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ファクタリングコラム
2020年4月30日
目次
よく弊社に
「個人事業主でもファクタリングは利用できますか?」
とご質問頂きます。
答えは、ファクタリングは個人事業主様でも利用できます。
ひと昔前は、個人事業主のファクタリングは可能だがなかなか審査に通らないと言われていましたが、2020年時点で買速の個人事業主様のファクタリング利用は急激に増えております。
銀行融資は、個人事業主様が法人様と比べて審査が通りづらいのが現状です。
ですが、ファクダリングの場合、売掛債権がしっかりしていれば審査に通りやすいです。
さらに、個人事業主様がファクタリング審査に通りやすくなるポイントもありますのでご紹介いたします。
また、個人事業主様のファクタリング審査はファクタリング会社ごとに基準が違いますので、一つのファクタリング会社の審査に落ちてしまったからといって諦めないでください。
とあるファクタリング会社のホームページに個人事業主もオッケーと記載しているにもかかわらず、個人事業主様の審査を無条件でNGにしている会社もあります。
買速は個人事業主様にも積極的にファクタリングサービスを提供しております。
しかしながら、弊社でファクタリングサービスを提供した会社(審査に通った会社)は、買速に問い合わせをしてくる前に平均三社程度、審査に落ちている状態です。
この記事では、改めてファクタリングについての説明から個人事業主様がファクタリングを利用するときのポイント、審査に通りやすくする為のポイントなどをご紹介致します。
すでにお分かりの方もいらっしゃいますが、ファクタリングについて、個人事業主様視点で改めて解説いたします。
ファクタリングとは、「売掛債権の買取サービス」です。
個人事業主様が取引で発生する売掛債権をファクタリング会社が買取、早期資金化するサービスです。
ファクタリングを使えば、月末支払い予定の売掛債権を月初に資金化することができます。
売掛債権とは、個人事業主様が取引先企業にサービスや商品を提供したときに発生する代金を請求する権利です。
売掛金とも言います。
売掛債権(売掛金)には、支払い期限が設定されています。
その支払い期日前に資金化できるのがファクタリングです。
支払いなどですぐに資金が必要な場合に、売掛債権があれば早期資金化出来ます。
個人事業主様視点でファクタリングのメリットをご紹介致します。
個人事業主が銀行やノンバンクから借入をする場合、審査に通りづらく、審査に時間がかかってしまいます。ファクタリングの場合、個人事業主様でも法人と同様、即日資金調達ができる可能性が高いです。
即日、資金調達するためには可能な限り必要書類を用意しておく必要があります。
個人事業主様が銀行やノンバンクから融資を受ける場合、赤字申告や税金、保険料を滞納している場合は、殆ど審査に通りません。
ですが、ファクタリングの場合、赤字申告、税金滞納、保険料滞納でも審査に通る可能性はあります。
ファクタリングを利用するにあたり、不動産や証券などの担保や保証人、連帯保証人は不要です。
個人事業主様であっても担保や保証人は不要です。
個人事業主様でも比較的簡単に審査に通るとお伝えしました。
ですが、中には審査に落ちてしまう方もいらっしゃいます。その理由について解説しています。
落ちてしまう理由を知ることによりファクタリング審査に通りやすくする為の手法が分かってくると思います。
ファクタリングは信用取引になりますので売掛先の信頼性が低い場合は審査に落ちてしま う場合があります。
売掛先が個人や個人事業主、初めての取引、小規模の企業様との取引は審査に通りづらくなってしまいます。
確定申告を行なっていない場合、売掛金を差し押さえられてしまう可能性があります。
回収不能の可能性が少しでも高いと審査に落ちてしまいます。
ファクタリング審査のときに、ファクタリング会社はまず対象の売掛債権が存在するものか否かをみます。
残念なことに、過去、架空の売掛債権をでっち上げファクタリングした人がいます。
また、架空の売掛債権で申し込みをする方は少なくはありません。
架空の売掛債権で、申し込みをしたりすることは刑法にふれる可能性があるので絶対にやめてください。
個人事業主様の場合は、なおさら、売掛債権を証明しなくてはいけません。
売掛債権を証明するためにも、すべての取引で契約書や請求書などの書類を可能な限り作っておきましょう。
契約書や請求書がないと審査に落ちてしまう可能性があります。
せっかく、ファクタリング可能な売掛債権を持っていてもお金の流れ(入金実績)などが証明できないとファクタリング審査に落ちてしまう可能性があります。
個人事業主様で多いケースが、売掛金を手渡しでもらっている場合です。
この場合、入金の証明が出来ないので審査に落ちてしまう可能性があります。
ファクタリングの審査を通りやすくするためにも、売掛金は振り込みで事業用の口座へ入金して頂くのがいいです。
どうしても、手渡しになる場合は領収書を発行してください。
ですが、領収書の場合、審査に通りにくいです。
個人事業主様でファクタリング審査に通りやすくする為のポイントをご紹介します。
ファクタリングは、各ファクタリング会社ごとに審査基準が違います。
個人事業主様でしたら尚更、審査基準が異なります。
また、ファクタリング会社は可能な限り法人へファクタリングサービスを提供したいと思っております。
法人の方が、売掛金の金額が大きくなり回収できる可能性が高いからです。
個人事業主様へのファクタリングサービス提供に消極的な会社も多数あります。
また、その時のファクタリング会社の状況により審査基準も変わってきます。
極端な話、個人事業主様のファクタリング審査には運要素もあります。
ファクタリングは、何社に申し込みしてもクレジットカードの審査などとは違い信用情報にキズが付きづらいです。
可能な限り多くのファクタリング会社へ申し込みましょう。
個人事業主様の場合、事業の状況も審査で見られます。
特にお金の流れを見られますので必ず確定申告をしておきましょう。
税金や保険料の滞納がある場合は、関係各所と話し合い分納計画を立てておいてください。
分納計画を立てていないと売掛金を差し押さえられる可能性があるため、ファクタリング審査に通りづらくなります。
個人事業主様の場合、人柄も重要視されます。
ファクタリング会社への連絡時なども丁寧な対応をしていた方が審査に通りやすいです。
ファクタリング会社の担当者から
「しっかりした人だ」
と思われるようにしましょう。
二社間ファクタリングの審査がどうしても通らない場合は、三社間ファクタリングでの申し込みも検討してください。
三社間ファクタリングの場合は、二社間ファクタリングよりも審査が通りやすいです。
ただ、売掛先からの信用低下のリスクもありますので慎重にご検討ください。
現在、日本には多くのファクタリング会社があり、お客様がファクタリング会社を選べる状況です。
しかし、個人事業主様が利用できるファクタリング会社は少ないのが現状です。
また、個人事業主様の利用条件次第では更に利用できる会社が少なくなります。
利用条件で、個人事業主様がしばられるのが調達金額(売掛金額)です。
ファクタリング会社ごとに利用金額の上限・下限が設定されています。
たとえば、30万円の売掛金をファクタリングする場合、ファクタリング会社の取り扱い金額が50万円〜3000万円だとそのファクタリング会社は利用できません。
個人事業主様の売掛金は少額になることが多いので、ファクタリング会社ごとの下限金額で判断してください。
個人事業主様は、少ない選択肢の中で慎重にファクタリング会社を選ばなければいけません。
個人事業主様は、法人よりもファクタリング会社の選定が難しいとも言えます。
しかし、次から解説するポイントをしっかり抑えていけば失敗する可能性が低くなります。
極端な話、ファクタリングは失敗して当たり前という気持ちでファクタリング会社探しをした方がいいです。
個人事業主様が1社のファクタリング会社に申し込みをして、スームズに審査に通り契約となるケースは多くはありません。
審査に通らないこともありますし、手数料で折り合いがつかなかったりもします。
契約するまでに、数社から10社程度の会社とコンタクトをとらなければいけないケースが多いように思えます。
個人事業主様の場合、なるべく多くのファクタリング会社に問い合わせしてみましょう。
どこも審査は無料なので安心してお申し込みください。
また、審査に落ちてしまうこともあると思いますが、お気を落とさないでください。
「個人事業主は審査に落ちて当たり前」
という気持ちを持ちましょう。
多くのファクタリング会社に申し込みをして、その中から選定していきましょう。
ファクタリング会社選定のポイントは以下の通りです。
① 悪質なファクタリング会社ではないか?
② 手数料は、他と比べても安いか?
③ ファクタリング会社との相性はいいか?
それでは、項目ごとに解説していきます。
ファクタリング会社の中には、「闇金」のような悪質なファクタリング会社も存在します。
平気で違法行為を行いますのでご注意ください。
万が一にでも悪質なファクタリング会社と契約してしまった場合、資金繰りがさらに悪化して事業継続どころではなくなります。
下記、項目に1つでも当てはまれば悪質なファクタリング会社の可能性が高いです。
・手数料が相場より高額
・手数料以外の費用が発生する
・償還請求権がある
・担保や保証人を要求する
・契約書を作ろうとしない
・住所が架空
・振込先が法人口座ではない
・いつも同じ人しか電話に出ない
・連絡はいつも携帯から来る
このようなファクタリング会社との契約はトラブルに発展しやすいのでやめましょう。
通常のファクタリング会社でしたら上記に当てはまることはほぼありません。
ファクタリング会社に申し込み、審査に通ると手数料が提示されます。
提示された手数料が極力安いファクタリング会社を選びましょう。
ファクタリングは、貸金業法などの規制する法律はありません。
なので、ファクタリング会社ごとに審査基準は様々です。
提示された手数料にも大きな差があるケースも少なくはありません。
ファクタリング手数料が高いとかえって資金繰りが悪化してしまいますので、それを踏まえて選定してください。
最後にファクタリング会社との相性で判断してください。
どんなに手数料が安くとも相性が良くなければ良くありません。
ファクタリングは、大きな金額が動く契約です。
トラブルになるケースも少なくはありませんので慎重に選んでください。
・個人事業主様は利用できるファクタリング会社が法人よりも少ない
・審査は無料なので多くのファクタリング会社にコンタクトをとる(相見積もり)
・ファクタリング会社選定のポイント
①悪質なファクタリング会社ではないか?
下記に当てはまる場合は悪質なファクタリング会社の可能性が高い
・手数料が相場より高額
・手数料以外の費用が発生する
・償還請求権がある
・担保や保証人を要求する
・契約書を作ろうとしない
・住所が架空
・振込先が法人口座ではない
・いつも同じ人しか電話に出ない
・連絡はいつも携帯から来る
②手数料は、他と比べても安いか?
手数料が極力安いファクタリング会社を選びましょう
③ファクタリング会社との相性はいいか?
相性のいいファクタリング会社を選びましょう
ファクタリングは会社選びが重要ですので、この記事を参考にベストなファクタリング会社を見つけていただければ幸いです。
個人事業主様の資金繰りが一日でも早く改善することを心より願っております。
個人事業主様がファクタリング審査に必要な書類等をご紹介致します。
審査に通りやすくするため、審査必要書類は可能な限り不備なく揃えましょう。
※下記の「ファクタリング審査に必要な書類」は一般的なものです。ファクタリング会社によっては、必要がなかったり、下記以外のものが必要になることもあります。
申込者の身分を証明する証明書です。運転免許証、パスポート、保険証などです。
可能であれば、運転免許証、パスポートなどの「顔写真付き身分証」の方がファクタリング会社の印象がよくなります。
個人事業主様の業績を確認するために必要となります。過去3期分あれば問題ないと思います。基本的には税務署の申告印があるものが必要です。
開業のタイミングでまだ申告できていない場合や、申告をしていない場合はファクタリング会社にご相談ください。
通帳が必要な理由は2点あります。
「過去の売掛先からの入金履歴確認」
売掛先から毎月きちんと入金されていれば審査に通りやすくなります。
「資金の流れの確認」
どのような資金の流れになっているか確認します。不自然なものがあれば印象が下がります。
個人事業主様でよくあるのですが、事業資金と個人資金が混在になっているケースがあります。その場合、ファクタリング会社の印象もよくないので、事業用の通帳と個人使用用の通帳をわけておきましょう。
個人事業主様の資金繰りがわかる書類です。提出フォーマットはないですが、ファクタリング会社にも個人事業主様の資金繰りがわかる資料です。
ファクタリング会社が個人事業主様の資金繰り状況がわかることにより審査がスムーズに行われます。
売掛金を証明する資料(成因資料)が必要になります。ファクタリング会社は、本当に買取対象の売掛金があるか?から確認します。
※過去に架空の売掛金でファクタリングしたケースが多数あります。
売掛金を証明する資料(成因資料)として、請求書、契約書、検収書、発注書などが必要になります。
全て揃っていたら印象がよくなるので、今までで用意できていなかったら今後は用意しておくようにしましょう。
上記以外にも、売掛金を証明できる証拠があれば一緒に提出してください。審査に通る可能性が高まります。
納税証明書や保険料の支払い証明書が必要になるケースがあります。
必要な理由は、国や地方自治体の期間の場合、支払いを滞納していると売掛金を差し押さえられる可能性があるからです。きちんと払っていることを証明してください。
万が一、滞納している場合でも、関係各所と分納計画をたてていればファクタリングできる可能性は高くなります。
個人事業主様がどのような事業をしているか証明する資料が必要になることがあります。
パンフレットやホームページ、名刺などです。
個人事業主様がファクタリングを行う流れは法人と変わりません。
ただ、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングでは契約の流れが異なりますのでご注意ください。
2020年4月に90万円資金調達成功
手数料:3.5%(2社間ファクタリング)
調達までの期間:3日
コロナの影響で仕事がなくなり、持続化給付金の受給までのつなぎ資金としてファクタリングを利用しました。初めてのファクタリングでしたが無事に調達できてよかったです。今後どうなるかはわかりませんが、また資金が必要な時はご相談させてください。
2020年1月に50万円資金調達成功
手数料:5.5%(2社間ファクタリング)
調達までの期間:1日
早急に資金が必要になったので助かりました。すべてオンラインで契約出来てよかったです。以前利用したファクタリング会社と比べても今回はスムーズでよかったです。
2020年1月に350万円資金調達成功
手数料:8.5%(2社間ファクタリング)
調達までの期間:4日
以前利用していたファクタリング会社より大幅に手数料が安くなり助かりました。頼りにしていますので、今後とも何卒よろしくお願い致します。
買速では、個人事業主様に特化したファクタリングをご提供させて頂いております。
ファクタリングをご検討中の個人事業主様は是非お気軽にお問い合わせください。
無料で審査の方をさせて頂きます。
もちろん質問だけのお問い合わせでも大歓迎です。
すでにファクタリングを利用中で他社からの乗換も大歓迎です。
※現在利用中のファクタリング会社より手数料を安くします。
個人事業主様の資金問題や不安が解消されるよう買速スタッフ一同全力でサポートさせて頂きます。
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