ファクタリングコラム

ファクタリングの審査落ちの原因7選!通過率を上げる対処法や注意点も解説

コラム

公開日:2025年10月16日更新日:2026年8月23日

丹下 浩一
✓ 監修記事
丹下 浩一 一種証券外務員資格 内部管理責任者
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「他社で審査落ちしてしまい、原因がわからず焦っている」「赤字や税金滞納があっても通る方法はあるのか知りたい」と感じている事業者の方もいるでしょう。

結論からお伝えすると、ファクタリングの審査は売掛先や売掛債権の状況を中心に判断されるため、原因と対処法を知れば再申込で通過する可能性は十分にあります。

本記事では、審査落ちの原因7つを影響度ランキングと3分類で整理し、通過率を上げる8つの対処法や再申込時の注意点までまとめて解説します。読み終える頃には、自社の状況に合った再申込先の選び方や、書類準備のポイントが整理でき、次の一手を具体的に進めやすくなります。

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目次

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ファクタリングの審査落ちの原因7選

ファクタリングの審査に落ちる理由は、大きく分けて7つあります。ここでは、ファクタリング会社が特に重視する審査項目を基準として、落ちる可能性が高い順にランキング形式でそれぞれの理由を解説します。

  • 1位:不良債権を利用しようとした
  • 2位:売掛債権を二重譲渡しようとした
  • 3位:売掛先の信用力が低い
  • 4位:売掛債権の額面・支払期日に問題がある
  • 5位:債権譲渡禁止特約がついている
  • 6位:必要書類に不備・不足がある
  • 7位:利用者の経営状況・信用情報・税金滞納

1つずつ見ていきましょう。

1位:不良債権を利用しようとした

不良債権は審査落ちの原因として審査落ちを決定づける最大の要因です。不良債権とは、支払期日が到来したにもかかわらず売掛金が支払われていない、もしくは支払われる見込みの少ない債権のことを指します。

ファクタリングで売買する売掛債権には支払期日が設定されており、売掛先は期日に額面通りの売掛金を支払う義務が生じます。しかし、売掛先の経営状況が悪い場合、期日通りに売掛金が支払われない場合があります。通常の売掛債権であれば支払期日通りに支払われるという条件が信用につながりますが、不良債権はその信用がありません。

支払期日から時間が経過するほど回収は難しくなるため、ファクタリング会社にとっても買い取りリスクが大きく、審査通過は厳しい判断になります。手元の請求書を選ぶ際は、支払期日がまだ到来していない健全な売掛債権を優先的に選ぶことが重要です。

2位:売掛債権を二重譲渡しようとした

売掛債権の二重譲渡は審査落ちにつながるだけでなく、違法行為にもあたります。売掛債権は「売掛金を受け取る権利」であり、目に見える形がありません。そのため、1つの売掛債権を複数のファクタリング会社に売却して利益を出そうとする方がいます。

ファクタリングに利用した売掛債権は、所有者が誰なのかを明確にするために債権譲渡登記が必要です。登記をおこなうことで、売掛金を受け取る権利が現在誰にあるのかを公的に証明できます。

ファクタリング会社は、持ち込まれた売掛債権について登記の有無を確認し、すでに別のファクタリング会社が債権譲渡登記を行っていた場合は債権を買い取りしません。

たとえ、登記をおこなわない場合でも、債権の二重譲渡は違法行為です。支払期日が到来した時に売掛金が支払われなければ、登記の有無に関わらず違法行為は発覚するため、二重譲渡は避けることが重要です。

債権譲渡登記について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ファクタリングの債権譲渡登記を徹底解説!必要性・メリット・デメリット・登記が不要なケースも紹介

3位:売掛先の信用力が低い

売掛先の信用力は、ファクタリングの審査で重視されるポイントです。売掛先の信用が低く、売掛金が支払われる見込みが薄いと判断された場合、審査落ちにつながります。

とくに売掛先の規模は重要な判断材料です。知名度が高く、創業から長く続いている企業は社会的信用力があります。規模が大きく、従業員が多い企業や、資本金が大きい・上場しているといった条件も安定企業の判断材料です。一方で、大きな企業であっても経営状況の悪化が報じられているケースでは信用度が低いと評価されます。

売掛先が法人ではなく個人事業主や小規模事業者の場合、信用力は低めに判断される傾向があります。資本金の少ない零細企業や個人事業主は経営状況が安定していないことも多く、売掛金が支払われる可能性も中堅以上の法人と比べると低めに評価されやすい状況です。

大きな企業との取引がない場合でも、取引先の中から比較的信用力の高い企業の請求書を選んで申し込むのが現実的な対処法といえます。

4位:売掛債権の額面・支払期日に問題がある

売掛債権の額面や支払期日が、ファクタリング会社の対応範囲に合っていないと審査落ちにつながります。ファクタリング会社によっては、利用金額に条件が設けられている場合があるためです。

利用可能な額面の下限が100万円のファクタリング会社に対して、50万円の売掛債権を持ち込んでも応じてもらえません。下限に満たないことが審査落ちの原因になります。逆に上限を超える高額な売掛債権も、その会社の対応範囲外として断られる場合があります。

支払期日が遠すぎる売掛債権も注意が必要です。支払期日まで時間が空くほど、その間に売掛先の経営状況が変わるリスクが高まるため、ファクタリング会社は買い取りに慎重になるのが一般的です。一般的には支払期日まで30日〜60日程度の売掛債権が通りやすい傾向にあります。

ファクタリング会社によっては、買い取り金額に上限や下限を設けていない会社もあるため、額面別の対応範囲は事前に確認しておくと安心です。

ファクタリングの限度額について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ファクタリングの限度額はいくら?上限や決まり方・計算方法・注意点を徹底解説

5位:債権譲渡禁止特約がついている

債権譲渡禁止特約が含まれている売掛債権をファクタリングに利用すると、審査落ちの原因になります。債権譲渡禁止特約とは、債権を第三者に譲渡することを禁止する契約上の取り決めです。

2020年4月1日の改正民法第466条施行により債権譲渡禁止特約があっても債権譲渡自体は有効とされるようになりました。

この民法改正により、特約付き債権でも法的には譲渡が可能ですが、実務上は特約付きの売掛債権を譲渡すると売掛先との関係悪化やトラブルにつながりやすく、多くのファクタリング会社は特約付きの債権の買い取りに慎重な姿勢を取っています。

特約の有無は、売掛先との基本契約書や個別契約書を確認すれば判断できます。特約が含まれている場合は、別の売掛先の請求書を選ぶ、3社間ファクタリングで売掛先の承諾を得る、特約解除の交渉を行うなど、状況に応じた対処が必要です。事前に契約書を確認し、特約付き債権を避けることで余計な審査落ちを防げます。

6位:必要書類に不備・不足がある

書類の不備や不足は、それだけで審査落ちの原因になります。ファクタリングの審査に必要な書類が不足していたり、内容に不備があったりすると、審査の入口でつまずいてしまうためです。書類自体は揃っていても、記載内容と請求書の金額が一致しない、通帳の入出金履歴と申告内容が食い違うなど、整合性に欠ける場合も同様です。

ファクタリング会社が一般的に求める書類は、本人確認書類・請求書・通帳のコピー・確定申告書や決算書・売掛先との基本契約書などです。会社によって必要な書類は変わりますが、書類が揃わない・古い・写りが不鮮明といった理由で、審査の入口でつまずく事業者は少なくありません。

書類不備による審査落ちは、提出前の確認で防げる原因です。申込前に必要書類のチェックリストを作り、コピーや写りの状態まで確認しておくと、再申込のリスクを下げられます。

ファクタリングに必要な書類について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ファクタリングの必要書類を徹底解説!必要書類が少ないファクタリングで資金を調達する方法やメリット・デメリットなども紹介

7位:利用者の経営状況・信用情報・税金滞納

利用者(申込側)の信用度や経営状況が原因で、審査落ちになる場合があります。ファクタリングで重要なのは売掛金が確実に支払われるかどうかであり、売掛先の信用度が中心的な判断材料です。そのため、利用者本人の信用力はそれほど重視されないと言われています。

ただし、2社間ファクタリングを活用する場合は、利用者の経営状況も判断材料に加わります。2社間ファクタリングでは、売掛先が売掛金を一旦利用者に送金し、利用者がファクタリング会社にそのまま送金するのが特徴です。資金繰りが極端に悪化している利用者の場合、受け取った売掛金を会社に送金せず自社で使い込んでしまうリスクがあると判断され、審査落ちにつながることがあります。

また、税金や社会保険料の滞納も、利用者の信用度に影響します。滞納が判明すると、売掛金の差し押さえリスクがあるためファクタリング会社が慎重になります。一方で、ファクタリングは貸金業ではないため、CICやJICCといった信用情報機関の照会は行われないのが基本です。過去の借入で延滞履歴があっても、それだけで審査落ちになるとは限りません。

売掛債権が手元にある場合は、情報を入れるだけで買取金額や手数料を確認できます。30秒の入力で買取金額の目安を確認できるため、資金繰りに悩んでいる方は、利用してみてください。

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ファクタリングの審査落ちの原因は大きく分けて3つ

ファクタリングの審査落ちの原因は、以下の3つに分類できます。

  • 売掛先の信用
  • 売掛債権そのもの
  • 利用者(申込側)の状況

3つの分類のうちどれが自社の課題なのかを把握すると、対処の優先順位を組み立てやすくなります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

ファクタリングの審査基準について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ファクタリング審査とは?審査基準と通過のポイントを解説

売掛先の信用

3分類の中で最も影響が大きいのが、売掛先の信用です。ファクタリングは「売掛金が支払期日に支払われるか」を前提とした取引のため、売掛先が支払い能力を持っているかが審査全体の出発点になります。

判断材料となるのは、売掛先の事業規模・業種・取引履歴・経営の安定性などです。資本金や従業員数が一定以上ある法人、上場企業や行政・自治体などは信用度が高く、ファクタリング会社も買い取りに前向きになりやすい傾向にあります。

一方で、設立から日が浅い小規模事業者、経営難の報道がある企業、個人事業主同士の取引などは、信用力が低めに評価される場面が多くなります。同じ取引先でも、過去の入金履歴が良好で取引期間が長いほど信用は積み上がるため、複数の売掛先がある場合は、もっとも信用度の高い相手の請求書を選んで申し込むのが基本です。

売掛債権そのもの

売掛債権そのものの状態も、審査の合否を分ける軸です。具体的には、額面・支払期日・債権譲渡登記の有無・債権譲渡禁止特約の有無・売掛債権が実在するかどうかが判断材料になります。

額面が極端に小さい、もしくは大きすぎてファクタリング会社の対応範囲を超えている場合は、それだけで対象外になります。支払期日が遠い場合や、すでに過ぎている不良債権の場合も、ファクタリング会社にとってのリスクが高く審査落ちの可能性が上がります。

また、架空債権や水増し請求などの実在性に疑義がある売掛債権は、確認の段階で発覚すれば即座に審査落ちとなり、悪質な場合は刑事責任にも発展します。健全に取引している事業者であれば心配のない論点ですが、書類は実態と一致していることが大前提です。

利用者(申込側)の状況

3つ目の軸が、利用者(申込側)の状況です。ファクタリングは売掛先の信用を中心に審査されるため、利用者の信用情報は融資ほど厳しくチェックされない場合が多いものの、まったく無視されるわけではありません。

具体的には、税金や社会保険料の滞納、書類の不備や不一致、過去の取引で問題があった履歴などが審査落ちにつながります。とくに2社間ファクタリングでは、利用者が売掛金を受け取って転送する仕組みのため、資金繰り悪化による使い込みリスクが見られやすい傾向です。

赤字決算そのものは審査落ちの決定打にはなりにくいものの、決算内容と申込書類の数字が乖離していたり、説明と帳簿が整合しなかったりすると審査担当者の不安要素になります。「売掛金をきちんと送金してくれる相手かどうか」という信頼性が欠かせません。

ファクタリングの審査落ちを避ける8つの対処法

ファクタリングの審査落ちを避ける対処法は、以下の8つです。

  • 信用力の高い売掛先の請求書を選ぶ
  • 支払期日が近い請求書を使う
  • 申込金額をファクタリング会社の利用可能額に合わせる
  • 必要書類を事前に揃える
  • 2社間と3社間を使い分ける
  • 個人事業主は対応範囲の広い会社を選ぶ
  • 「審査なし」を謳う業者は避ける
  • 審査基準が異なるファクタリング会社へ申し込む

それぞれ解説します。

信用力の高い売掛先の請求書を選ぶ

複数の売掛先がある場合は、もっとも信用力の高い取引先の請求書を選んで申し込むのが基本です。ファクタリング会社は売掛先の支払い能力を中心に審査するため、ここでの選定が結果を大きく左右します。

上場企業や知名度のある大手企業、自治体・行政との取引で発生した請求書は通過率が上がりやすい傾向です。同じ取引先でも、過去の入金履歴が安定していて取引期間が長い相手の方が、より高い信用度を示せます。

設立から日が浅い小規模事業者や個人事業主との取引しかない場合でも、その中で支払い実績が安定している相手を優先的に選ぶと、審査の入口で不利になりにくくなります。

支払期日が近い請求書を使う

支払期日までの残り日数が短い請求書ほど、ファクタリングの審査では通りやすい傾向があります。期日が近ければ、それまでの間に売掛先の経営状況が大きく変化するリスクが小さく、回収可能性も高いと判断されるためです。

一般的には、申込時点から支払期日まで30日〜60日程度の売掛債権が、ファクタリング会社の対応範囲に収まりやすい目安とされています。90日を超える長期の請求書は対応外とする会社も少なくありません。手元に複数の請求書がある場合は、期日の近い順に申し込みを検討するのがおすすめです。

逆に、支払期日まで日数があり過ぎる請求書を使うと、上限期間オーバーで審査落ちにつながる場合があります。請求書ごとの期日を一覧化しておくと、選定がスムーズです。

申込金額をファクタリング会社の利用可能額に合わせる

ファクタリング会社にはそれぞれ利用可能額のレンジが設定されています。下限を下回る少額や、上限を超える高額の申込みは、内容にかかわらず審査の対象外となります。

「100万円〜5,000万円」と設定している会社に対して、50万円の請求書を持ち込んでも対応してもらえません。同様に、「上限1,000万円」の会社に5,000万円の請求書を持ち込んでも、希望額に届かないため不成立に終わります。事前に各社の利用可能額を確認し、自社の請求書サイズに合った会社を選ぶことが、無駄な審査落ちを避ける近道です。

なお、10万円〜1億円の買取に対応している会社であれば、小口・中口・大口のいずれにも柔軟に対応してもらえる傾向にあります。

必要書類を事前に揃える

書類不備による審査落ちは、提出前の確認で防げる代表的な原因です。申込前に必要書類のチェックリストを作り、揃え方と中身の整合性まで確認しておくと、再申込のリスクを下げられます。

必要書類は、本人確認書類・請求書・通帳のコピー(3〜6ヶ月分)・確定申告書や決算書・売掛先との基本契約書などが一般的です。会社によって追加で求められる書類はありますが、まずは共通項目を揃えるだけでもスタートを切れます。

書類は数字の整合性が重要です。請求書の金額と通帳の入金履歴、決算書の売上高がずれていると、審査担当者は内容を確認する手間が増え、結果的に審査が長引く・通りにくくなる場合があります。

2社間と3社間を使い分ける

ファクタリングには2社間と3社間があり、それぞれ審査の通りやすさや手数料が異なります。利用者の経営状況や売掛先との関係性に応じて使い分けると、通過率を上げられます。

2社間ファクタリングは、ファクタリング会社と利用者の2社で完結する取引で、売掛先には知られずに資金化できる点が特徴です。手数料はやや高めですが、スピード重視の事業者には向いています。

3社間ファクタリングは、売掛先の承諾を得て3社で行う取引で、売掛金が利用者を経由せずファクタリング会社に直接振り込まれるため、手数料が抑えられ審査も通りやすい傾向です。

利用者の経営状況に不安要素がある場合や、税金滞納がある場合は3社間が現実的な選択肢になることもあります。スピードと売掛先への秘匿性を重視するなら2社間、手数料を抑えて通過率を上げたい場合は3社間という使い分けが目安になります。

2社間ファクタリングについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

2社間ファクタリングについてわかりやすく解説!2社間ファクタリングのメリット・デメリットや利用する際の注意点も紹介

個人事業主は対応範囲の広い会社を選ぶ

個人事業主の場合、ファクタリング会社によっては「法人のみ対応」「売掛先が法人であることが条件」など、対応範囲の制約があります。申込みの前に、個人事業主への対応可否と利用条件を確認しておく必要があります。

個人事業主向けに少額対応している会社、フリーランス特化型サービスを提供している会社、法人と同じ条件で個人事業主も受け入れている会社など、対応範囲はさまざまです。10万円程度からの少額に対応している会社であれば、月の請求サイクルが小さい個人事業主でも柔軟に審査をしてもらえる可能性があります。

ただし、売掛先が個人事業主同士の取引の場合は対応外とする会社もあるため、売掛先の属性も含めて利用条件を確認しておくと安心です。

「審査なし」を謳う業者は避ける

「審査なし」「審査ゼロ」「100%通過」などを謳う業者は、正規のファクタリング会社ではない可能性が高い状況です。ファクタリングは売掛債権の譲渡取引であり、最低限の本人確認・債権の実在確認・売掛先の信用確認は必須です。これらを完全に省略する業者は、闇金や違法業者である可能性が拭えません。

違法業者と契約してしまうと、法外な手数料や違法な取り立て、給与ファクタリングを装った貸金など、深刻なトラブルに巻き込まれるリスクがあります。正規のファクタリング会社は、最低限の審査をおこなったうえで手数料や条件を提示します。「審査なし」をうたう業者の広告を見かけても、安易に申し込まないことが事業を守るうえで重要です。

違法業者の見極め方について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ファクタリングは違法?違法なファクタリング会社と安全なファクタリング会社を見極めるポイントなどを解説

審査基準が異なるファクタリング会社へ申し込む

ファクタリング会社によって審査基準や対応範囲は異なります。1社で審査落ちしても、別の会社では通過するケースは珍しくありません。再申込先を選ぶ時は、自社の状況に合った審査基準を持つ会社を見極めることが大切です。

たとえば、2社間・3社間両方に対応していて、10万円から1億円までの広い金額レンジを扱い、個人事業主と法人どちらも対象とする会社であれば、状況に合わせた組み合わせを検討できます。

買速もそうした柔軟な対応をしているファクタリング会社のひとつで、独自審査により他社で断られた方も柔軟に対応し、最短即日30分の資金化に対応しているため、急ぎの再申込先として活用しやすい状況です。

ファクタリング会社の選び方について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

【2025年10月版】失敗しないファクタリング会社の選び方|おすすめ27社紹介

「契約前に買取可能金額を確認したい」事業者の方は、買速のオンライン査定で手数料相場と契約条件を事前に確認できます。

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ファクタリングの審査落ちを未然に防ぐためにできること

ファクタリングは申込前の準備で結果が変わります。ここでは、審査落ちを未然に防ぐために事前にできる4つのステップを解説します。

最初のステップは、売掛先の選定です。複数の取引先がある場合、もっとも信用力が高く、過去の入金履歴が安定している相手の請求書を優先的に選びます。同じ申込内容でも、売掛先が変わるだけで結果が変わるのがファクタリングの特徴です。

次に、必要書類の事前確認です。本人確認書類・請求書・通帳コピー・決算書または確定申告書などをそろえ、数字の整合性をチェックします。請求書の金額と通帳の入金履歴がずれていないか、決算書の売上高と申告内容が一致しているかなど、提出前に突き合わせておくと、審査担当者からの追加確認を減らせます。

3つ目は、申込タイミングの調整です。資金繰りに余裕がないと焦って申し込みたくなりますが、書類が揃わないまま申し込むと審査落ちの原因になります。最短即日対応の会社であれば、書類を整える1日を確保しても入金日にはほぼ影響しません。あえて半日〜1日の準備時間を取ることで、結果が変わることもあります。

最後は、複数社の事前比較です。ファクタリング会社ごとに対応範囲や審査基準は異なります。「2社間対応」「個人事業主対応」「最短即日」「10万円〜の少額対応」など、自社の状況に合った条件を満たす会社を2〜3社ピックアップしておくと、1社目で結果が出なくてもすぐに次の打ち手に動けます。

各社の審査運用方針はオンライン査定ページなどで事前確認できることが多いため、申込前にチェックしておくと安心です。

ファクタリングの審査落ちに関する注意点

ファクタリングの審査落ちには、再申込や信用情報に関していくつかの注意点があります。ここでは、知っておきたい3つのポイントを解説します。

まず、ファクタリングの審査落ちは信用情報機関に登録されません。ファクタリングは貸金業ではなく、債権譲渡取引のため、CICやJICCといった信用情報機関への照会・登録は行われないのが基本です。過去にファクタリングで審査落ちしたとしても、それが他社の融資審査や住宅ローン審査に影響することはありません。

次に、同じファクタリング会社への再申込タイミングです。一度審査に落ちた後、すぐに同じ内容で再申込をしても、結果は変わりにくい傾向です。条件を変えずに連続して申し込むと、印象面でもマイナスに働く場合があります。最低でも数週間〜1ヶ月程度の期間を空け、申込内容(売掛先・額面・必要書類)を見直したうえで再申込するのが現実的です。

3つ目は、他社申込みでの開示要否です。ファクタリングの申込み履歴は信用情報機関に共有されないため、別のファクタリング会社に申し込む時に「他社で落ちた」と自分から申告する義務はありません。ただし、聞かれた時に虚偽の回答をすると後々のトラブルにつながるため、事実を聞かれた場合は正直に答え、原因と対処をセットで伝えるのが安全です。誠実な対応の方が、結果的に通過率につながりやすい状況といえます。

ファクタリングの審査落ちに関するよくある質問

ファクタリングの審査落ちについて、事業者の方からよくいただく質問をまとめました。

Q. 一度審査に落ちると同じ会社で再申込はできませんか?

期間を空け、条件を変えれば同じファクタリング会社への再申込は可能です。一度落ちた直後にまったく同じ内容で再申込しても結果は変わりにくく、印象面でもマイナスになる場合があります。

数週間〜1ヶ月程度の期間を空け、別の売掛先の請求書を使う・書類の不備を解消する・支払期日が近い請求書に変える・申込金額を会社のレンジに合わせるなど、内容を見直したうえで再申込するのが現実的です。原因が明確な場合は、その点をピンポイントで改善してから再チャレンジしましょう。

Q. 赤字決算でもファクタリングの審査は通りますか?

赤字決算でもファクタリングの審査に通る可能性は十分にあります。ファクタリングは売掛先の信用力を中心に審査されるため、利用者本人の決算状況は融資ほど重視されないのが基本です。

ただし、2社間ファクタリングを使う場合は利用者の経営状況も判断材料に加わります。赤字幅が大きい・税金滞納がある・資金繰りが極端に悪化しているなど、売掛金の使い込みリスクが懸念される状況だと、判断が慎重になる場合があります。

Q. 税金を滞納していると審査落ちしますか?

税金や社会保険料の滞納がある場合でも、3社間ファクタリングや滞納の事情を考慮してくれる会社では通る可能性があります。一方で、2社間ファクタリングでは審査が慎重になる傾向です。

税金滞納が懸念される理由は、税務当局による売掛金の差し押さえリスクがあるためです。3社間ファクタリングは売掛先の承諾を得て売掛金が直接ファクタリング会社に支払われる仕組みのため、差し押さえリスクが下がります。また、税金滞納に対応した審査運用をしている会社もあるため、自社の状況に合った会社を選ぶことで通過の可能性を上げられます。

Q. 「審査なし」のファクタリングは利用しても大丈夫ですか?

「審査なし」を謳うファクタリング業者は、違法業者である可能性が高く、利用は避けるべきです。ファクタリングは売掛債権の譲渡取引であり、本人確認・債権の実在確認・売掛先の信用確認といった最低限の審査は必ず行われます。

これらを完全に省略する業者は、ファクタリングを装った闇金や、給与ファクタリングなど違法スキームに該当する可能性があります。法外な手数料や違法な取り立て、自社の信用毀損につながるため、注意が必要です。「審査なし」「100%通過」「ブラックOK」などの広告を見かけても、申し込まないようにしましょう。

違法業者の見極め方について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ファクタリングは違法?違法なファクタリング会社と安全なファクタリング会社を見極めるポイントなどを解説

Q. ファクタリングの審査落ちは信用情報に記録されますか?

ファクタリングの審査落ちが信用情報機関に記録されることはありません。ファクタリングは貸金業ではなく債権譲渡取引のため、CIC・JICC・KSCといった信用情報機関への照会・登録の対象外です。

そのため、過去にファクタリングで審査落ちしたとしても、その履歴が他社の融資審査や住宅ローン審査、クレジットカード審査などに影響することはありません。安心して別のファクタリング会社に再申込みできる点は、融資や借入とは異なる利点です。

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まとめ|ファクタリングの審査落ちを防いで資金繰りを安定させる

ファクタリングの審査落ちには7つの原因があり、それらは「売掛先の信用」「売掛債権そのもの」「利用者(申込側)の状況」の3つに整理できます。原因の所在がわかれば、信用力の高い売掛先の選定・書類の事前確認・2社間と3社間の使い分け・対応範囲の広い会社への申込みなど、8つの対処法で通過率を上げられます。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の取引や審査結果を保証するものではありません。実際の審査結果は各ファクタリング会社の判断によります。最新の制度や法改正については、各種公式情報をあわせてご確認ください。

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監修者プロフィール
丹下 浩一
丹下 浩一
一種証券外務員資格 内部管理責任者

三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)出身の資金調達顧問。法人営業・市場業務・経営企画・支店長・内部監査と銀行の中核業務を歴任し、退職後は事業会社で経営企画・業務統括の責任者を務める。銀行の審査側の論理と経営現場の実情の双方を知る立場から、読者が安心して判断できる信頼性の高いコンテンツづくりに携わっている。

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よくある質問

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違法性はありません。売掛債権の譲渡取引であり、貸金業法の規制を受けません。

担保や保証人は必要ですか?

不要です。売掛債権の信用力をもとに審査するため、担保や保証人は必要ありません。

赤字決算でも利用できますか?

ご利用可能です。買速は売掛先の信用力を重視するため、自社が赤字でも問題ありません。

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