ファクタリングコラム

売掛金買取とは?仕組みや即日現金化のメリット・デメリット・仕訳・勘定科目などを詳しく解説

コラム

公開日:2026年6月5日更新日:2026年6月4日


売掛金買取は、入金待ちの状態にある売掛債権を専門業者へ売却し、期日前に現金を受け取る手法です。そんな便利な仕組みですが、「手数料が高いのでは」「手続きが複雑そう」と思う方は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、売掛金買取サービスの仕組みを解説します。また、メリットやデメリット、必要書類も併せて紹介します。

この記事を読めば、売掛金買取の仕組みを理解できるので、即日での現金化を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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運営会社 株式会社アドプランニング
設立日 2019年11月
資本金 非公開
取引形態 2社間・3社間
手数料 2%〜10%
入金速度 最短即日30分
利用可能額 10万円〜1億円
対象事業者 法人、個人事業主
電話番号 0120-160-128
HP 買速(アドプランニング)公式HP

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売掛金買取サービスの仕組み

売掛金買取には、大きく分けて2社間と3社間の取引パターンが存在します。2社間取引は、利用者と買取業者の間だけで契約を締結します。売掛先に通知をしないため、取引関係に影響を与えず迅速に現金化できるのが特徴です。

対して、3社間取引は、売掛先に債権譲渡の通知を行い承諾を得る形式です。業者側の未回収リスクが低くなるため、2社間に比べて手数料を安く抑えられる傾向にあります。

ファクタリングの仕組みや種類を知りたい方は、以下の記事もおすすめです。
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売掛金買取と売掛債権担保融資の違い

売掛金買取は債権の売買であり、売掛債権担保融資は債権を担保にした借入です。資産を売却するため、負債が増えない点が最大の特徴です。

一方、融資は借り入れるため、返済義務や金利が発生します。また、買取は売掛先の信用力が重視されますが、融資は自社の返済能力を厳しく審査する傾向にあります。

担保なしで早期に現金化を望むなら、買取サービスが非常に適しています。

売掛金買取サービスの種類

売掛金買取には、目的や形態に応じて多様な種類が存在します。以下の表に、売掛金買取の種類と特徴をまとめました。

買取型ファクタリング 債権を売却して資金を早期調達する一般的な手法
保証型ファクタリング 売掛先の倒産時に代金を保証してもらう保険的役割
2社間ファクタリング 売掛先に知られず、最短即日で現金化が可能
3社間ファクタリング 売掛先の承諾を得ることで、手数料を低く抑える
医療ファクタリング 診療報酬などの債権を対象とした医療機関向け
国際ファクタリング 海外取引における輸出債権の回収リスクを回避する

上記のように、売掛金買取には国内・国外を問わず、事業者のニーズに合わせた柔軟な仕組みが整っています。

売掛金買取を利用するメリット

売掛金買取を活用すれば、経営上のさまざまな課題を解決できるでしょう。特に現金の回収スピードを重視する企業にとって、次のようなメリットが期待できます。

  • 最短即日でキャッシュフローを改善できる
  • 自社の経営状況や信用情報にかかわらず審査に通りやすい
  • 売掛先の倒産による未回収リスクを回避できる
  • 担保や保証人なしで早期の資金化が可能

主なメリットを確認し、自社の財務戦略に役立てましょう。

最短即日でキャッシュフローを改善できる

売掛金買取の最大の強みは、現金化までのスピードの速さです。銀行融資では審査に数週間かかることも珍しくありませんが、買取サービスなら条件が揃えば最短即日で入金が完了します。

急な支払いが発生した際や、商機を逃したくない場面での仕入れ資金確保に非常に有効です。滞っていたキャッシュの流れを瞬時に正常化させることが可能です。

自社の経営状況や信用情報にかかわらず審査に通りやすい

売掛金買取は売掛先の支払い能力を重視するため、自社が赤字決算や債務超過の状態であっても利用できる可能性が高いです。銀行融資を断られた経験がある企業でも、優良な売掛債権さえあれば審査に通過できます。

税金の滞納がある場合でも相談に乗ってくれる業者が多く、中小企業の強力な資金調達手段として機能します。

売掛先の倒産による未回収リスクを回避できる

買取サービスは原則として「償還請求権なし」の契約が一般的です。これは、売却後に売掛先が倒産して代金が回収不能になっても、利用者がその損失を補填する義務を負わない仕組みです。

売掛債権の回収リスクを業者に移転できるため、万が一の事態に備えたリスクマネジメントとしても有効な役割を果たすでしょう。

担保や保証人なしで早期の資金化が可能

売掛金買取は融資ではないため、不動産担保や連帯保証人は必要ありません。保有している売掛金そのものが価値の対象となるため、資産背景が乏しい創業間もない企業でも手軽に利用できます。

複雑な保証契約の手間を省きつつ、スピーディーに現金を確保できる点は、多忙な経営者にとって大きな安心材料となります。

売掛金買取を利用するデメリット

売掛金買取には多くのメリットがありますが、以下のようにデメリットも存在します。

  • 銀行融資と比較して手数料が割高になる
  • 売掛金の額面を超える資金調達はできない
  • 繰り返し利用することで利益率を圧迫する
  • 売掛先の信用力が低いと買い取ってもらえない
  • 悪徳業者が存在する

ここで紹介するデメリットを把握して、賢い選択をしましょう。

銀行融資と比較して手数料が割高になる

売掛金買取の手数料は、銀行融資の金利と比べると高く設定されています。特に、2社間取引では業者側のリスクが高いため、手数料率が上がる傾向にあります。

短期間での資金調達には向いていますが、年利に換算すると大きな負担となるため、手数料を事前に計算し、収益を圧迫しないか慎重に見極めることが求められます。

ファクタリングの手数料相場を知りたい方は、以下の記事もおすすめです。
ファクタリングにかかる手数料はいくら?ファクタリングの手数料相場や安くするポイントも紹介

売掛金の額面を超える資金調達はできない


売掛金買取は、あくまで保有している売掛金の範囲内での現金化です。
売却できる債権の額面以上の資金を得ることはできません。

また、手数料が差し引かれるため、実際に手元に入る金額は額面よりも必ず少なくなります。多額の設備投資などで売掛金以上の大きな資金が必要な場合は、他の融資制度を検討するのが適切な判断です。

繰り返し利用することで利益率を圧迫する

利便性の高さから頻繁に買取サービスを利用し続けると、常に手数料を支払い続けることになります。これにより本来得られるはずだった売上利益が減り、会社の利益率が徐々に低下する恐れがあります。

慢性的な資金不足を補うためだけに利用するのではなく、一時的なつなぎ資金として活用し、抜本的な経営改善を並行しましょう。

売掛先の信用力が低いと買い取ってもらえない

審査では売掛先の企業の信用力がチェックされます。売掛先の経営状態が悪かったり、過去に支払い遅延を起こしていたりする場合、買取を拒否されることがあります。

自社がどれほど健全でも取引先の信用力が欠けていると資金化できない点は、最大のデメリットとも言えるでしょう。

また、個人事業主宛の債権などは、対象外となる業者も少なくありません。個人事業主の方は、事前に申し込めるかどうかの確認が必要です。

悪徳業者が存在する

売掛金買取を装って、高利貸しをする悪徳業者も一部存在します。法外な手数料を請求したり、強引な取り立てをしたりする業者には注意が必要です。

ホームページで会社情報や実績をしっかり確認し、契約書の内容を細部まで読み込むことが自衛につながります。信頼できる業者選びが、安全な利用の最低条件です。

売掛金買取の審査の必要書類

審査をスムーズに進めるには、事前の書類準備が鍵となります。一般的に、商業登記簿謄本・請求書・決算書などが必要です。

また、過去数ヶ月分の入出金履歴がわかる銀行口座の通帳の写しも求められます。これらは売却する債権が実在し、二重譲渡などの不正がないかを確認するための大切な資料です。不備があると実行が遅れるため、漏れなく揃えるようにしましょう。

ファクタリングに必要な書類を知りたい方は、以下の記事もおすすめです。
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売掛金買取サービスを利用する流れ

まずは、買取業者へ問い合わせて仮査定を申し込みます。提示された手数料などの条件に納得したのち、必要書類を提出して本審査へと進みます。

審査に通過後、最終的な契約内容を確認して債権譲渡契約を締結する流れが一般的です。契約完了後、最短当日中に指定の口座へ資金が振り込まれます。

利用後は、売掛先から入金があった際、2社間取引であれば速やかに業者へ代金を送金することですべての工程が完了します。

売掛金買取サービス会社の選び方

売掛金買取を依頼する会社を選ぶ際は、以下の点を重視しましょう。

  • 手数料
  • 買取可能額の上限
  • 入金までのスピード
  • 実績やサポート体制
  • 個人事業主やフリーランスに対応可能かどうか

順に解説します。

手数料

手数料は利益に直結するため、最も慎重に確認すべき項目です。2社間取引では8%から18%程度、3社間取引では2%から9%程度が一般的な相場となります。

また、提示された金額に、事務手数料や振込手数料がすべて含まれているかを確認しましょう。隠れた追加費用がないか、契約前に総額での見積もりを取る必要があります。

買取可能額の上限

業者によって買い取れる金額の範囲は異なります。少額から対応可能な会社もあれば、数億円単位の大口取引を得意とする会社も存在します。

自社が保有する売掛金の額面が、業者の設定する下限額や上限額の枠内に収まっているかを確認してみてください。将来的に大きな案件が増えた際も柔軟に対応できる業者を選ぶと良いでしょう。

入金までのスピード

急ぎの資金調達を目的とする場合、申し込みから入金までの所要時間は極めて重要です。最短即日を謳う業者でも、審査書類の準備状況や受付時間によっては翌日以降になるケースがあります。

審査の開始から振込完了までの具体的なタイムスケジュールを事前に確認し、自社の支払い期限に確実に間に合うかをチェックしましょう。

実績やサポート体制

会社の設立年数やこれまでの累計買取件数などの実績は、信頼性を測る大きな指標となります。実績が豊富な会社は審査ノウハウが蓄積されており、柔軟な対応が期待できます。

また、担当者が親身になって相談に乗ってくれるか、説明が丁寧かなども重要なチェック項目です。トラブルを避けるため、誠実な対応をしてくれる業者を選びましょう。

個人事業主やフリーランスに対応可能かどうか

すべての業者が個人事業主やフリーランスを対象としているわけではありません。法人限定のサービスを提供している会社も多いため、自身の事業形態が対象外でないかを確認しましょう。

最近では、オンライン完結型で小口債権を扱う個人向けのサービスも増えています。利用条件を細部までチェックし、自身のニーズに合う業者を見つけてみてください。

売掛金買取サービスを安心して利用するコツ

以下のポイントを押さえておくことで、売掛金買取サービスを安心して利用できます。

  • 運営会社の信頼性と買取実績の豊富さを確認する
  • 手数料設定が相場の範囲内か
  • 個人事業主やフリーランスへの対応可否

それぞれ解説します。

運営会社の信頼性と買取実績の豊富さを確認する

業者のホームページで会社概要を確認し、所在地・代表者名・連絡先が明確に記載されているかをチェックしましょう。過去の利用者数や満足度、買取金額の総額などの具体的な実績が公開されている会社は信頼が高いといえます。

また、口コミや評判を検索して、過去に不適切な取引が実行されていないかを確認することも自衛の手段です。

手数料設定が相場の範囲内か

提示された手数料が、市場の相場から大きく逸脱していないかを必ず確認してみてください。相場を超える極端に高い手数料を提示する業者は、悪質な運営をしている可能性が否定できません。

逆に、手数料設定が安すぎる場合は後から高額な事務費用を請求されるリスクがあります。複数の会社から相見積もりを取り、適正価格であるかを確認しましょう。

個人事業主やフリーランスへの対応可否

個人の方が利用する場合、債権の金額が少額になりやすいため小口対応に特化した業者を選ぶのがコツです。法人専用の業者に申し込むと、審査の段階で断られて時間を無駄にする恐れがあります。

「個人事業主歓迎」と明記されている業者を選び、自身の取引規模に見合ったサービスを利用することで、スムーズな審査と入金が実現します。

売掛金買取に関するよくある質問

売掛金買取を検討する際に、多くの経営者様が抱く疑問や不安に回答します。ここで紹介する売掛金買取に関する正しい知識を持つことで、リスクを回避しましょう。

売掛金の買取が「やばい」といわれる理由は?

主な理由は、銀行融資に比べて手数料が高く、利用方法を誤ると利益を圧迫するためです。また、ファクタリングを装って高利貸しをする悪徳業者の存在も不安視されています。

しかし、信頼できる業者を選び、計画的に活用すれば法的に認められた正当な調達手段として役立ちます。手数料をコストとして割り切り、一時的なつなぎとして利用しましょう。

赤字決算や税金の未納があっても買取できますか?

売掛金買取は、赤字決算や税金の未納があっても原則として利用可能です。自社の財務状況よりも、売掛先の支払い能力を重視して審査をします。

赤字や債務超過、税金の滞納がある状態でも、優良な取引先の売掛債権があれば現金化できる可能性は十分にあります。銀行融資を断られた際の代替案として活用するのも1つの手です。

買取サービスの利用は売掛先に通知されますか?

2社間取引を選択すれば、売掛先に知られることなく手続きを完了できます。業者と利用者の2社だけで契約を結ぶため、取引先へ通知が届くことはありません。

一方で、3社間取引の場合は、売掛先への通知と承諾が必須となります。取引先との信頼関係や、今後の影響を考慮して、どちらの形式が自社にとって最適かを慎重に選択しましょう。

売掛金買取で使用する勘定科目の処理は何ですか?

売掛金を売却した際の代金は普通預金などで受け取り、差し引かれた手数料は売上債権売却損や支払手数料として処理するのが一般的です。

以前は売掛金の消込に未収入金を用いる場合もありましたが、現在は売買契約として直接処理する形式が増えています。税務上の判断を誤らないよう、自社の会計方針を確認しておきましょう。

売掛金買取時の具体的な仕訳方法を教えてください。

仕訳は、債権譲渡時と入金時に分けて実施します。まず、売掛金を資産からマイナスし、手数料分を費用として計上します。

100万円の債権を10万円の手数料で売却した場合、借方に「現預金90万円」と「売上債権売却損10万円」、貸方に「売掛金100万円」を記載します。業者によって科目指定がある場合もあるため注意が必要です。

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取引形態 2社間・3社間
手数料 2%〜10%
入金速度 最短即日30分
利用可能額 10万円〜1億円
対象事業者 法人、個人事業主
電話番号 0120-160-128
HP 買速(アドプランニング)公式HP

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まとめ

この記事では、売掛金買取の仕組みや、即日現金化のメリット・デメリット・仕訳・勘定科目などを詳しく解説しました。

入金待ちの資産を早期に現金化できるこのサービスは、急な資金不足を解消するための強力な選択肢となります。メリットだけでなく、手数料などのコスト面もしっかり把握したうえで、信頼できる業者を選ぶことが安定した経営への近道です。

適切な仕訳管理を進め、透明性の高い財務状況を維持しましょう。この記事を参考に、売掛金買取を賢く活用して、自社のキャッシュフローを最大化してみてください。

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