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ファクタリングコラム
2024年4月23日
目次
最近では、契約から入金までの手続きがWeb上で行えるオンラインファクタリングが台頭しつつあります。
企業や事業者によっては、保有している高額債権もオンラインファクタリングで利用できるのか気になっているのではないでしょうか。
そこで今回は、オンラインファクタリングは高額債権も取り扱っているものなのか、利用する際のポイントや注意点について解説します。
本記事を読めば、オンラインファクタリングで高額債権を利用する方法について学ぶことができるはずです。
以前のファクタリングは、自社あるいは店舗に足を運び、面談や契約の手続きを行うのが一般的でした。
しかし、最近になってオンライン上での面談や手続きができるファクタリングが増えています。
オンラインファクタリングの1番のメリットは、利便性の高さです。
場所を問わず好きなタイミングで依頼や手続きを済ませられるため、企業から個人事業主の方まで、幅広く支持されています。
オンラインファクタリングを提供している会社によっては、高額債権を買い取ってくれます。
ここでいう高額債権は、1,000万円以上の売掛債権と定義させてください。
オンラインファクタリングでも高額債権が取り扱ってもらえる理由は、手続きがWeb上になっただけで買取可能金額に制限はないからです。
そのため、オンラインファクタリングで高額債権を買い取ってもらえるか不安になっている方は安心してください。
高額債権がオンラインで契約可能なのは理解したが、通常のファクタリングとどちらが適しているのかも気になるところです。
ここでは、それぞれの適したファクタリング方法を利便性やサービス提供方法によって比較していきましょう。
時間や場所に限定されずに利用したいなら、オンラインファクタリングが最適です。
オンライン上に必要書類をデータ化して送り、サービス提供会社側はAIや半自動による審査を行うので、依頼主がどのタイミングで申し込みをしても問題ありません。
ただし、審査時間についてはサービス提供会社が営業している時間内に限られてしまう点には注意が必要です。
いつでもオンラインファクタリングの申し込みはできるものの、審査自体は営業時間に実施されることを理解しておきましょう。
担当者が自社にきてもらう、あるいはファクタリング会社の店舗へ足を運ぶのが難しいなら、オンラインファクタリングを検討しましょう。
オンライン上で面談や契約が進められるため、対面する必要がありません。
対面で契約する場合、オンラインよりも時間に余裕を持たなくてはいけず、出張費や交通費が発生します。
上記を考慮すると、非対面のメリットが活きるのでオンラインファクタリングはおすすめです。
審査の通りやすさで考えると、通常のファクタリングのほうが優れている場合があります。
対面での人柄の判断や3社間ファクタリングを用いた売掛先とのやりとりなど、オンラインでは見えにくい部分の評価ができるからです。
ただし売掛先に信用力がある、あるいは継続した取引を行っているファクタリング会社があるなら、オンライン契約でも審査は通りやすいでしょう。
高額債権とはいえ、契約方式問わず融資よりも審査難易度が低いので、あまり大きな差はないといえます。
手数料を抑えたいなら、通常の契約方式でなおかつ3社間ファクタリングがおすすめです。
オンラインファクタリングも手数料は低い傾向にあるものの、3社間での契約のほうがより抑えられるでしょう。
3社間契約では売掛先がファクタリング会社と直接やりとりをするので、債権回収のリスクが低くなります。
ファクタリングの手数料の中には、債権回収ができなかった際の損失リスクが含まれています。
3社間契約で債権回収の実現性が高まれば、リスクヘッジとして手数料を吊り上げる必要がなくなるのです。
その結果、通常の3社間ファクタリングでは手数料が抑えられます。
高額債権をオンラインファクタリングする際は、以下のポイントを意識するといいでしょう。
・審査通過するには売掛先の信用力が重要
・買取可能上限額を確認する
・審査から入金までの期間を把握する
では、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
高額債権の買取はファクタリング会社にとって大きな利益になる反面、リスクにもなるため、審査は慎重にならざるを得ません。
そのため、売掛先の資本力・経営状態・依頼企業との継続した取引などから、信用力を調査します。
勘違いされがちなのが、自社の経営状態は、ファクタリングではさほど重要視されません。
ファクタリング会社にとっては、売掛債権が滞りなく支払われるかが重要だからです。
いくら自社の経営状態がよくても、高額債権を支払う売掛先が赤字経営、倒産寸前であれば審査は通りにくくなります。
高額債権のオンラインファクタリングで審査通過するには、売掛先の信用力が重要である点を覚えておきましょう。
ファクタリング会社ごとに買取可能上限額が決まっているので、自社が保有する高額債権が限度内に収まっているかを確認してください。
オンラインファクタリングだから買取可能上限額が低いということはありません。
どちらかというと、ファクタリング会社の資本力によって買取できる金額が異なると考えてください。
最近では、上限金額が制限されていないファクタリング会社も増えていますが、オンラインに対応・非対応などまばらです。
自社に好条件のファクタリング会社だとしても、買取上限額を超えてしまっていては意味がないので、必ず確認してから申し込みましょう。
審査から入金までが早いオンラインファクタリングでも、高額債権の場合は期間が遅くなる可能性があります。
理由としては、ファクタリング会社が抱えるリスクが高くなるため、回収できる可能性があるか慎重に判断するからです。
今すぐにでも資金が必要な状態であれば、いくつかの売掛債権を複数社に依頼して、ファクタリング会社のリスクを分散させるのがいいでしょう。
ただし、複数社に依頼するのは手間も増えてしまうので、高額債権を買い取って欲しい場合は、ある程度余裕を持っておきましょう。
高額債権をオンラインファクタリングする際は、以下の点に注意しましょう。
・場合によっては対面での契約になることもある
・3社間契約でのオンラインファクタリングは利用できない可能性が高い
では、それぞれの注意点について詳しく解説します。
高額債権を取り扱う以上、ファクタリング会社は審査を慎重に行うため、場合によって対面での契約になることもあります。
あくまで可能性ではあるものの、対面になる可能性を見越して、ファクタリング会社が足を運べるエリアにあるのかも確認しておいてください。
どうしても対面での契約が難しい場合には、その旨をファクタリング会社に相談してみるといいでしょう。
手数料を抑えるため、3社間契約でオンラインファクタリングを利用したい企業・事業者もいるかもしれません。
しかし、オンラインファクタリングで3社間契約を進めるのは難しく、ほとんどできないものだと考えておいたほうがいいでしょう。
高額債権だからではなく、取引の性質上3社間のオンラインファクタリングは難しいです。
もし3社間契約を検討しているなら、通常のファクタリングで行うものだと認識しておきましょう。
ここでは、オンラインファクタリングの高額債権に関してよくある質問をまとめました。
複数の債権でも1つの債権でも、金額が同じという条件なら基本的にはオンラインファクタリングは可能です。
審査に関していうなら、複数の債権で申し込んだほうが有利になりやすいでしょう。
複数の債権での依頼なら、仮に債務不履行になったとしても、他の債権から回収できる可能性があります。
ファクタリング会社にとってはリスクヘッジができるので、複数の債権で高額にしてもらうほうが安心です。
ファクタリング会社によっては、ある手続きまではオンライン上で契約は対面、という形をとっている場合があります。
もし契約から入金まで全てオンライン上で済ませたいのなら、オンライン完結と公言しているファクタリング会社を選びましょう。
今回は、オンラインファクタリングは高額債権を取り扱っているのか、利用時のポイントと注意点について解説しました。
オンラインファクタリングが利用できる会社が増えてきているため、債権上限額が問題なければ高額債権でも利用できる点を理解してもらえたはずです。
ぜひ、高額債権をファクタリングしたい企業・事業者は、本記事を参考にして資金調達を成功させてみてください。
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