくまで判断は各ファクタリング会社次第です。支払期日を過ぎた債権に関しては買取が難しくなりますので、その点も理解しておきましょう。

自社との取引歴

売却を希望する債権の売掛先との過去の取引実績も審査には影響します。例え信用力が高く条件面に問題がなくとも、「初めての取引先」というだけでも審査落ちしてしまう可能性すらあるのです。複数回の取引実績があり、なおかつ継続的であればファクタリング審査への好影響が期待できます。

どの売掛先の債権を選ぶかのポイント

・経営が安定している企業を選ぶ
・自社と継続的な取り引きがあると評価は高くなる
・支払期日までの残り日数はあまり多くない方が安心感が高い

ファクタリング会社が信用力を調査する前に自社で信用力を調査するという方法もありますが、そこまで手間をかけるのはおすすめできません。しかし無作為に債権を選ぶよりは上記した条件にマッチする売掛金を選択する方が、審査に通過しやすくなるのは間違いありません。

売却する債権選びは慎重に!

ファクタリングの審査結果を左右するのは「売掛先の信用力」だけでなく、「自社と取引実績」や「債権の条件」なども無視することはできません。審査落ちする危険を少しでも減らすためには債権選びも慎重に行って無駄にはなりません。しかしあるファクタリング会社で審査落ちしても違う場所ではすんなりと審査通過することもありますので、慎重になり過ぎてファクタリングの申し込みを躊躇する必要もありません。

 

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