受付時間 9:00-19:00(日祝除く)
ファクタリングコラム
2023年2月14日
目次
ファクタリングは「売掛債権」を売却し現金化する資金調達方法です。
特殊な場合を除き、手元に売掛金がなければファクタリングを利用することはできません。
では「請求書」がない場合はどうでしょうか?
実は容易ではないものの条件が揃えば請求書なしでも売掛金を売却し資金調達できる可能性はあるのです。
この記事では、売掛金の存在を証明するために役立つ書類などを解説します。
ファクタリング(売掛債権買取業務)を利用するには売掛債権を保有していることが必須の条件です。
将来的に発生する予定の売掛債権を売却する「将来債権ファクタリング」の場合でも、現在は手元になくとも近い未来に確実に売掛債権が発生すると認められる必要があります。
つまりファクタリング会社が買取る売掛債権がなければ、ファクタリングは利用できないということになります。
請求書は売掛債権の存在を示すことができる重要な書類ですが、「売掛債権=請求書」というわけではありません。
売掛債権とは商品の納品やサービスの提供などを行った後に対価となる現金を受け取れる「権利」のことであり、請求書がなければ債権が発生しないということではないのです。
売掛債権の中でも手形を発行している場合は受取手形となり、ない場合は「売掛金」となりますが、ファクタリングで買取が実行される売掛債権は売掛金を指すことが大半です。
ファクタリングで売却し現金化できるのは、「売掛債権(売掛金)」です。
請求書買取サービスとなっている場合には請求書がなければ利用できない可能性も高いのですが、そうでないのであれば請求書がなくても利用できる可能性はあります。
請求書がなくともファクタリングによる資金調達ができる可能性があるとしても、「売掛債権(売掛金)が存在している」ということを証明できなくては買取りが実行される可能性はありません。
売掛先との間で債権が発生しているという証拠をファクタリング会社に証明するには、これからご紹介する通帳・契約書・納品書などの書類が役に立ちます。
ある程度の額にならないと交わさないことが少なくはないのですが、取引先との基本契約書があれば請求書でなくとも売掛債権の存在を示すことが可能となります。
基本契約書には継続的に取り引きを行う際の基本的な条件などが記載されており、支払日などファクタリングの契約を行う際に重要な情報をチェックすることもできます。
請求書は金額や支払期日などが記載されており、それそのものが債権の存在証明に利用可能です。
そして商品を納品した事実が証明できる納品書も納めた商品の合計金額などが確認できることで、債権の存在を示す資料として活用できる可能性があります。
売掛先との取引用口座の通帳は、過去の取引実績を証明するのに役立ちます。
通帳だけでは請求書に比べると売掛金が現在発生していることを証明するのは難しいのですが、他の書類と併せて提出することで効果を高めることが期待できます。
その気になれば請求書は偽造することも可能です。
しかし請求書の偽造は「有印私文書偽造罪」などに当たる可能性があり、刑法で罰せられる確率も低くはありません。
軽い気持ちで請求書を偽造してしまったとすると、大切な会社を失うことになりかねないということを決して忘れてはなりません。
手元に請求書や納品書がなくとも、将来発生する債権を買取対象とする「将来債権ファクタリング」ならば利用できる可能性はゼロではありません。
しかしこのサービスを行える場所そのものの数が少なく、審査通過の難しさや手数料の高さなどの問題も抱えています。
このような理由から、将来債権ファクタリングはまだまだ積極的な利用をおすすめできる状況ではないと言わざるを得ません。
請求書は売掛金の存在を示す重要な書類となりますが、請求書があればファクタリングが利用できると決まったわけではありません。
必要書類は申込先によって違いがあり、請求書があっても通帳や基本契約書の提出が求められるのも珍しいことではないのです。
ファクタリング会社が指定してくる書類を全て提出できれば特に問題はありませんが、提出書類は多いほど債権が存在している証拠を示しやすいのは事実です。
逆に提出できる書類が不足していたとしても、事情を説明することができれば状況次第では審査に通過できる可能性はあります。
ファクタリングは赤字決算・税金滞納中でも利用可能な資金調達方法ですが、買速は他社で利用を断られてしまった企業様も利用できることが少なくはない、「柔軟審査」が自慢のファクタリング会社です。
独自の審査基準により審査通過率は92%以上と高く、他社では審査通過が容易ではない個人事業主様限定で見ても87%以上の高い審査通過率を誇ります。
・手数料以外の費用は一切不要で手数料は業界最低水準「1%から」
・申込から振込まで最短30分!オンライン契約可能で全国対応
・設立して15年以上の実績による安心で安全なサポート
買速は上記したように手数料・買取スピード・利便性・安心感のどれもが高水準なファクタリング会社です。
他社からの乗り換えや初めてのご利用も大歓迎であり、すでに多くの企業様と長いお付き合いをさせていただいております。
「請求書がない」からとファクタリングの利用を諦めるのではなく、まずはファクタリング会社へ相談をしてみましょう。
請求書以外の資料を幾つか用意できれば利用できる可能性はあります。
融資などとは違う自由度の高さもファクタリングの魅力です。
問い合わせを行ってみれば、思っているよりもスムーズに素早く売掛債権の売却が行えるかも知れません。
2024.05.02
ファクタリング
債権流動化とファクタリングは同じ?債権流動化のメリットや選択肢も解説
目次債権流動化とは?債権流動化を行うメリット・デメリットメリット①債権の決済日を待たずに現金化できるメリット②資産のオフバランス化メリット③資金調達の難易度が比較的低いデメリ […]
2024.04.30
ファクタリング
急ぎでファクタリングを利用する際の注意点|即日入金してもらうコツ
目次急ぎの資金調達にファクタリングはおすすめ急ぎでファクタリングを利用する際の注意点最短即日でもすぐに資金化してもらえるわけではない売掛債権によっては審査に落ちる必要資金に達 […]
2024.04.30
ファクタリング
建設特化(建設専門)のファクタリングを利用するメリット・デメリット
目次建設業界に特化したファクタリングがあるって本当?建設特化(建設専門)のファクタリングの特徴業界特有の入金サイトの長さにも対応建設業の売掛債権を優遇審査建設業界に知見のある […]
2024.04.30
ファクタリング
税金滞納しているとファクタリングは利用不可?注意すべきポイントを解説
目次税金滞納は資金調達においてマイナス税金滞納しているとファクタリングができない?ファクタリング審査で重要なのは売掛先の信用力負債ではなく資産の売却差し押さえリスクによって断 […]
2024.04.26
ファクタリング
売掛債権担保融資(ABL)とファクタリングの違いは?おすすめの資金繰りはどっち?
目次売掛債権担保融資(ABL)とファクタリングの違い売掛債権担保融資(ABL)とはファクタリングとは売掛債権担保融資(ABL)のデメリット審査が厳しい融資実行まで時間がかかる […]