ファクタリングコラム

ファクタリングの契約手順を解説!契約形態と契約書の確認ポイントも紹介

コラム

公開日:2025年6月9日更新日:2026年8月1日

✓ 監修記事
太田ひろ 司法書士
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「ファクタリングを使いたいが、契約書の何をチェックすればいいかわからない」「業務委託契約や債権譲渡登記など聞き慣れない用語が並んで判断に迷う」と感じている方もいるでしょう。

契約の中身を理解しないまま署名すると、想定外の手数料や償還義務を負うリスクがあります。

この記事では、ファクタリングの契約形態から、契約書の確認ポイント7つ、契約締結までの流れ、契約後に売掛金回収や送金で押さえておきたい実務まで、契約前後を通貫して解説します。

読み終える頃には、契約書のどこを確認すべきかが整理でき、安心して資金化を進めるための判断材料が揃うので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

買速は2社間・3社間どちらにも対応しており、独自審査により他社で断られた方も柔軟に審査しています。法人・個人事業主どちらにも対応しているため、初めての契約でも条件を確認しながら進められます。

契約形態や債権譲渡登記の要否も、申込時点で相談しながら進められるため、資金化を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

運営会社 株式会社アドプランニング
設立日 2019年11月
取引形態 2社間・3社間
手数料 2%〜
入金速度 最短即日30分
利用可能額 10万円〜1億円
対象事業者 法人、個人事業主
電話番号 0120-160-128
HP 買速公式HP

契約形態や債権譲渡登記の要否など、契約前に確認したい項目を相談しながら進められます。

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ファクタリングとは

ファクタリングとは、企業が保有する売掛債権をファクタリング会社へ譲渡し、支払期日前に現金化する方法です。法的には民法上の債権譲渡契約に該当し、貸金契約とは異なる枠組みで運用されます。

売掛先からの入金を待たずに資金を確保できる手段として、中小企業や個人事業主の資金繰り改善に活用されています。銀行融資との大きな違いは、借入ではなく「債権の売買」である点です。

返済義務を負わず、信用情報にも影響しない仕組みのため、急な支払いに迫られた事業者が選ぶ資金調達手段の1つとなっています。民法第466条以降に定められた債権譲渡の規定にもとづいて契約が結ばれるため、貸金業登録のない事業者でも適法に運営できます。

ただし、形式上はファクタリングであっても、実質的に貸付に該当する契約形態もあるため、利用前に契約の性質を理解しておくことが重要です。

ファクタリングの仕組みや種類について基礎から知りたい方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

ファクタリングとは?仕組み・種類・メリット・デメリットをわかりやすく徹底解説

ファクタリングの契約形態(2社間と3社間)

ファクタリングの契約は、関わる当事者の数に応じて「2社間」と「3社間」の2形態に分かれます。それぞれ手数料水準・売掛先への通知有無・入金スピードが異なるため、契約前に違いを押さえておきましょう。

ここでは、以下の内容を解説します。

  • 2社間ファクタリングの契約の仕組み
  • 3社間ファクタリングの契約の仕組み

2社間ファクタリングの契約の仕組み

2社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社の2社のみで結ぶ契約形態です。売掛先に対する通知や承諾の取得が不要なため、資金化までのスピードが速いのが特徴です。早ければ申込から数時間で入金されるケースもあります。

一方で、ファクタリング会社が売掛先から直接回収できないため、回収委託にあたる業務委託契約書が併用される点が3社間との大きな違いです。利用者がファクタリング会社の代行として売掛金を受け取り、契約条件にもとづいて送金する仕組みになります。

回収リスクをファクタリング会社が負う構造になるため、手数料は3社間より高めに設定される傾向があります。

2社間ファクタリングに関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

2社間ファクタリングについてわかりやすく解説!2社間ファクタリングのメリット・デメリットや利用する際の注意点も紹介

3社間ファクタリングの契約の仕組み

3社間ファクタリングは、利用者・売掛先・ファクタリング会社の3社で結ぶ契約形態です。事前に売掛先へ債権譲渡の通知を行い、承諾を取得したうえで契約を進めます。

売掛先がファクタリング会社へ直接支払う仕組みのため、ファクタリング会社の回収リスクが小さく、手数料は2社間より低めに設定されます。

承諾取得に時間を要するため、入金まで数日から2週間程度かかるのが一般的です。売掛先が大企業や自治体で、ファクタリング利用に対する理解がある場合に向いている形態です。コストを抑えて資金化したい方は3社間が候補になります。

以下に2社間と3社間の違いをまとめました。

項目 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング
当事者 利用者・ファクタリング会社 利用者・ファクタリング会社・売掛先
売掛先への通知 不要 必要(承諾取得)
入金スピード 最短即日 数日〜2週間程度
手数料相場 8〜18%程度 2〜9%程度
債権譲渡登記 必要となるケースが多い 原則不要
業務委託契約 併用が一般的 不要

2社間ファクタリングの契約のメリットとデメリット

2社間ファクタリングのメリットは、以下の通りです。

  • 売掛先にファクタリング利用を知られずに資金化できる
  • 申込から契約・入金まで最短即日で完結する
  • 売掛先への確認手続きが不要で、利用者側だけで進められる

一方、デメリットは以下の3つです。

  • 手数料が3社間より高めになりやすい(業界相場で8〜18%程度)
  • 債権譲渡登記が必要になるケースが多い
  • 売掛金回収の代行を担う業務委託契約書が併用される

急いで資金化したい場合は2社間が向いており、スピードと秘匿性を優先したい方に適しています。

一方で、手数料負担と契約構造を理解しないまま申し込むと、想定外の費用が発生する可能性があるため、契約書の中身を確認したうえで判断することが大切です。

手数料の仕組みや相場については、こちらの記事で確認できます。

ファクタリングにかかる手数料はいくら?ファクタリングの手数料相場や安くするポイントも紹介

3社間ファクタリングの契約のメリットとデメリット

3社間ファクタリングのメリットは、以下の3つです。

  • 手数料が2社間より低めに設定される(業界相場で2〜9%程度)
  • 債権譲渡登記が原則不要で諸費用を抑えられる
  • 売掛先がファクタリング会社へ直接支払うため、回収委託の手続きが発生しない

一方、デメリットは、以下の通りです。

  • 売掛先への通知と承諾取得が必要になる
  • 入金まで数日以上要するケースがある
  • 売掛先に資金繰り状況や取引内容が共有される

コストを抑えたい場合や、売掛先がファクタリングに理解のある大企業・自治体の場合に向いています。承諾取得に時間がかかるため、急ぎの資金化には不向きですが、長期的な取引コストを抑えたい方は3社間が候補になります。

買速は手数料2%〜の明瞭な料金体系で、契約前に手数料と入金スピードを確認できます。30秒の買取金額シミュレーションで、契約形態の判断に必要な条件が把握できます。

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ファクタリングの契約書が果たす役割

ファクタリングの契約書は、以下の役割を果たします。

  • 契約条件を明確にしてトラブルを避ける
  • 信頼できる業者かどうかを判断する材料になる

それぞれ解説します。

契約条件を明確にしてトラブルを避ける

ファクタリング契約では、手数料率・債権の特定・支払期日・回収責任など、口頭の合意だけでは曖昧になりやすい条件を契約書で確定します。譲渡対象の債権金額が大きいため、契約書は認識違いから生じる紛争を防ぐ役割を担っています。

双方が同一文書を保有することで、後日「言った・言わない」の論争を避けられます。条項を1つずつ確認し、不明な点はその場で質問することが、安全に取引するために欠かせません。

信頼できる業者かどうかを判断する材料になる

契約書を提示しない、内容が極端に簡素、専門用語が曖昧なまま記載されている業者は、契約後にトラブルになる可能性が高いです。契約書の整合性は、業者の姿勢を判断する重要な指標です。

契約書の確認は形式的な手続きではなく、業者の信頼性をチェックする実質的な工程です。条項の説明を求めても回答が曖昧な場合は、契約を見送る選択肢も含めて検討しましょう。

ファクタリング契約で取り交わされる書面

ファクタリングの契約で取り交わされる主な書面は「債権譲渡契約書」と「業務委託契約書」の2種類です。2社間ファクタリングでは両方が併用され、3社間では債権譲渡契約書のみが一般的です。

ここでは、以下の内容を解説します。

  • 債権譲渡契約書の役割と記載内容
  • 業務委託契約書(2社間ファクタリング限定)の役割と確認点

債権譲渡契約書の役割と記載内容

債権譲渡契約書は、ファクタリングの契約の本体となる書類です。譲渡対象となる売掛債権の特定・譲渡日・譲渡対価(買取金額)・手数料・支払い方法を明記します。

記載内容には、売掛先名・債権金額・支払期日・支払先の振込口座などが含まれます。譲渡される債権が一意に特定されていないと、後日「どの債権が対象か」で認識違いが生じる原因になります。

複数の請求書を一括で譲渡する場合は、対象債権が全件記載されているか、契約書の別紙にリスト化されているかを確認することが重要です。

申込時に提出する書類が気になる方は、以下の記事もチェックしてみてください。

ファクタリングの必要書類を徹底解説!必要書類が少ないファクタリングで資金を調達する方法やメリット・デメリットなども紹介

業務委託契約書(2社間ファクタリング限定)の役割と確認点

業務委託契約書は、2社間ファクタリングで利用者がファクタリング会社の代行として売掛金を回収するために結ぶ契約です。

業務委託契約書には、回収業務の範囲・期間・送金タイミング・送金方法・遅延時の対応などが記載されています。

業務委託契約書は債権譲渡契約書と別書面で提示されるケースもあれば、債権譲渡契約書のなかに含まれるケースもあります。いずれの場合も、業務委託に関する条項は契約書を精読して中身を確認することが重要です。

ファクタリングを装った闇金業者の特徴が気になる方は、以下の記事もチェックしてみてください。

ファクタリングを装った闇金業者の実態や実際の事例を紹介!ファクタリングを装った闇金業者の実態や闇金のファクタリング会社を見極めるポイントを紹介

ファクタリングの契約書で確認したい7つのポイント

後のトラブルを防ぐために、確認しておきたいポイントは、以下の7つです。

  • 譲渡対象の債権が明確に特定されているか
  • 債権譲渡通知の有無と時期
  • 契約解除の条件
  • 債権譲渡日と支払期日
  • 償還請求権の有無(買戻特約)
  • 債権譲渡登記の要否
  • 手数料の内訳と上限

1つずつ見ていきましょう。

譲渡対象の債権が明確に特定されているか

契約書の冒頭で、譲渡対象となる売掛債権が一意に特定されているかを確認します。売掛先名・債権金額・支払期日が明記され、第三者が読んでも特定できる状態であることが重要です。

複数の請求書をまとめて譲渡する場合は、対象債権が全件記載されているか、または別紙のリストで網羅されているかをチェックします。記載漏れがあると、譲渡範囲をめぐる認識違いの原因になります。

債権譲渡通知の有無と時期

債権譲渡通知は、2社間と3社間で扱いが異なります。3社間は事前通知と承諾取得が前提ですが、2社間では原則として通知を行いません。

ただし、2社間契約のなかに「売掛先からの不払いが発生した場合には通知する」という条項が組み込まれているケースもあります。利用者が想定していない条件で売掛先に通知が届く可能性があるため、契約書面で通知に関する項目を確認しておきましょう。

契約解除の条件

ファクタリング会社側からの解除事由(虚偽申告・反社会的勢力該当など)が記載されているかを確認したうえで、利用者側の中途解約の可否もチェックします。

中途解約時に違約金が発生する場合、その金額や算定方法が一方的でないかを確認することが重要です。違約金が買取金額に対して過大な水準で設定されている場合は、契約条件の見直しを求める判断材料になります。

債権譲渡日と支払期日

契約書には、ファクタリング会社から利用者への買取代金が入金される「譲渡日」と、売掛先からの入金日である「支払期日」が分離して記載されている必要があります。

両者を混同した記載になっていると、回収責任の所在が不明瞭になります。譲渡日が「契約締結後◯営業日以内」など曖昧な表現になっていないか、具体的な期日や条件で記載されているかを確認しましょう。

償還請求権の有無(買戻特約)

償還請求権とは、売掛先が支払不能になった場合に、ファクタリング会社が利用者に対して買戻しを求める権利のことです。「リコース付き」「償還請求権あり」と記載されている契約は、利用者が回収不能リスクを負うリスクが高まります。

ファクタリングは本来、ノンリコース(償還請求権なし)で運営されるのが原則です。償還請求権付きの契約は、実質的に貸付に該当する可能性が指摘されているため注意が必要です。貸金業登録のない事業者がリコース付き契約を提示する場合は、契約の内容などを弁護士などの専門家に確認することをおすすめします。

債権譲渡登記の要否

債権譲渡登記は、売掛債権の譲渡を第三者に対して公示する制度です。2社間ファクタリングでは、二重譲渡のリスクを防ぐ目的で登記が必要となるケースが多くなっています。

登記費用は利用者負担となるのが一般的で、費用負担者が契約書に明記されているかを確認します。また、登記が信用情報や売掛先との関係に与える影響についても、契約前に説明を受けておきましょう。

手数料の内訳と上限

手数料は、契約書のなかで最も注意して確認したい項目です。買取手数料・登記費用・印紙代・事務手数料・振込手数料など、項目ごとに内訳が明記されているかをチェックします。

「諸経費別」と曖昧にまとめられている場合は、項目化を依頼することが重要です。後から追加費用を請求されるトラブルを防げます。

業界相場としては、2社間で8〜18%程度、3社間で2〜9%程度が目安です。相場から大幅に外れる水準が提示された場合は、内訳の根拠を確認しましょう。

ファクタリングの契約を結ぶまでの流れ

ファクタリングの契約は、申込→審査→契約締結→入金という4ステップで進みます。しかし、2社間と3社間では売掛先の承諾を取るタイミングが異なるため、事前に把握しておくことが欠かせません

ここでは、以下の内容を解説します。

  • 2社間ファクタリングの契約の流れ
  • 3社間ファクタリングの契約の流れ

2社間ファクタリングの契約の流れ

2社間ファクタリングの契約は、以下の4ステップで進みます。

  • ステップ1:申込と必要書類の提出(請求書・通帳コピー・本人確認書類など)
  • ステップ2:審査(売掛先の信用調査を含む)
  • ステップ3:契約締結(債権譲渡契約書と業務委託契約書を取り交わす)
  • ステップ4:買取代金の入金(最短即日対応のケースあり)

ステップ4で入金された後は、売掛金の支払期日に売掛先から利用者へ入金され、利用者がファクタリング会社へ送金して取引完了となります。

売掛先への通知や承諾取得が不要なため、最短即日で契約から入金まで完結するスピード感が特徴です。

申込から入金までの全体像は、別記事でくわしくまとめています。

ファクタリングの流れを徹底解説|申し込みから入金までの手順・2社間と3社間の違いまで解説

3社間ファクタリングの契約の流れ

3社間ファクタリングの契約は、以下の5ステップで進みます。

  • ステップ1:申込と必要書類の提出
  • ステップ2:売掛先への通知と承諾取得
  • ステップ3:審査(売掛先の信用調査を含む)
  • ステップ4:契約締結(債権譲渡契約書を取り交わす)
  • ステップ5:買取代金の入金

3社間ファクタリングは、売掛先の承諾を得る必要があるため、入金まで数日から2週間程度かかるのが一般的です。売掛先が大企業や自治体の場合、社内決裁を経るために時間を要するケースもあります。

契約締結後は、売掛金の支払期日に売掛先からファクタリング会社へ直接入金されるため、利用者が回収・送金する手間は発生しません。

30秒の買取金額シミュレーションで、自社の条件に合った契約条件を確認できます。

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ファクタリングの契約締結後にやっておきたいこと

契約締結後に押さえておきたい実務は、以下の4点です。

  • 売掛金の入金確認:売掛先からの入金を支払期日に確認し、入金額が契約書記載の金額と一致するかチェックする
  • ファクタリング会社への送金:2社間契約では、受領した売掛金を契約条件で定められた期日までに送金する義務がある
  • 入金遅延時の対応:売掛先からの入金遅延が発生した場合は、ファクタリング会社へ即時連絡する(償還請求権の有無で対応が変わる)
  • 再申込の準備:次回利用に備え、書類管理・取引履歴・売掛先情報を整備しておく

とくに2社間ファクタリングでは、売掛金を受領した後の送金が利用者の重要な責務になります。送金が遅延した場合、業務委託契約書に定められた違約金が発生したり、ファクタリング会社からの信用を失って次回利用時に審査条件が厳しくなったりするケースもあります。

入金遅延が発生した際は、まず売掛先に状況確認を行い、入金見込み日を把握しましょう。そのうえで、ファクタリング会社へ速やかに連絡し、対応方針を相談することが重要です。

償還請求権なし(ノンリコース)の契約であれば、最終的な回収責任はファクタリング会社が負いますが、状況報告は利用者の義務になります。

同じ売掛先・別の請求書での再申込を視野に入れる場合は、取引履歴を整理しておくと審査がスムーズに進みます。書類の保管・売掛先との取引データの整備は、継続利用を見据えた重要な準備です。

ファクタリングの契約時に気をつけたいポイント

ファクタリングの契約には、利用者が損をしないために押さえておきたいポイントがあります。以下に確認ポイントをまとめました。

観点 確認したい特徴 信頼できる業者の特徴
償還請求権 リコース付き契約を提示 ノンリコース(償還請求権なし)
手数料水準 業界相場を大幅に超過 相場内(2社間8〜18% / 3社間2〜9%)
業務委託契約 違約金や追加担保の混入 通常範囲の回収委託条項
契約書の提示 契約書を提示しない 事前に契約書を提示・説明
押印の催促 押印を急かす 内容確認の時間を与える
説明姿勢 条項の質問に曖昧な回答 条項を1つずつ説明できる

償還請求権付き(リコース付き)の契約は、実質的に貸付に該当する可能性が指摘されています。貸金業登録のない事業者がリコース付き契約を扱う場合、契約の法的性質について確認が必要です。金融庁もこの点に関する注意喚起を公表しています。

手数料の上限が業界相場を大幅に超過する契約は、コスト面の負担が重くなるだけでなく、業者の運営姿勢を疑う材料になります。とくに2社間で手数料が20%を超える場合や3社間で10%を超える場合には、内訳の根拠を確認することが大切です。

業務委託契約書に違約金・追加担保・利息相当の条項が混入していないかも確認しましょう。回収不能時の責任を一方的に利用者へ押し付ける条項が含まれている場合は、条件の見直しを求めるか、契約を見送る判断も必要です。

契約書を提示しない、押印を急かす、条項の説明を求めても曖昧な回答しか返ってこない業者は、契約後にトラブルを抱えるリスクが高いと言えます。落ち着いて内容を確認できる環境を確保したうえで、契約に進みましょう。

違法業者の見極め方は、以下の記事で見分け方を解説しています。

ファクタリングは違法?違法なファクタリング会社と安全なファクタリング会社を見極めるポイントなどを解説

ファクタリングの契約に関するよくある質問

ファクタリングの契約について、利用前に多く寄せられる質問をまとめました。

Q. ファクタリングの契約書にひな形やテンプレートはありますか?

一般的なひな形は存在しますが、汎用テンプレートをそのまま使うことは推奨されません。ファクタリング会社ごとに条項が異なるためです。

契約書の確認ポイント(譲渡対象の債権・債権譲渡通知・契約解除・支払期日・償還請求権・債権譲渡登記・手数料の7項目)を踏まえて、提示された書面を1つずつ確認しましょう。不明点がある場合は、専門家のチェックを受けることをおすすめします。

Q. ファクタリングの契約は途中で解除できますか?

売掛債権が譲渡された後の一方的な解除は、原則としてできません。契約書の解除条件を事前に確認し、虚偽申告などがない限り解除できない仕組みになっていることを理解しておきましょう。中途解約に違約金条項が設けられているケースもあるため、契約前に確認しておくことが大切です。

Q. ファクタリングの契約に印紙税は必要ですか?

債権譲渡契約書は印紙税法上、原則として課税文書に該当します。契約金額が1万円以上の場合は、一律で200円の収入印紙を貼付する必要があります。

ただし、電子契約を用いる場合は印紙税が非課税となるため、契約締結時の運用についてファクタリング会社へ確認しましょう。

Q. 個人事業主でもファクタリングの契約は結べますか?

結べます。個人事業主向けに対応するファクタリング会社が増えています。

法人と比べて必要書類は簡略化されるケースが多く、本人確認書類と請求書・通帳のコピーで申込できる会社もあります。ただし、対応可否や条件は会社によって異なるため、申込前に個人事業主の取扱実績を確認しておきましょう。

Q. ファクタリングの契約と貸金契約はどう違いますか?

ファクタリングは「債権譲渡契約」、貸金契約は「金銭消費貸借契約」で、法的性質が異なります。

ファクタリングは売掛債権の売買にあたり、返済義務を負わないのが原則です。一方、貸金契約は借入であり、元本と利息の返済義務が発生します。

償還請求権付き(リコース付き)の契約は実質的に貸付に該当する場合があり、貸金業登録のない事業者が扱う場合は法的な確認が必要になります。

契約条件を確認して安心して進めるなら買速

契約書の確認ポイントと業者の見極め方を押さえたら、買速のオンライン査定で実際の条件を確認するのが最短の次の一手です。

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まとめ|ファクタリングの契約の要点を押さえて安心して進めよう

ファクタリングの契約は、2社間と3社間のどちらを選ぶか、契約書のどこを確認するかを押さえておけば、想定外の手数料や償還義務を負うリスクを避けられます。

契約前に確認したいのは、譲渡対象の債権・債権譲渡通知・契約解除・支払期日・償還請求権・債権譲渡登記・手数料の7つです。なかでも償還請求権(買戻特約)の有無と手数料の内訳は、契約の安全性を大きく左右します。業界相場(2社間8〜18%/3社間2〜9%)から大きく外れる条件が提示された場合は、内訳の根拠を確認しましょう。

契約を結んだ後も、売掛金の入金確認とファクタリング会社への送金、入金遅延が起きたときの連絡まで対応しておくことで、最後までトラブルなく取引を終えられます。

買速は2社間・3社間の両形態に対応し、手数料2%〜の明瞭な料金体系で、契約書の内容を1つずつ説明しながら進めています。最短即日30分の入金スピードと10万円〜1億円の対応レンジがあり、初めての契約でもオンライン査定で条件を事前に確認できます。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定のサービスの利用や契約を推奨・保証するものではありません。実際のご利用にあたっては、最新の法令および各社の最新の規約・条件をご確認のうえ、ご自身の判断でご利用ください。

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監修者プロフィール
太田ひろ
司法書士
日常の業務としては相続、会社法務、その他不動産登記を主に扱う。 記事作成においては、司法書士業務のほか、離婚、債務整理、交通事故など法務全般を得意とする。3つの事務所でそれぞれ不動産登記、会社登記、相続業務を学び令和3年独立。
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担保や保証人は必要ですか?

不要です。売掛債権の信用力をもとに審査するため、担保や保証人は必要ありません。

赤字決算でも利用できますか?

ご利用可能です。買速は売掛先の信用力を重視するため、自社が赤字でも問題ありません。

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