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ファクタリングコラム
2022年9月17日
目次
ファクタリングは15〜16世紀頃にイギリスで発祥したと言われていますが、本格的に普及し始めたのは19世紀のアメリカでした。
日本でも1970年代には利用され始めたものの認知度は中々高まりませんでしたが、2000年頃からのインターネットの普及により大きく利用する企業が増加することとなりました。
この記事ではファクタリングの需要が大きく増加したその理由と、ファクタリングに向いている業種などをご紹介します。
アメリカやヨーロッパではすでに一般的な資金調達方法として認知されているファクタリングですが、日本国内での市場規模はそこまで大きいとは言えません。
しかし2005年に債権譲渡の登記手続きが簡略化されたことなどが影響し、利用する企業やファクタリング会社そのものの数も大きく増えることとなりました。
利用経験のある企業は全体の5%以下と多くはないものの、ここ5年ほどでファクタリング会社の数がそれ以前の数十倍にも増加したことからわかるように、需要はグングンと拡大しています。
ここ数年でファクタリングの需要が急激に拡大した理由には、インターネットや電子決済の普及が影響しています。
またインターネット上での手続きが容易になったことで、申し込みなどの手続きを含めた利用に関するハードルが一気に下がったのも間違いありません。
そして外にも、需要が拡大している理由は幾つか存在しているのです。
金融機関からの融資を受けるのは中小企業や個人事業主にとって決して低いハードルではなく、実際に融資を受けることができずに悔しい思いをしたという経営者様も少なくはないはずです。
中小企業への貸し渋りが長く問題にもなっていますが、ファクタリングは自社の経営状況などよりも売掛先の信用力が問われるという中小企業や個人事業主向きの審査基準を持ちます。
この独自の審査基準により融資よりも遥かに利用しやすいということが、需要の拡大の一因となっているのは確かです。
ファクタリングは最短即日など素早い現金調達を可能としてくれる資金調達方法であり、タイムリーな資金繰りの実現に役立ちます。
常時潤沢な資金を確保することが難しい中小企業や個人事業主にとって、この素早さは大きな助けになるはずです。
資金繰りの悩みとなる支払サイトまでの資金確保の問題が、期日前に債権を現金化することによって解消できるということもファクタリングの大きな魅力となります。
売掛先に何らかの問題が生じ売掛債権の回収が不可能になってしまうと、会社経営に大きな悪影響を与えてしまう危険があります。
しかしファクタリングを活用すればこのリスクを回避することが可能です。
ファクタリングは原則としてノンリコース(償還請求権なし)で契約が行われますので、債権の現金化に成功した後はたとえ売掛先が倒産したとしても債権の買い戻しや代金の肩代わりを求められることがなく、リスクを避けた経営が重要な現在の社会状況と非常にマッチしているのです。
2020年の4月1日に債権法が改正され、譲渡制限特約が設定されている債権も譲渡可能となりました。
この法改正によりそれ以前よりもファクタリングが行いやすい環境となり、以前は買取を拒否されていた売掛債権も売却可能となったことも、需要の増加に影響していることは間違いありません。
法務省から発信されている債権法改正に関する情報の中には「「債権譲渡」は、弁済期前に債権を売り渡して代金を得ること」という一文があり、これは明らかにファクタリングのことを指しています。
さらに中小企業庁のサイト内には「売掛債権の利用促進について」という情報が掲載されており、その中には「売掛債権の利用促進は国の施策です」と書かれています。
このように国もファクタリングの活用を認めていると判断できることで、多くの企業が安心して利用できるようになったと考えられます。
多くの中小企業や個人事業主にとって、ファクタリングは利用価値の高いおすすめできる資金調達方法です。
中でも特に積極的に利用していただきたい企業の条件をご紹介します。
以下の条件に当てはまる企業様は、ファクタリングを活用することで資金繰りの悩みを解決できる可能性が高いと言えます。
ファクタリングの審査通過や手数料に大きく影響するのが、「売掛先の信用力」です。
売掛金を売却する際に問われる信用力は、支払いを実行できる能力や信頼感の高さから判断されます。
売掛先が継続的に取引のある大企業であったり、公的な機関の場合は信用力が高いと判断されやすくなりますので、好条件で債権の買取が実行される可能性が高くなります。
支払期日までの期間が長い場合、その期間の資金繰りは会社経営においての大きな問題になる可能性があります。
しかしファクタリングを活用すれば、申し込み当日にも債権を現金化することが可能です。
買取には手数料が必要であり期日までの残り日数が長いほどに手数料は高くなる傾向がありますので、資金調達の必要性と天秤にかけて判断することが大切にはなりますが早期に現金化できるメリットは小さくはないはずです。
運送関係の仕事では絶えず燃料代を確保する必要があり、製造業では設備の故障などに即座に対応する必要があります。
それらの資金を常時確保することが難しいとしても、ファクタリングを利用すればタイムリーに資金調達を行うことが可能です。
いざという時に頼れる場所としてファクタリングという選択肢を持っておくことは、決して無駄にはなりません。
世の中には様々な業種・業界がありますが、その中にもファクタリングと非常に相性の良い業種が幾つか存在しています。
実際にファクタリングを利用している企業の中にもこれからご紹介する企業が占める割合は大きく、対象の業種の企業様は利用するだけの価値を感じられるはずです。
建設業は1つの案件が長期に渡ることが多く、債権の支払サイトも長くなりがちで資金繰りが難しい業種です。
しかし公共事業となる案件では売掛先は公的な機関となり、債権の信用力は抜群です。
ファクタリングを利用している業種の中でも最も多くの割合を占めているのが建設業であり、公共事業でない場合でも売掛先からの理解を得やすいのもメリットです。
ガソリンなどの燃料代や高速料金など、絶えず出費が考えられる運送業はタイムリーでスムーズな資金調達が求められます。
ファクタリングは素早い資金調達を可能としますので運送業との相性は良く、車両の故障の際の修理代を用意する時などにも役立ちます。
医療や介護関係の業種では診療報酬の請求先は国保連など公的な機関となり、倒産によって債権の回収が不可能になるリスクもゼロです。
このためファクタリング会社からも買取を歓迎されやすく、審査落ちする危険もほとんどありません。
ファクタリングの審査では売掛先との取引実績も考慮されますが、医療や介護関係の業種であれば開業してすぐだとしても、債権さえあれば利用できる可能性は充分にあります。
今後もさらに需要の増加が期待されるファクタリングですが、ここ数年で数多くのファクタリング会社が産まれながらも消えていっているのも事実です。
全ての業界で競争があるのは当然ですが、その中でも「買速」は2006年に設立された豊富な実績を持つファクタリング会社です。
入れ替わりの激しいファクタリング業界でこれだけの運営歴を誇るのは、「業界最低水準の手数料」や「即日現金化可能(最短30分)」という特徴だけでなく、安心で安全な買取を行っているからこそです。
初めてファクタリングを利用されるという企業様も、まずは買速へご相談ください。
ファクタリングは融資よりも比較的簡単に審査が通りやすく、また入金スピードもほかの資金調達方法に比べて早い、さらに売掛先の倒産リスクを回避でき、中小企業庁からもファクタリングを推奨されていることから、業種を問わず利用者数は年々増加しています。
今回はファクタリングの需要が広がっている理由、そして特に多く利用されている業種について解説しました。
紹介した業種に当てはまった方はファクタリングをより身近に感じられたのではないでしょうか。
これから益々ポピュラーな資金調達方法になるであろうファクタリングをぜひ活用してみてください。
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